私の好きなパンは米粉パン。2024/12/13【日記】
私は米粉パンが好きだ。
2番目はクロワッサン。3番目は名前を知らない固いパンにバターとあんこが入っているパンだ。
今日の昼食は米粉パンとサラダ、そしてパプリカのスープだった。
米粉パンは学生の頃から好きで給食が米粉パンの日は嬉しかった。揚げパンと良い勝負をしていた。
あのもっちりしっとりムギュッとした感じがいい。ある程度の反発があり噛めば噛むほど甘味が広がる。そのまま食べてもいいしチーズを乗せてこんがり焼いてもいい。
米粉パンを最初に作った人はどんな人だったのだろうか。そもそも米粉はいつからあるのだろうか。
簡単に調べたら日本では奈良時代から米粉が存在していたらしい。しかも遣唐使が運んできたらしい。米粉パンができたのは日本人がパンを食べるようになり米が余ったかららしい。きちんと調べたわけではないので全て“らしい”としておく。
米粉パンがそこまで普及しない理由はおそらく、米粉の高さとふわふわなパンを求める人間の多さが影響しているだろう。
パンの食レポでは大抵「ふわふわ〜」が使われる。ふわふわは美味しいのだ。できるだけ歯と顎を使わず美味しいものを食べることに人間は幸せを感じるのかもしれない。
そのせいかガチガチのパンはあまり好まれない。固いパンは日にちが経ち干からびてしまったような気もするし顔を顰めながらガジガジと噛みちぎっていくる感じがワイルドすぎる。お上品に食べるのが難しい。
だが私は固いパンが好きだ。旨みがギュッと凝縮されて噛めば噛むほど美味しい。固いパンを食べるために歯を大切にしなくてはと思う。
ただ米粉パンはそこまで固くはない。だか普通にコッペパンと比べれば固い。そしてずっしりした重みがある。結構お腹に溜まるパンだ。そして米粉パンはコッペパンと違ってジャムやウインナーなど挟まって惣菜パンになることはあまりない。基本的に素のまま販売される。そのためか好きなパンに米粉パンを挙げる人と会ったことがない。
コッペパンや食パンを好きなパンとして挙げている人も会ったことがない。もしかして好きなパンが米粉パンというのは、「好きな食べ物は何?」に「ご飯」と答えているのと同じなのだろうか。そうだけどそうじゃないみたいな絶妙な奇妙な答えなのかもしれない。
それでも、私の好きなパンは米粉パンだ。