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赤福の餅はちょっと怖い。2024/12/15【日記】
今日はお土産の赤福を食べた。
これまでに何度も赤福を食べている。とても美味しいお菓子だ。ただ赤福の餅はちょっと怖い。絶妙な柔らかさをしている。箱の中であんこをまとい、喉を詰まらせてやろうと並んで待機している気がする。付属のヘラで引きはがして食べる感じもなんか怖い。箱にへばりつき離れない感じが一種の未確認生物のような気がしてしまう。1つ食べてもあれよあれよという間に元通りになりそうだ。
もし赤福が未確認生物だった場合、体内に取り込んだ人間はハリガネムシに寄生されたカマキリのようにコントロールされてしまうのかもしれない。ハリガネムシが子孫を残すためにカマキリを水の中に落とすなら、赤福は子孫を残すために赤福職人を作り出すだろう。赤福に関わっている人は全て赤福に寄生されているはずだ。赤福に関わっていない人たちは寄生されていないのだろうか。いや赤福を作る人たちが快適に生活できるように他の職業に就かされている可能性を否定できない。赤福を食べて赤福についてのnoteを書いている私も赤福に寄生されているのかもしれない。
こうして未確認生物である赤福は人間をコントロールし、無限に増えていく。
無限に増えていくと聞くと、ドラえもんの秘密道具「バイバイン」を思い出す。バイバインは増やしたい物に一滴垂らすと5分ごとに数が倍に増える薬品だ。うまく処分しない限り無限に増殖し続ける。アニメでのび太たちは栗まんじゅうにバイバインを使った。食べきれなくなった結果、宇宙に飛ばしたため今この瞬間にも栗まんじゅうは宇宙で増え続けている。どの映画か忘れてしまったが、のび太たちが宇宙に行った際に宇宙を漂っている栗まんじゅうが映った。怖い。
箱に入ったままの赤福にバイバインを垂らしたら、バイバインは1個をどう解釈するのだろうか。ヘラで取り出す前までは1つの塊のようなものだ。でも赤福1つと言ったら取り出した後をイメージする。12個入りの赤福を1個と見なされてしまえば5分後には24個さらに5分後には48個になってしまう。到底食べきることはできない。のび太たちと同じように宇宙に飛ばすしかない。ただ12個入りと箱に書かれているのなら、5分後に2個さらに5分後に4個になるのがセオリーかもしれない。バイバインは何に使うのがベストなんだろう。
赤福の餅はちょっと怖い。けど美味しい。
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