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夢は夢のままで


-東京はちっとも暖かくならないなぁ...。

寝支度を済ませた僕は、床に就いた-










夢をみたんだ。いつもとおんなじ夢。




仲良さげな僕らは、雪積もる荒野にぽつり。




でも不思議で、
そこにはいつも綺麗な桜が咲いてるんだ。




両手を広げながら、くるくるとはしゃぐ君。




簡単そうに追いかける僕だけど、
本当は見失うのが怖くって。











君は、いつも同じ笑顔でいてくれる。




でも、いつも同じ景色だから、
夢であることに気が付きそうになる。




君に手を伸ばせば伸ばすほど、
視界はどんどんかすんでいく。




もっと君に近づきたくて。
少しでも君に触れたくて。











今夜だけは











目が覚めた僕は、ベッドに座り込む。



すぐに手を伸ばすのは、君の吸わない煙草。



大きく息を吸い、吐くと同時に天井を見上げる。



そして、今日も独り呟く。









「夢でいいから、またね。」









心做しか、心は温かかった。


こんな小説を書いてみたいなぁ、、🤔
そう思うマスターでした☕𓈒𓏸︎︎︎︎

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