したたかなネパール人
我が家の一番近くにあるカレー屋さん。
お店を開いてまだ3年も経ってなかったと思うんだけど、お客さんがあまりにも来なさ過ぎて閉店を決意したらしい。
でもってオーナーは6年ぶりの一時帰国をするらしいのだけど、奥さんと子どもたちふたりは日本に残ったままらしい。
え?子どものうちのひとりは私立の高校に進学するんだよね?学費めちゃかかるんじゃないの?そんなタイミングで収入源を絶っちゃっていいの?一時帰国をするための航空チケットだって今は結構割高だと思うんだけど買えちゃうのがすごい。
前からずっと思っていたんだけど、そもそも子どもたちは扶養が必要だからって日本に来て一緒に住んでいるんだよね?在留資格の家族滞在ってそういう意味だと思うんだけど、子どもたちを日本に残してお父さんだけ自分の国に(一時的にしろ)戻るっていうのがどうも腑に落ちない。
今回の場合はお母さんが子どもたちと一緒に日本にいるからまだ納得できるのだけど、両親は自分の国に1~2か月一時帰国、でもその間日本には子どもたちだけっていうのをするネパリもなきにしもあらず。子どもと言っても大人に近い子どもだからアルバイトは普通にできる年齢なわけで、そんな話を聞くと私はざわざわしてしまう。
本音を言ったらみんな稼ぎたいから日本に来ているのはわかるんだけど、留学生にしろ、家族滞在の子どもたちにしろ、本来の意味を大きく離れてしまっているので、そんな人が日本にあふれてるんだと思うと末恐ろしい。
今ネパリが考えているのは小学校、中学校の年齢で日本に連れてきて、高校を卒業したら(条件付きだけど)どんな仕事でもオールオッケーの在留資格(定住者もしくは特定活動)を取ること。
あと5年もしたら日本中ネパリだらけになるんじゃないかな。
同じ日本に住んでいるのに日本人には子育てがしにくくて、ネパリには天国になっているのはなぜなんだろう。不思議だわ。