はじめてのラーメン二郎

以前から行こう!行こう!と思いながら、ずっと行ってなかったラーメン二郎にはじめて行ってきた。

噂は聞いている

店内は私語厳禁!

黙々とラーメンをすする男たち!

注文時に、何か間違えると店主及び常連客に睨みつけられる!

そんな噂だけは入っていたので、ヤクザの事務所に1人で飛び込む気持ちでラーメン二郎へ突入した。

その日は思ったより並んでいない。

待っている間、ラーメン二郎での普通のラーメンの頼み方を改めてChatGPTにきいてみた。

ChatGPTは、ラーメン二郎の注文してからの基本的な流れを全部教えてくれた。

まず、食券を買う

普通のラーメンは、小ラーメンだそうだ!

危なかった!危うく券売機で戸惑う所だった。

続いて、店に入ったら、店員さんからトッピングの確認があるので、自分の希望を言えばいいらしい。ちなみにトッピングかいらない場合は「そのままで」と答えればいいそうだ。

なるほど、わかったぞChatGPT

ChatGPTの言われるがまま、券売機へ

財布を開けて愕然とする

一万円札しかない!

券売機を見ると一万円札は使えない!

おい!ChatGPT!

なぜ、事前に千円札を用意してください!と教えてくれないのだ!

→券売機であたふたする
→店主に怒鳴られる
→お客にも睨まれる
→泣きながら店を後にする

こんな想像をしていた私に店員さんが

「両替しますか?」

にっこりしている。

ん?

やさしい?

いやいや、ここはヤクザの事務所である!

「お願いします」とブルブル震えながら一万円札を渡す。

当然、一万円札を渡して「これでいいよな?」と千円札一枚だけ渡されること覚悟していたのだが、渡された千円札は10枚あるではないか!

ここはヤクザの事務所じゃないのか?

券売機に千円札を入れ小ラーメンとトッピングで卵を足した。

さて、ここからがクライマックスである!

周りは慣れたものなので、のんきにスマホを見ているが、私はこれからラーメン二郎で難攻不落と言われるトッピングの確認があるのだ!

カウンターには、トッピングの頼み方が書いてあった。

当たり障りなく普通のラーメンでいい場合は、「そのままで」と答えればいいと書いてある。

さすがChatGPT!

お前の言う通りだった!

私は緊張しながら、注文の仕方を読み込んだ!

店主が私をチラッと見た!

キタ!

そのままで、そのままで、そのままで、そのままで、そのままで‥‥

頭の中で何回もループさせていたら、店主からの「ニンニク入れますか?」との問いが‥‥

「全部お願いします」

気がついたら、予定外のトッピング全部乗せにしていた。

小ラーメンでよかった!

早速、はじめてのラーメン二郎をいただく。

噂だと、はじめて食べた時は、まあこんなものか!なのだが、数日後、また行きたくなる味だと聞いている。

やさい増しなので、麺と野菜を混ぜる

麺と野菜をいただくと麺は太めだ

太めの麺と野菜を口に運ぶ

うまい!

めちゃくちゃうまい!

麺が太めで、野菜と絡めるため、すするというよりは食べるという感じか

チャーシューも分厚い!

うまい!

途中でテーブルにあった胡椒や唐辛子を入れながらあっという間に完食!

トッピング全部乗せも良かった!

小ラーメンで腹一杯!

帰宅後、夕飯の時間になっても、全然腹が減ってない。

満足感が半日は楽しめる味であった。

また食べたくなる味であった。

ヤクザの事務所ではなかった。

ただただやさしい店員さんのいるおいしいラーメン屋さんだった。

また行こう!

ごちそうさまでした!


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