約7ヶ月の沈黙を破り再びTECHNO INVADERS

コロナショック以後、DJバー的な小箱以外では初のクラブ、VISION。というのも、その前の小箱に行った時、禁煙(都の条例)だったし、一人以外皆マスクしていたのでメジャー箱でも大丈夫かな?というのがあって確認したかった。

結果。

・ホワイトが喫煙場所になっている。都の条例違反。従業員とDJの健康を守る義務放棄

・三密状態。空いているのにぶつかってくる人多い。サーキュレーター数台あるだけでも違うのだが

・マスクほぼしていない。マスク無しで叫ぶ人もいる。

この空間にコロナ陽性者がいたらまず感染するだろう。マスクしていても踊る時だからウレタン的なウィルス感染予防ではなく飛沫を防ぐのしかしていないからだ。

さて、じゃ、クラブを否定するのか。タバコは嫌いなので営業停止中にDeep横のロッカーのコーナー潰して条例に従った密封喫煙所にしてくれる事を祈っていたのだが。そこは譲れないが。それ意外。

律儀に人との距離を開けて踊れ、と言うべきか?マスクをしろ、と都度注意すべきか?本来はそうだろう。しかし、クラブという場所はそういう世間のしがらみ、ルールから外れる事に開放感を求める場所でもあるし、その自由がある。もちろん、現在の非常時でマスク無しで人に向かって叫び続けるなど頭がおかしい人だと思う。しかし、そんなバカさえも受け入れるのがクラブでもある。本来、クラブを救うのはクラウドファンディングではない。コロナクラスターを起こさせない努力だ。客側も自分たちの場所を守る為にマスク等気をつける。店側も三密を避ける努力と監視をする。それが正当な努力。しかし、正当であればいいのか、という問題がある。

入り口のチェックと中のザル。遊ぶ人達の注意意識の薄さ。他人への気遣いの無さ。クラブの存続、営業努力と全てが正反対。論理破綻しているのだがそれがクラブと言えるのかもしれない。決して無責任だとかアウトローを気取っているとかではない。言葉ではうまくいえないが、そもそも実社会で綺麗にハマっていない人達の居場所というか。

確かに昔はクラブはかっこいいが繊細な大人たちの社交場の体裁はあったが、無法地帯ではあった。今は無法地帯ではないが子どもたち(年齢ではない)の場所になりつつある。うまく言えないが、人間そのもののマナーが出る場所。

なのでやはり確信したのが、コロナのクラスターが起きるのは場所のせいじゃない。人間の行動。そしてクラブは確実にクラスターが発生する条件を揃えている。しかしそれでもクラブが必要な人達がいる。ここにはコロナ感染、人間の生命とは比較出来ない人それぞれの思いがある。

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