祇園祭宵山の京都へ行った
タイトルに少々問題あり
いや、ウソではない。確かに京都へ行った。
但し、祇園祭真っ只中の四条界隈は華麗にスルーして、北白川の京都芸術大学にある春秋座での「鼓童」の舞台を見に行ってきた。
以前からその活躍は知っていたが、舞台を見るのは初めてだった。
今回は新作だ。
入団8年目の池永レオ遼太郎さん演出で、大太鼓はなんと、彼と同期の女性、米山水木さんだ。
ことさら女性ということをいいたいわけではなく、あの大太鼓を叩くパワフルさに感動したし、彼女の太鼓はとても素晴らしかった。
約90分の舞台を通して、池永レオ遼太郎さんの伝えたかった「いのちもやして」という物語が伝わってきた。
なるほど、これが鼓童なんだと改めて思った。
それにしてもフィナーレは圧巻だった。久しぶりに体が勝手に動く感覚を味わうことができた。
太鼓を連打するときのバチの残像が、音と体を揺らす振動と混ざり合って、とても不思議な感覚に陥って、一人ツボっていたのはここだけの話。
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