明日にはいないかもしれないからさ
こんにちは。
バイトを始めてから1ヶ月が経った。
オープニングスタッフでみんなと年代も近いので、たくさんお話ができて楽しい。
そしてたった二人の友人(あまり会わないけど連絡を取るのでそう呼ばせてください)からも、最近たまたま同じ時期に連絡が来た。
一人は高校のときの友人で、もう一人は高校生のときにお付き合いしていた方である。
お付き合いしていた方からは、最近どうしているかという連絡で、今の現場までの道のりの間で自分たちが当時お出かけするときに高頻度で訪れていた地域を通るから懐かしい、と言っていたので、それで私を思い出して連絡をしてきたようだ。2年ぶりに連絡をしている。
この方は初めてお付き合いした方で、16歳から18歳までの2年間付き合っていた。
別れた原因は、私がニートになり会う機会も極端に減り、付き合っている意味が無くなったのでお互い合意の上でお別れをした。お互いに死ぬほど泣きながら話をしたのを今でも鮮明に覚えている。
彼には3年ほど同棲している彼女がいて、社畜人生だと言っていたけれど、幸せそうな様子だった。
なので、彼にとって私とは別れて大正解だったと思う。
女の子の友達からは、出張で北海道に行ったからそのお土産を送るねという連絡だった。
最後にした連絡のは半年ほど前で、5月に遊ぶ約束をして、私から遊べる日の目処が立ったら連絡すると言ったのにも関わらず、そのうち生活と心に余裕がなくなり職を失い、約束をすっぽかしたまま数ヶ月経ったのに、それでもお土産をくれるという彼女の寛容さには、高校生の頃から頭が上がらない。
私は昔からドタキャン魔である。
こんな風にいつも身近な人を大切にしてこなかったので、今までは気にかけてくれてても、このまま生きていたらいつか音沙汰無くなるのはもう時間の問題であろう。
そもそも、こんないい加減な人間と今まで関わってきてくれていることが、すでに謎である。
『100%相手側の思いやりと善意だったらどうしよう、なくはない。』と考え出してしまい、途端に胃が痛くなってきた。。。
ひとまず、このように最近はバイト先の子たち含め人間と関わる機会が急に増え、ほどよい刺激があり、常に楽しいという気持ちが胸に留まっている気がする。
いいことだなと思いながらも、他人に期待しすぎている自分に気づき、『みんな私のことが一番じゃないからね』と言い聞かせて落ち着かせる。
これが、依存体質の私にとっては、かなり大事なことなのだ。
本当は、毎週でも人間と遊びに行きたい。
情報が足りない。会話が足りない。言葉をもっと摂取したい。排出したい。人間たちそれぞれが、いつもどんなことを考えて、何を、誰を想って生きているのかが、常に気になってモヤモヤする。
しかしそんなことを色んな人間に聞きまわるわけにもいかない。
しばらく他人と関わらないことに慣れていたのに、今回のバイト先ではたくさん会話をし、笑うので、蓋されていた人間と関わりたい欲がまた開いてしまったような気がする。
人間と関わり始めたことによって生まれた正の感情がある反面、本当はこうしたいと思っていることが満たされない空虚感にも苛まれており、結果的に、とても苦しい。
音楽なんてしばらくまともに聴いていなかったのに、バイトを始めてからは自由時間を割いてまで音楽を聴くようになった。
『人間たちそれぞれが、いつもどんなことを考えて、何を、誰を想って生きているのか』という私の気持ちの悪い興味が、音楽では一気に満たされるからなのだろうか。きっと、そんな気がする。
音楽サブスクまたしばらく再開してみようかな。
カラオケ行きたい。
おやすみなさい。
ごまだんご
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