今の大阪は雨が降っているが明日の午後には雪になるらしい
最大級の寒波がやって来ると、ここ数日の天気予報はいっている。めったに雪など降らない大阪でも、もしかすると、積もる?
数年に一度、そういうこともあると、何年か前の積雪を思い出した。酷い目に合った。もうイヤだとは思うが、内心、そういうのも面白いかと思う自分もいる。ここだけの話で、顰蹙を買ったなら、素直に謝る。
そんな月曜日の朝だが、今日は休みだ。家人は出かけた。現在午前8時。相変わらずというか、このところの日課というか「いいしょう」さんのピアノを聞きながら、さて、今から何をするか考えていた。
ふと過ったのは「何故こんなにも好きになったのか?」という疑問だ。もちろん妻のことではない。そんなこと、遠い昔のことなので忘れたし、覚えていても恥ずかしくていえない。
いいしょうさんのピアノのことだ。
私は音楽は好きだ。ジャンルなど全く拘らない。その時々の気持ちによって、好きな楽曲がクローズアップされてくるだけ。それは音楽に限らず、他の「アート」全てにおいて、そういう感覚を持っている。敢えていうなら嫌いなものなどないということ。
タイミングによっては聞きたくない、見たくない、触れたくないアートがある。しかし決して嫌いなわけではなく、今は違うというだけ。
そして、今はいいしょうさんだ。
何故だ?
奏でられるピアノの音色だということはわかっている。
優しいのだ。
でも、力強さも感じる。
でも、しっかりとした理由は分からないし、別にどうでもいい。
ただ、時が経つとこの熱は冷める。過去の経験でそうなることは分かっている。
でも、それは私の中に昇華されたということ。そういう記憶が私の中にできあがる。
あの時、あの時代、彼に、彼女に、そして作品に、随分没頭したという記憶が、私の宝物としてある。このコレクションを増やすことが、生きることだと思う。
そんなことを思いながら、昨日買った苺ケーキをいつ食べるか考えている自分もいる。