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【MoonWay】-仮想通貨を懸賞にした、雀魂麻雀大会(個人主催)のレポート記事
仮想通貨MoonWayを懸賞に、01/24(月曜日)~01/29(土曜日)まで行った麻雀大会のレポートです。個人の企画で、イベント告知から大会開始・終了までどれだけの人が来たか……どんな感じだったかなど、今後の企画を考えている人を対象にアドバイスを含めた記事です。ご参考になれば幸いです。
1.結論から(数値面)
01/24~01/29までの6日間
トータル対局回数:61回
トータル 参加者:29人 ※1
定期参加者:11人
準決・決勝参加者: 7人※2
賞金申請者: 6人
※1 不定期、一見、条件未達の参加者を含む
※2 最終的に8名来たが、うち1人遅刻によりルールで辞退扱い
2.企画時の懸念、解決
当初の企画は1/29の1日の間でやる予定でした。しかし、著名人の参加もない一個人の企画なので、そもそも参加してくれるかどうかが不安でした。特に、一番こまるのが参加できない・ドタキャンといったことや、進行がうまくいかないといった大会のグダグダや意欲低下のトラブルです。
当初の企画(ざっくり)
・1/29 21:00~23:00の間の2時間のみ(予選や準決勝、決勝含む)
・4人東風戦で参加者次第で調整
・1位~4位の賞金用意(仮想通貨)
懸念
・参加者の当日キャンセル、トーナメント中に途中辞退の可能性
・予選から決勝までの進行対応、さらにアナウンスもあり
やることが実際に多い
・1人でやるため、当日だけだと事故率が高いのでは?
その懸念が頭にあり、最終的には告知宣伝を含む中長期の大会の企画に切り替えました。偶然にも、個人で開いたものにしては成功したんじゃないかと思っています。
最終的な企画(スケジュールてきなもの)
・1/19~1/29の11日間の企画に変更
・1/19~1/24は開催前の告知宣伝期間
・1/24~1/28は参加者確保のための予選期間+宣伝期間
・1/29は予選選抜者を対象とした準決勝・決勝日
切り替えたことでメリット発生したこと
・急がず慌てず、スムーズに大会の進行に集中出来た。
・告知宣伝、アナウンスが沢山できた。
3.大会開催前の準備と告知期間
そもそも仮想通貨を懸賞にした大会なので、「どうすれば受け取れるのか?」を理解がないと話になりません。他所の記事を使うのもいいですが、自分が作って用意することで、「本気だぞ、やる気あるんだぞ」「仮想通貨はそこまで難しくないよ」というやる気度アピールをしました。
※↑実際の記事4つをまとめたマガジンを用意。
さらに、告知のバナー用意し、twitterでハッシュタグを使った宣伝を毎日数回、定期的な告知で集客とリピーターを増やす努力しました。荒らしと思われての非難の心配もありましたが、「誰かを非難や批評、こき下ろしをする荒らし」の存在がいるので、「余計な心配だ」と割り切りました。
twitterタイムライン-広告宣伝活動してた時の様子 → リンク
雀魂の企画で宣伝しているほかのユーザーのバナーを参考に作ったり、またtwitterでは文字数制限があるので、画像でルール説明を作ったりと、とりあえず良いと思ったものを採用し、継続的に告知活動しました。
こういった告知、宣伝を予選期間含めて10日間継続に行いました。いろんな方々からのRTや、いいねをもらえたり、麻雀好きの人も参加してくれたりとモチベーション向上の効果も生まれました。
4.予選期間中のトラブルとルール変更
告知と宣伝活動はバッチリ…とはいえ、予選で4人東風を採用したのを災いに、また雀魂の大会のシステムを完全に把握してなかったことなど、開始早々「人数不足で対局できない」といったトラブルが発生しました。
予選期間中-当初-
・4人東風戦
・自動マッチング
・連続4戦最高合計精算点
・4回以上対局した人を選抜対象
実際起きた問題
・そもそも小さなイベント、1個人の企画なのに、
必ず4人がいる状態なんて、ほぼ不可能。
※賞金が大きかったら、人数不足は解消したかもしれない(5万円など)
雀魂は大会で自動マッチングという機能を使えば、準備完了出来てる人順にランダムで抽選し、自動で対局を組んでくれます。しかし、「CPU込での自動マッチングは出来ない」ということを知らなかったため、1日目に人数不足で待機状態にされ、諦めて抜けるといった様子が確認取れました。
1/24~1/28は様子見や予選者確保のためのものなので、参加してくる人が必ず遊べる状態にしよう、ということで、企画者権限で臨機応変にルール変更を変えました。
予選期間のルール変更(最終)
・3人東風戦
・自動マッチング
・人数調整役で企画者とCPU参加
※受賞権限、トーナメント進出権なし
ある時間帯で参加者が1人しか来なくても、企画者の私とCPUの3人でできます。その人の成績を上げる、ボーナスタイムを用意することで「誰でも予選選抜、準決勝進出、賞金受賞のチャンス」を与えるよう配慮しました。
また、いつからそういうことをするのか?といった明確なボーナスタイムの時間帯を用意し、事前にアナウンスをし、その時間の約束を守って参加することで信頼のアピールにつなげました。
最終的には、予選期間2日目以降から定期的な参加者が増え、仮想通貨のmoonwayホルダーとは関係ない、麻雀好きの人が参加まで至りました。
5.準決、決勝のトーナメント形式(変更)
当初は予選期間で条件達成した成績上位16人を対象としたトーナメントを企画していました。
準決勝、決勝の方式について(当初)
準決勝について
・4人南風、赤ドラ3枚
・予選で条件達成した成績上位16人を選抜者。
・16人を4テーブルに分けて準決勝戦、トップが決勝進出。
決勝戦について
・4人南風、赤ドラ0枚
・準決勝勝ち抜き4人で戦い、順位決め
しかし、人数不足のトラブルを遭遇し「16人確保は無理なんじゃないか?」と現実を理解したため、「予選の参加人数に合わせてトーナメント形式変更、決まり次第アナウンス」「8名以上なら8名までを対象」と、アナウンスを重視、アナウンス実行の約束することを明言し、ルール変更しました。
最終的には条件達成者が11名になり、16人の確保は出来なかったため、自身の見積もりの甘さ、現実を理解し反省点にもなりました。ただ運良かったのは「5日の予選期間のなかで対処、対応できた」ことであり、もしこれが1日だけの企画だったらとてもお粗末なものになっていたでしょう。
6.点呼確認、最終点呼確認
上位8名確保、リザーブいれて3人と11人参加が分かっても、実際に29日の準決勝、決勝当日に来てくれるかどうか、とても不安でした。そのため、「点呼確認」「最終点呼確認」のシステムを用意しました。
点呼での不在、辞退についても明確に表記し、さらに何度もアナウンスをすることで参加者の「忘れ防止」を促しました。最終的に約束のお時間に集まったのは7名になりました。
また賞金受け取りのフォーム申請についても、事前に明記とアナウンスをしていましたが、忘れている人がいるかもしれないと、何度もアナウンスしました。そのおかげで予選終了前後で4人ほどフォーム申請が来ました。
途中から遅刻で来た人もいて実際に選抜者8人は集まったのですが、点呼に間に合わなかったため、事前にアナウンス、公約通りにその方を辞退扱いさせていただきました。約束守らなかった人を甘くするのはご法度なので、普段人にやさしく甘やかす私も、断腸の思いで厳しくしました。
29日のフォーム締め切り、準決勝・決勝の点呼
~20:00:フォーム締め切り
~21:00:会場で点呼確認
~21:00:最終点呼確認※雀魂のチャットで声かけ
そして最終点呼確認は雀魂のチャット欄にて声かけをし、さらに確認とれるための準備完了のお願い、そして参加者の手洗いや準備を考えた、対局開始時間についてもお伝えしました。
最終点呼確認ついて
・雀魂のチャットで声かけ、コメントしてくださいと伝える
・すぐに対局できるよう準備完了の状態にしてくださいと伝える
・何時から順次開始、始める時に合図をかけますと伝える
私自身から寄り合い、特定の人に声かけたり、進行を明言することで「この人はちゃんと確認してくれる人なんだな」というアピール、配慮を行いました。
そして見事、7人のなかで仮想通貨をめぐる戦いを無事開始することができ、決勝戦までスムーズに行うことができました。
7.送金の事故防止(仮想通貨のみ限定)
準決勝で勝ち抜き、見事賞金の受け取り対象になった4人を確保できました。しかし仮想通貨で、受け取りの口座データの間違いの送金ミス、着金できていないというトラブルは往々にして起きております。
「せっかく参加したのに、申請したのにもらえなかった!」とこれまでの信頼を壊すようなトラブルは避けたいため、受け取り希望でフォーム申請してくれた方を限定に、私個人負担で最小限の通貨で着金確認をしました。
1人あたり50円ほどの手数料が掛かりましたが、必要経費と割り切り、決勝まで参加してくれた人たちへの感謝を込めて行いました。コメントで「着金、確認しました」という返事をいただき、安全性と確実性を確保できました。
仮想通貨の送金着金対策
・相手のウォレット番号が分かったら、着金できるかどうか確認
・ガス料金、送金手数料は自分持ち ※1
※1 ブロックチェーン技術によって送金手数料が変わる。
8.まとめ、学んだこと
唐突にまとめになってしまいますが、最後まで無事達成できて思ったことを3つにまとめました。
1:色々準備しても、個人企画で8人の確保ですら大変。※1
2:アナウンスと声かけはしつこく何度も行おう。※2
3:参加してくれた人が暇になるようなことは絶対にしない。※3
※1 著名人の参加や賞金金額が大きければ
人数確保も簡単になると思いますが「約束通り来てくれる」かは別
※2 とくにルール・仕様変更はアナウンスをすぐに行うこと。
また締め切りや最終参加確認の点呼的なものは、
参加者の忘れ防止のために何回も行うこと
※3 退屈させる=参加に来てくれた人に御もてなしをしてない と同義
9.終わり
以上になります。今回は1人で頑張った運営なので、仲間がいて一緒にやればもっとうまく行けたのかもしれません。雀魂の懸賞つきのイベント企画をする際、是非こういったことあるので気を付けてね、という予防知識に、参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。