3-13.添乗員として決してやってはいけない!「3ミス4悪」
人間は生きている間
大きくて小さなミスをします。
人間だからです。
それは、見方によっては
人間らしさとも言えますが、
サービス業、
観光業界、
添乗業界では許せないミスと行為があります。
いわゆる、3ミス4悪といいましょう。(これは研修の時教えてもらった内容です)
まず、添乗員として絶対やってはいけない最大ミス3つを挙げでみたいです。
何があるでしょうか。
<添乗員3大ミス>
第3位 「道」のミス
そのとりです。
添乗員が全ての道を知るわけではありません。
常に勉強が必要理由です。
バスや列車からてからある施設(レストランや観光施設など目的地までのルート、経路を確かめておかないと戻せない結果となります。
特に〇〇滝、湖などナビゲーションでも出ないルートがあります。
下見が出来なかったら前の添乗員が書いた日報を参考、
それも出来なかったら、現地施設関連のところを探して把握しておきます。
お客様の前で道を迷うのは
貴重な時間を無駄にする、
結果的にはツアーに迷惑をかけ、
失敗ツアーになります。
自分自身も添乗の時一番力を入れている部分です。
第2位 「時間」のミス
致命的なミスです。
道は正しく直せば何とか対応できます。
しかし、一度経った時間は戻せません。
時間ミスでも早い場合は調節できるかもしれませんが、
勘違いして遅くなった場合、
実際の例ですが、
何回も行って慣れすぎたツアーがあります。
ツアー中では日本でも結構有名な〇〇美術館観賞が含まれていました。
いつも同じ時間で入場したのである添乗員は指示書の時間を確かめてなかったですが、
季節の変更によって時間が変わりました。
結局、変わった時間に間に合わなくてツアーを失敗したのはもちろん、
数十万円チケット代の損失を受けました。
以外にも決まった電車や新幹線、路線バス、船なに間に合わなくなったことや観光地や見学地の営業終了など
ただの確認ミスがとんでもない結果になります。
時間確認の作業は基本の基本と言われます。
第1位 「名前」ミス
こちらも想像したくないミスですね。
お客様のお名前を間違えて読んだり、書いたりするのは
とても失礼な事です。
さらに、間違えて認識しそれによって恐ろしい結果になります。
お名前ミスのよって座席やお部屋の間違えが起こります。
立場変えてこんなことをやられたら
僕も当然不愉快です。
確率的に低いかもですが、
最悪の場合
該当のお客様が持病や特定アレルギーを持ち、
食事などで間違えたら
ただのツアー失敗や失礼じゃなくて
命の問題に至ります。
恐ろしいです。
お名前、しっかりチェックを…
さあ、今度は添乗員として絶対やってはいけない
「4大悪」を挙げてみましょう。
<添乗員4大悪>
第4位 「時刻、寝坊」
との業界でも同じですが、
社会人として基本です。
特にお客様を第一線で任される添乗員が
こんな基本を守らないと
失格です。
アウトです。
朝始発電車や集合場所辺りでの前泊など
普通より早い時間に起きる事が多い添乗員は
寝坊防止対策として「目覚ましコール」制度を実施する旅行会社が多いです。
第3位 「お客様を忘れて出発」
添乗員1人で多い時は50人近い人数を引率し、
混雑な観光地へ行くと
徹底な人数管理が必要です。
時間に追われて慌てて数え間違いまま出発、
特にバックできない高速道路のSAやPAで数え間違いし、
お客様を忘れて出発、
観光地へ残して行くなど
たまには起こる
やってはいけない事です。
「あの、添乗員何で何回も人数を数える?」
いつも2回以上
ダブルチェックする理由です。
第2位 「貴重品紛失」
添乗員のカバンはツアーそのものが入っています。
ツアー大金からクーポン、団体切符から宿泊券、入場券
そして、個人情報が書いてある各種名簿など。
添乗員の徹底な管理が必要です。
名簿や指示書はの場合は打ち合わせの段階でコピーし
カバンを分けて管理します。
特に、海外ツアーの場合すりなど窃盗行為、
特に、ホテルや観光地周辺でうろうろして
添乗員やガイドを狙った犯罪が多いです。
お金はもちろんパスポートなどが狙われますので
緊張して管理します。
僕は有料道路の領収書を忘れて個人弁償した
苦い(T.T)経験があります。
※スネークプット
紛失まではないけど、終了後バスドライバーから旅行会社のETCカードを返却してもらうのを忘れる事も要注意!
第1位 「入金ミス」
前回「添乗員の作業ー清算」でも述べましたが
どんなに優れた添乗員も清算ミスをしたら
認められません。
旅行代金の清算は
添乗サービス仕事と同じく大事です。
添乗員自分も旅行会社も
結局は
サービスを提供してその代価として利潤を残し
お金を稼ぐため成り立っています。
そのお金の計算がきちんとできないと
困るには決まっています。
実際に本気とは違って
僕たち添乗員がついやりやすいミスです。
その理由は現場でバタバタし
おつりや細かいお金が足りない時、
個人のお金で代替します。
その時、ちゃんと立て替えしておかないと
個人と会社のお金が混ざってしまい
清算が合わないケースが多いです。
防止対策として旅行会社では
必ず、個人と会社の財布(お金)を分ける事を
強調しています。
以上添乗員としてやってはいけない致命的な「3大ミス、4大悪」に関して
記述してみました。
考えてみるとどんな業界にも適用される
基本な事かもしれませんが、
サービス業、
特に会社ではなくツアー中としては
恐ろしい結果にもなり
自分自身はもちろん、所属会社のイメージまで
悪影響を与える事になるので
僕たちは
一人一人、
責任感と使命感を持って
任じています。
<終>
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