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まったくどいつもこいつも

最近仲良しのネパリHさん。
Hさんは私が週末手伝いに行っているカレー屋さんのコックさんなのだけど、コックさん仲間の中では結構日本語ができる方なので、私とホール(接客)をすることが多い。

お店はご多分にもれずウーバーや出前館などのテイクアウトもしているから、お店に来たお客さんの接客もしつつ、端末に表示される出前の予約をチェックをして、厨房にオーダーを通さないといけない。
どっちかが暇な時にどっちかが忙しいならいいけど、たいてい忙しい時はどっちも忙しくて、暇なときはどっちも暇だから商売って難しい。

平日はオールネパール人で賄っていて、土日はそこへ私が加わる感じなのだけど、数からして完全アウェーの私。
もう少しぱぱっとすればいいのにって思うところも「待ってね」って言われたら待たなくてはいけないから、いつお客さんに「遅い!」って言われないかしらといつもドキドキしてしまう。
思うにネパリはいかに能率よくこなしていくか、とか考えたことないんじゃないだろうか。逆に私は少しでも楽?したいから、いつでもいろんな方法を試してみたいタイプなのだけど、ここではそうもいかず。。。。
小さなことだけど、ガチで多文化共生の世界を生きています。

はたから見たら考え方の違う人たちと仕事をするのはしんどいように見えるかもしれないけど、私にはなぜか日本人の職場より居心地がよく感じている。どうしてなんだろうって考えてみたら、たぶんいい意味でネパリのみんなの喜怒哀楽が激しくないからなんだろうな。
意味もなくいらいらしたり、誰かをいじめたり?っていうのがなくて、失敗をしても誰も怒らないどころか、みんなでフォローしまくるから「え?今失敗あったよね?」っていうくらい失敗の痕跡がなくなる。
これってすごいことなのでは?

そんなこんなで楽しいカレー屋さんなのだけど、きのうは仲良しのHさんに突然「実は今度息子が日本に来るんだよね~。16才なんだけど。安くて、おすすめの学校教えて。」って言われて、なぜその年齢?なぜ3月?とぶちぎれた私なのでした。だ!か!ら!連れてくるならなるべく義務教育の年齢で連れてこようよ!しかも4月にみんなと足並みそろえてスタートしたいんだったら1週間前に来たんじゃ遅いから!

聞かなかったことにしてもいいかなあ?!




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えみっち
いろんな国の人と織りなす私の日常のドタバタを徒然なるままにつぶやいています。サポートしていただけましたら励みになります。