四谷怪談 お菊さん お岩さん お露さん
仕事で、作業量を集計する度に…
なぜか、番町皿屋敷の、お菊さんの幽霊が、お皿を数える場面を、思い出します…
子どもの頃、見聞きした以来…
怪談から遠ざり、話しの詳細が思い出せない…
何度も何度も気になるも…
検索できずにいました💦
今朝、ようやく見れました
お菊さん 竹書房怪談文庫 様HPより
あらすじを拝見して…
筆舌しがたく、酷過ぎる…
私は、これ以上書けません
お岩さん 竹書房怪談文庫 様HPより
疱瘡により、顔が爛れれば、多感な10代の女の子には、とても辛い状況に思います。
心身医学を知った現在、感じるのは…
家庭に何か問題があったり、お岩さん自身に、何か悩みや問題を抱えていたのでは?
父親の死後、お岩さんの顔の事情を隠して、縁談を組む話し…
何とも言えない、気持ちになります…
事後承諾で、仕方なく納得させられた縁談相手の婿養子
気持ちは次第に離れていき、別の女に気持ちが移ります…
離婚する為に「飲む(打つ)買う」家庭内暴力=DV男に豹変?
顔の事情は、騙されたとしても…
別れたいなら、土下座でも、何でもして、頼むことでは?
やり方や手段が、卑怯で汚く、陰湿過ぎる…
元々、ろくでもない男だったのでは?
離婚を受け入れると、お岩さんが生家(実家)を出ていくことに…
この件から、跡目(相続)が出来なくなり、法律上、土地と家屋も奪れた?
DV男は別の女と結ばれ、子どもが生まれますが…
こんな男が、新しい配偶者や、子どもを大切に出来るのでしょうが?
あらすじを読む限り、お岩さんに、寄り添う人も、慰める人も出てこないのが、悲しいです…
ろくでもない男ばかりしか出てこない…
お岩さんに「離婚したDV男の、その後の様子」を伝えた人は、何の為に伝えたのでしょうか?
これだけ酷い目に遭い続けている、彼女を、これ以上、追い詰めるなんて…
何度も何度も、傷ついて、裏切られ、利用され、捨てられて…
この物語、加害者目線や視点が多い気がします…
お露さん 竹書房怪談文庫 様HPより
序盤で、お露さんと女中さんが亡くなるのが、なんだか不自然に思います
もしも、お露さん自身が、本当に恋焦がれていたならば…
親でも友人でも伝手を頼り、会いに行く手段や方法がある気がします
飛脚に頼み、手紙を出すとか…
恋仲になったのは、嘘なのでは?
江戸時代は、スマホも婚活アプリもありません
人との出会いは限られている中で…
恋仲になった相手を、内気という理由で、会いに行かないのは、凄〜く不自然に感じます
仕事・病気・介護が理由なら、まだ納得できますが
お露さんや、女中さんに、酷いことをして、お二人が自殺未遂をしたのでは?
本当に内気なら、現世で死んだとしても…
幽霊となって結ばれる展開、私は、いいと思うし、ありだと思います
DV男の行動や言い訳、私には、酷くチグハグに移ります…
物語に登場する、お札というのは、お露さんの「弱み」ではないでしょうか?
世間にバラされたくなければ、金をよこせと、恐喝とたかりです…
お金を渡せば、お札を剥がすというのは、まるで恐喝やたかりで、DV男の仲間や関係者なのでは?
首にかじりつくという描写以外、一貫して大人しく、強引に家に入らない
本当は、幽霊でなく、お札=弱みで、恐喝されていた被害者なのでは?
この物語も、加害者目線や視点が多い気がします…
【最後に】
私が、素直に受け取れないだけの、ひねくれ者?ヘソ曲り?なのでしょうか?
自分自身で、小説を書いて、物語や登場人物を考えたり、作るようになった習性で、疑り深い人間なだけですかね💦
設定カバガバや、矛盾に気付くと、冷や冷やして、どう誤魔化すか、同辻褄を合わせるかで苦心します💦
江戸時代の、ニキやネキ達は当時、どんな感想や思いを抱いたのか、凄く気になります。
日記やメモでも、残してくれていたら…
昭和の戦争で、市街地を標的に銃撃され、爆弾を落とされて、多くの命や文化財を失いました…
私のnoteが後世まで残るか分かりませんが…
こんな変人や変わり者が、2024年に生きていたことを、100年後?200年後?の日本人のあなたに、届いたら嬉しいです。
もしよかったら、一言でも感想頂けたら、嬉しいです。
お読み頂いて、ありがとうございます。