50.　福岡家片付け出張２．曇った日、寂しい一人作業

2022年4月18日 13:45

3月30日…出張1日目、時々雨の曇った日
福岡の作業マンションに着いて郵便ボックスから鍵を出す。

長い間放置される通常のケースとは違って
今度は依頼されたお客様は今朝帰国のばかり…
部屋中はどんな様子かしら…

空き家にはじめて入るのはワクワク（？）とドキドキが交差する
エレベーターで11階へ

！！！
あそこね…
玄関前から出ている物…
洗濯乾燥機をみたらそんな簡単ではないという予感が…

鍵を開けてドアを開けたら目に入る狭い通路
（※個人のプライバシー保護の為、片付け前の細かい写真は掲載いたしません^^;）

ぱっと見て狭そうな部屋の様子で安心したが…中に入ったら(＠_＠;)
視野で隠れたキッチンの空間が見えた。
荷物は散々…

病気の状態が重たくなってと言われたとおり、何だか急いで出たということが明らに感じられる歩きにくい様子だった。

シンク台の棚からは食器や食材いっぱい
さらに2箇所の押入れからも布団類や荷物いっぱい…
更にロフトにもスプリング付きの重たくて太いマットや布団いっぱい

一人暮らしの6畳程度のお部屋の面積に割と物が…普通に捨てられない粗大ごみ不用品が言われたより多い

ただ、愛する娘を留学させた親方から送られたと見られる食品とかが多くて
お空へ行く直前まで息子に送る食品を大きい箱半分程度集めて置いた自分のお父さんを思い出す。

やはり子供に対する親の愛は無限…

うん？
偶然ベランダの様子が何とか黒い
普通の光景ではない。
いやな予感がする…

開けたら…(ー_ー)!!
うわぁ…！
唖然してして
自分も知らないうちに小さな悲鳴が！

外の綺麗な風景が見えるはずのあそこは
ダンボールの山
しかも一年以上放置されたかボロボロ腐ってカビ、ほこりだらけ…

ああ…油断してしまったなあ。
ーー；

しばらくぼっとしたままで
やっと
脱出しようとするメンタルを握って
現実把握へ…ーー；

家の片付けは入居者の使い方によって
すぐ作業できるケースと出来ないケースがある。
今回は出来ないケース。
まず、円滑な作業が出来るような最小限のスペースあ通路確保しなくちゃ。

ひどい場合はこの作業で一日かかることもある。
一応、片付け前の写真を取り、お客様（こちらにいお住まいになった娘さんのお母様）へ伝える。

良くない状況を娘の代わりに何度も謝るお母様、
お母様、大丈夫です。
こう言ってもこれが自分の仕事だから、今回は心配なくお任せください。

目に見えるゴミを分別しながら指定ゴミ袋に入れる。
そして、今回東京へ送る粗大ごみになる家電や生活用品、現地で処理する物をある程度把握して必要な箱を買いに郵便局へ
幸いに150メートルで小さい郵便局があった。
余っても困るのでまずは特大サイズ５箱購入

後は駅前にあった100円ショップでプチプチ包装材を購入して戻る

お昼がすぎたのでコンビニでお弁当で簡単に済ませて一人作業へ
一応作業が出来る環境がある程度整えてほっとする
4月4日（月）午後5時最終立会なのある程度時間的余裕はあると思うけれど、
現地での不用品の処理など、油断は禁物

週末は郵便局もリサイクル業者さんも動かないだろうで、なるべく明後日までの2.5日である程度作業を済ませて
週末は春のお出かけでもすればベスト！

幸いにお客様ご自身でソウルへ送ってもらう荷物は1箱でまとめた状態
かなり重たくて20kg制限の船便はギリギリかも
そして、こう言ってもお部屋を片付けると、
漏れた貴重品が必ず出る。

今度も娘さんのアクセサリや大事に扱ったそうなイエス・キリストの木製十字架象などが追加でソウル行箱に入る。

分別したゴミ中今日出せる物はマンションのゴミ置き場へ出す。

まだ使える物や東京で処理する家電は壊れない様に丁寧にクッション包装材に巻いて
箱に包装する。

外に置いてあった洗濯乾燥機など大きいサイズの物は幸いにベランダの箱の山から専用箱を発見。
一部腐って曲がってカビで大分調子良くないけれど、
お願いだから、何とか東京までだけ我慢してくれという切迫な気持ちでなるべく綺麗に、丈夫に作り直す。

今度は恐ろしい（？）ベランダへ移動
素肌の手で触るとすぐカビが体に移る怖い様子なのでビニル手袋で一枚ずつ畳んで重ねる

ダンボール以外にお弁当の容器やペットボトルも散々
分別して片付ける

まとまったダンボールを紐でしばったらある程度普通（？）のベランダに戻った。

シンク台とお風呂の流れもゴミで詰まったか
普通に流れなく半分詰まった感じ

ああ、疲れた
朝早起きして東京から福岡へ来て
着いてから休憩なして半日作業して
もう一日が終わり

退勤時間帯の夕方の道、
皆お疲れ様！
まだリサイクル業者さん手配も見積もりもやってないけれど、
今日はここまでにしよう
一人で十分やったじゃん…
足の調子も良くないからさ、
まだまだ今度の出張は長いぞ
自分の体は自分でご自愛！

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