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就職旅♯6.神様の地
2010年3月31日~4月5日間、就職をお祝いする為に「青春18」1枚で出た一人旅の記録。
0日目:東京「23:10発、大垣行夜行列車ムーンライト」→
1日目:ムーンライト→5:45大垣到着→米原→西明石→姫路→相生→宮島口(厳島神社)→広島市内(ネット喫茶店泊)
2日目:原爆ドーム→平和記念公園→広島城→三原→倉敷(美観地区)→岡山(ビジネスホテル泊)
3日目:岡山(後楽園)→和気→相生→姫路(姫路城)→大阪→鶴橋→青山町→中川→松阪→伊勢市(ビジネスホテル泊)
4日目:✅伊勢神宮→名古屋→米原(琵琶湖)→名古屋(ネットカフェ伯)
2010年3月4日日曜日
伊勢で迎える旅4日目。
日差しが穏やかな春の朝
昨夜、急に襲ってきた疲れと共に
暴落する株の様に下がったテンションは
まるで嘘の様に反騰
足取りは悩まず、伊勢神宮に向かう。
この惑星ではとてもとても
スペシャルなホットスポット
魂、
心の故郷。
源泉、
元、
だという恩師からのお勧めで
行くことにした。
正直、
この惑星上陸して5年目を向かう自分としては
その意味を100%理解あるいは納得するのは
無理に決まっている。
実際に行ってみるしかなかった。
外宮
そして、内宮
およそ1時間余り
敬虔な心で巡礼。
何だかはっきりとは言えないけど、
何となくこの地を囲んでいる
特別な雰囲気に圧倒されたというと
ただの、気のせいか
それともこれも一種の偏見か
一周した後はまるで洗礼を受けたような気分
全然違うかもしれないけど、
ちょうど1年前訪れた
イスタンブールのアヤソフィア聖堂を思い出した。
背景も場所も全く別だと思われるかもしれないが、
何か繋がっている様に感じたのは僕だけかも。
ある日電車に張っていた宣伝
「宮島×モンサンミッシェル」を思い出したらどうか。
もっともっと僕の宗教はカトリックだけど、
人類にとって普遍的な全ての宗教(変(?)な宗教除いて)で
いわゆる神様と言われる存在は
国、地域、時代によって
その形、様子、背景やストーリーが異なるだけで
ある程度の差があるだけ
根本はほぼ同じではないかと
個人的には考えている。
もう古い映画「Stigmata]には
1945年ハマダで発見された古代福音書の記録(バチカン非公印)を
紹介している。
「天国は木や石で作られたところではなく心の中にある。
木を割ってもあそこに鷲がいる、
石を持ち上げてみても鷲がいるのである。
誰でもその意味を悟ると永生に入る。」
……
神様はどこにも存在する。
神様は自分の心にも存在している。
いろんな思いで、
いろんな想念と考察
たとえ哲学者ではない
平凡な僕だが、
伊勢神宮で
小さいけどとても大事な
時間を過ごす。
<続く>