あなたのマーダーミステリーはどこから？（MMアンケ集計結果2）

ここは2020年10月に行われた「マーダーミステリーに関するアンケート」の、2報目です。他の集計結果は以下からご確認ください。
X報目：アンケート票の内容
1報目：回答者に関する集計（属性確認）
2報目：回答者に関する集計2（初プレイ時期、オンオフ比率）
3報目：人気ベスト5集計
4報目：部門別・推しベスト集計
5報目：部門別・おすすめベスト集計
6報目：遊ぶ前・遊んだ後の評価要素集計

【前回集計のお詫び】
①回答者属性の集計中にて「海外在住の日本人」の言及をしておりますが、「海外在住の日本人以外」の方の回答が含まれていることがわかりました。お知らせいただいた回答者の方、ありがとうございました。

はじめに

　今回は回答者365人の「初めてのプレイ」についてと、「オン／オフプレイ傾向」について集計しました。これは、この後に公開するベスト5やおすすめタイトルの集計結果を見るにあたって、参考とすべき『回答者特性』と判断してのまとめです。

タイトルに関する集計にあたっては、一旦すべての作品が実在する作品であるかを確認したうえで、以下シート記載のルールに基づいて回答の有効／無効を判断、およびタイトルを修正しております。ご容赦ください。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/19CAPju7mKoD5LfifKSBAGis6Pj1frWj2WRDlPGdvaak/edit?usp=sharing

報告サマリー

　今回は1報目と異なり、アンケート回答者のスタンスのベースに関する集計という理解です。
■回答者の2割強が2019年8月以前、6割がコロナ蔓延前の2019年12月以前にマーダーミステリーを初めてプレイしている。
■回答者の約17％の初プレイタイトルは『王府百年』、同率で『約束の場所へ』である。
■回答者の約45%がオフラインよりもオンライン作品のプレイに大きな比重がある。コロナ蔓延以降の2020年1月以降に初プレイだった回答者のみで見た場合、約77%がオンライン作品に比重が大きい。

集計：初プレイの時期

　初プレイの最も早い時期を「2019年8月以前」に設定して、コロナ蔓延を主軸に時期を割って伺いました（Q4、必須回答：N=365）。専門店ができ始めたのも2019年8月ごろだった記憶ですから、本アンケートの回答者は、アーリーアダプター～アーリーマジョリティ（個人的にはコロナ直前）が多い印象になりました。

設問：初めてマーダーミステリーに参加したのは、いつごろでしょうか？

集計：初プレイ作品

　初プレイの作品は、5位までをお示しします（Q5、必須回答：N=365、うち無効回答6／覚えていない2、有効回答357）。
　始めた時期に関わらず、圧倒的に『王府百年』と『約束の場所へ』が多い結果になりました。これは、今回の回答者の初プレイ時期傾向を考えるとあまり不思議ではない結果にも思えます。

設問：初めて参加したマーダーミステリー作品を教えてください。覚えていない場合は「覚えていない」と記載してください。

1位：王府百年／約束の場所へ（同票59票）
2位：ヤノハのフタリ（18票）
3位：双子島神楽歌（15票）
4位：九頭竜館の殺人（14票）
5位：バード将軍の死／腐女子山荘殺人事件（同票9票）

集計：オンライン／オフライン傾向

　回答者のこれまでのプレイ傾向を聞く一つとして、オン／オフ作品比率を聞きました（Q8、必須回答：N=365）。緊急事態宣言を挟んでオンライン参加が増えた、またはオンラインしかプレイしない人もいるだろうという想定での設問です。結果としてオフライン参加の比率が高い回答者が多くなりましたが、オンライン参加のみの回答者も一定数いらっしゃることが分かりました。

設問：参加したマーダーミステリーについて、オフライン作品（OFF）とオンライン作品（ON）の比率はどの程度でしょうか。およその比率として当てはまるものを選んでください。
【お詫び】比率の表示かぶりがありました（4:6の表示被り）。中央の項目に「半々」等の補足的な文言を足していたため結果を見る分には問題が少ないのですが、回答に悩まれた方は申し訳ありません。

　なお、2020年1月以降、つまりコロナ蔓延期以降に初プレイの方の傾向だけ集計すると、以下のようになりました（N＝145）。顕著に、オンライン参加の傾向が出ました。

2報目のあとがき

　1報目の後に、「回答者特性として、初プレイは必要な情報だったな」と考えての2報目です。手を付けるのが遅くなり、恐縮至極です。
　なんとか年内にベストとおすすめタイトルの公表を簡易的にでも実施しようと思っています。ここから連投で結果公開になりますが、お付き合いいただけましたら幸いです。