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【全文無料】2024年4-7月期【青緑レクスターズ】注目カード10選
どうも、sobo です。
【青緑レクスターズ】を競技環境で回すようになって、1年が経ちました。今年度も2回ベスト8に入賞することができ、まだまだ構築もプレイも突き詰めていけるな、と手ごたえを感じています。
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今回は王道編の4-7月の環境の中で、【青緑レクスターズ】目線で注目していたカードを紹介します。
4-7月期のオリジナル環境では Tier 1に【赤青マジック】【黒緑アビス】が君臨し、Tier 2以下に【水闇COMPLEX】【ラッカゴスペル】【マトリクスループ】【巨大天門】【アナカラーマトリクス】【闇単アビス】【5c蒼龍】などが群雄割拠していました。
ここら辺については、『ガチまとめ』でのあーくんさんの記事が詳しいので、そちらをご参照ください。
【2024年6月環境】オリジナル最強デッキランキング【Tierランキング】 | デュエルマスターズ – 過去の環境 | ガチまとめ (gachi-matome.com)
この記事では、この荒波の中で試したり、変えたりした銀の弾丸たちをご紹介。さらに7月からは『ファンタジーBEST』で魔改造された種族らが加わる他、なんと【青緑レクスターズ】目線でも採用候補に入るカードも登場するため、それらも先駆けて紹介できればと思います。
*構築や採用カードについての解説は、こちらを、立ち回りについては、こちらをご参照ください。
新規カード
『蒼神龍アナザー・ワールド』
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仮想敵:【黒緑アビス】【黒単アビス】【アナカラージャオウガ】【アナカラーハンデス】
評価:神の龍です。
【青緑レクスターズ】はビートダウンデッキなので、複数枚ハンデスを喰らった際に打点形成しつつ、手札回復ができるカードが欲しいなぁ、とずっと思っていました。願わくば、さらに『CRYMAXジャオウガ』を受けられるとベスト。
『斬隠蒼頭龍 バイケン』と『貝獣 パウアー』がハンデス対策の枠を争ってきたのも、まさにそれが理由で、両者は一長一短でした。
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なので、このカードが公開された時は最初コラかな?と自分の目を疑いました。先ほど触れた全ての要素を満たしています。確定サーチができるデッキのこいつは、本当に強い。
相手の手札を回復してしまうデメリットこそありますが、そもそもこのデッキはビートダウンデッキ。ハンデスを喰らった際に相手の手札が4枚以上あることはざらにあります。文句なしの1枚です。
『ダイヤモンド・カミタイオ』
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予想外でした。
仮想敵の対策札というよりも、汎用的な強化パーツ、攻め手の1つとして検討できる1枚です。自然文明の進化獣ということで、デッキバランスを崩さずに採用できるのが NICE。(初手の自然率、並びに『ヘルコプ太の心絵』のヒット率に寄与)
マナ回収効果も、銀の弾丸が多いデッキではありがたいです。泣く泣くマナに埋めた『龍装者 バルチュリス』を拾えるというだけでも強い。
このデッキは『珊瑚妖精 キユリ』『ジャスミンの地版』などを採用しているため、軽減の条件も満たしやすいです。使う場合は『同期の妖精』『清浄のカルマ インカ』あたりと合わせて投入するのが良いでしょう。
『完璧妖精サエポヨX』
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こちらも仮想敵はおりません。『ダイヤモンド・カミタイオ』と合わせて、スノーフェアリー軸の構築にする場合に検討できる1枚です。
スノーフェアリー特化軸の構築のメリットは
・『妖精の裏技 ラララ・ライフ』による3ターン目からの攻撃の安定化
・『同期の妖精』による耐性付与
・『キユリ <ワル.Star>』の採用
等が挙げられます。一方で、採用できる銀の弾丸自体は減るため、対応力は少し下がります。
そんな中でこの1枚は、強いかどうかはおいておいて「面白そう」と感じました。マナに置いた『ニンジャ・ストライク』持ちで奇襲を仕掛けたり、『5000VT』をマナから出したり、『同期の妖精』をひねって、そのまま出したり。やってみたいですね。
『カクラリコ』
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仮想敵:『赤青マジック』『巨大天門』『黒緑アビス』
主に進化元のクリーチャー兼メタカードとして、『ボン・キゴマイム』や『異端流し オニカマス』と競合する枠になります。
『オニカマス』との主な違いとしては、
『カクラリコ』
・自分のターンにも踏み倒しをとがめられる(よって天門に対して少し強い)
・デッキバウンスである
『オニカマス』
・除去耐性があるため咎められにくい
・故にアタッカーとしても優秀
といったところ。
ただ、もし天門に対して強く出るためにこのカードを搭載するのであれば、初手に絡みやすいように複数枚積み、さらに『バイケン』とのセットを採用したくなるのも事実。なので、CS優勝していた【青単カクラリコ】のような構築の方が利にかなっているんじゃないかなぁ、と感じました。
青単カクラリコ 田園補完計画 第十七次中間報告書 (fc2.com)
『哀樹神官 グリッファ』
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仮想敵:【黒緑アビス】【黒単アビス】【COMPLEX】
出たときのプリン効果(アタック・ブロックを止める能力)とジャストダイバー、ハイパーモード時のトリプル・ブレイカーと、なかなか優秀な1枚。【青緑レクスターズ】においては、『リーフ.Star』で攻撃した次のターンに出してその次のターンのリーサルの構えをとるのが基本的な動きになります。
【黒緑アビス】に対して2体止めつつ手札破壊されてもマナから進化獣を投げつけたり、【COMPLEX】系デッキの守りと攻めを同時に無力化できるのは大きな魅力。
半面、ジャストダイバーや踏み倒し効果を活かさないと、『オクトーパ <カーネル.Star<』とやっていることが変わらない(何なら侵略・進化の有無で下位互換になりかねない)点は注意が必要です。
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既存カード
『裏斬隠 フォクシット』
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仮想敵:【黒緑アビス】【黒単アビス】雑にブロッカーを持ったクリーチャーが増えてきたため、本格的に採用が検討できる1枚。その性能は攻防一体で、複数体ブロッカーがいるときの押し込み、除去耐性を過信してブロックしてきた『アビスベル=ジャシン帝』の破壊、『邪魂龍 ジャビビルブラッド』のような攻撃に関与するシステムクリーチャーの排除、などと多岐に渡ります。
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除去耐性使わせつつ、『フォクシット』サーチ、やりたい。
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難点は火文明単色というところ。自然文明を削りたくない都合上、『異端流し オニカマス』などの水文明の足場を削るか、『光牙忍 ハヤブサマル』あたりと差し替えるか。どっちにせよ、トレードオフが生じます。
使用にあたっては、注意点が2つあります。
まず、このクリーチャーは『ニンジャ・ストライク 4』なので『珊瑚妖精 キユリ』ルートで最速で動いたターンは使えません。
また、ブロックされた後のタイミングにニンジャ・ストライクでこのクリーチャーを召喚し、ブロックしたブロッカーを除去しても、攻撃は止まったまま、というところも覚えておきましょう。***
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相手のクリーチャーがブロックしたときに、「ニンジャ・ストライク」で《裏斬隠 ハットリトリ》を召喚しました。「バトルゾーンに出た時」の能力で、相手がそのブロックしたクリーチャーを破壊した場合、どうなりますか? | デュエル・マスターズ (takaratomy.co.jp)
『超奇天烈 ガチダイオー』
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仮想敵:【黒緑アビス】【黒単アビス】【巨大天門】
盤面にクリーチャーを複数体並べられたり、除去耐性を持つ強力クリーチャーを出されたり、『同期の妖精』を出されたり****しても、置換3面バウンスですべてを吹き飛ばすことができる、必殺の1枚です。
『5000VT』や『アナザー・ワールド』からも侵略できることは忘れずに。
『空間型無限収納ストラトバッグ』
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仮想敵:【赤青マジック】【革命チェンジ】***【マーシャル・ループ】【緊急再誕チェインコンボ】
なんだかんだ言って強いメタカード。【グラスパー】を除いた殆どのループやチェインコンボにぶっ刺さります。革命チェンジも不発にできたり*****、『DARK MATERIAL COMPLEX』の下敷きからクリーチャーが出てこなくなったり、と相手の意識の外から蓋をすることができます。
【マトリクスループ】など、現環境ではカード指定除去を積まないデッキをこの1枚で詰ませられるのは他のメタカードにはできません。
現環境でも搭載していましたが、新弾で【マーシャル・クイーン】系のデッキに強化が入りそうなので、引き続き投入することになりそうです。
『清浄のカルマ インカ』
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仮想敵:【白単カウンター】【黒緑アビス】【黒単アビス】【ドリームメイト】
1つ前の環境では、『アプル』や『デスマッチ』系統が採用されている枠でした。前者は【アカシック3】や【青黒魔導具】の環境落ち、後者は【黒緑アビス】への『ヤバーダンロウ』の投入により刺さりが微妙になったので、より幅広い対面が見られる『インカ』に白羽の矢が立ちました。
下面の墓地メタもチャージャーで増えるマナを考慮すれば、実質2コストで使えるので、比較的使い勝手が良いです。
新弾の種族らは、メクレイドをはじめ、手札以外からの領域からの踏み倒しをしそうなので、そこへの刺さりにも期待したいところです。
『ベイB セガーレ』
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仮想敵:【白単カウンター】【巨大天門】【赤青マジック】等等
時間稼ぎをこなすメタカード。シールド・トリガーで出てくる巨大なクリーチャーも封殺できるのが魅力です。1マナなので、くっつきもよし。5マナあるときに進化獣とメタを同一ターンに出せる、というのは無視できないメリットです。自然単色というのも、デッキの色バランスを崩しにくく、悪くありません。
その反面、このデッキの場合、打点にも進化元にならない=単なる置物である、というデメリットは非常に大きいので、その点は忘れないように。要は、クリーチャー除去に引っかかる『ストラトバッグ』ってことなので。
まとめ
銀の弾丸を大会ごとに換装して、試していくのが、このデッキの醍醐味の一つ。環境が動くたびに、悲鳴を上げながら、色んなカードを試しています。
他にもよい候補カードなどがございましたら、コメント欄などで教えていただけますと幸いです!