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WCS2024に参加した記録

この度WCS2024にTCG部門で出場させて頂きましたtk(@hyeprtk60)といいます。トドロクツキ/ターボツキ(最近は差別化で勝手にダークライツキを自称しています)を使いJCSでWCSの権利を獲得し、今回WCSに初参加させて頂きました。こんな経験は生きている間にもうないだろうと思い、将来見返してお酒を飲みながらニヤニヤしたくて記載しました。完全な自己満足で書いており読んで頂いた方のお役に立てる情報は殆どないと思います。全文無料ですのでご興味を持って頂き、お時間がございましたら軽く読み流して頂けますと幸いです。

WCS参加を決めるまで

JCS2024ベスト8という成績でしたが自分の落ち度でトーナメントは棄権させて頂きました、その節は大変お騒がせしました。JCSのnoteにも書きましたがそもそも自分がJCSのday2進出、ましてやベスト32入りしてWCS権利を獲得するなんて1mmも考えずに参加したのでWCSの日程すら把握していませんでした。権利を得た時点で日程を確認すると例えTAを頂いても仕事と家庭の都合で参加は不可能だったので、WCSに出場する事は考えていませんでしたし、JCS後の反響がSNS慣れしていないおじさんの自分には怖くて、正直参加したいとも思えませんでした。
WCSに参加したいと考えが変わったのは奇跡的に仕事の都合がついた事と、何より自分のデッキをAzulさんに youtubeで紹介頂けたからでした。実績もない自分の様な者がJCS top8に入れる訳がないし、多分みんなそう思っていて、棄権したのも何かやましいことがあるからと疑われていると思っていました。シティのトナメに上がったことはないけどJCSのトナメに上がれた、なんて話を自分だったら素直に信じることができないと思います。誓って一切やましいことをした事はないのですが(PTCGLでカビゴン相手に煽りプレイをしてしまった事はあります)、自分が考えた60枚と残せた成績に自信を持てずにいました。そんな中でAzulさんが自分の60枚をそのまま使って優勝され、youtubeで2つの動画に渡り紹介して頂いた事を知り、『だよね、やっぱりあのデッキ強かったよね!自分は正々堂々プレイして勝ったよね!!』と自信を持てる様になりました(単純な人間です)。何回も繰り返し拝見し、もはや自分にとっては英語教材となってます。

JCS本戦で実際に対戦させて頂き完敗した強豪プレイヤーのモーリーさんにも構築をお褒め頂き、ますます自信に繋がり、『何としてもWCSに出たい!Azulさんを含めた自分を認めてくれた方々にお会いしてお礼を伝えたい!!できなかったJCSの続きをプレイしたい!!』と思える様になりました。そのタイミングで奇跡的に仕事の都合がつき、夏休みは別日程で家族旅行に行く予定だったのですが、自分のワガママを聞いてもらい家族でホノルルに行くことになりました。遡ると2023年のWCS横浜大会は物販の抽選に当選し子供と行く予定だったのですが、当日自分の都合で行けなくなってしまい子供に悲しい思いをさせ、その翌年にまさかホノルルのWCSに連れていけることになるとは思ってもいませんでした。

JCSの後はよく『悔しい思いをしたでしょ』とお気遣い頂いたのですが、勝ち上がろうと思って挑んだ訳ではなかったので、とても自分に起こっている現実とは思えず、悔しいという感情はなく当時は只々パニックになっていました。時間が経って当時を冷静に振り返れるようになった今が一番後悔しており、あのまま対戦できていたらどうなっていたのかなとか日々妄想し、自分のせいなのに往生際が悪い奴です💦笑 奇跡は2回は起きないと思うので、日頃の行いを良くして来世に期待します(もうカビゴンを煽らない!)


準備とデッキ選択


前置きが長くなりすぎました。
ナイトワンダラー発売以降は仕事と家庭の都合(引越しをしてました)で殆どポケカをすることはできまんせんでした。実践でプレイしたのは1回だけジムバに出場したのと子供のライコポンデッキと対戦したぐらいで、WCS出場選手用に催して頂いた自主大会等には出ることができませんでした。大変ありがたい事にリモート対戦の機会は多く頂き、リモートポケカ月例大会に出場しり、JCSきっかけでお知り合いになれた方と対戦させて頂いたり、JCS前にお知り合いになれた方にお誘い頂いたdiscordサーバーで対戦させて頂いたり、親切な方に開催頂いたリモート練習会に参加させて頂きその後も主催の方とリモート練習をさせて頂いたり、ポケカを通じて温かい繋がりを得ることができました。またWCSや渡航に関する情報は誘って頂いたdiscordサーバーで色々と教えて頂き、多くの方に助けて頂きました。その節は本当にありがとうございました。
PTCGLにナイトワンダラーが実装されてからはJCS前同様に無限PTCGLフリー対戦で練習していました。手元のメモだと勝率はドラゴに6割、ルギアとイバラに6.5割、ドラパ、リザ、サナ、ライコポンに7.5-8割でした。自分的には意外だったのですが、ドラゴへの勝率が一番低く、ドラパへの勝率が一番高い結果で、ドラゴのファントムダイブはきついけど、純正ドラパにはスピード勝ちできるのかなと思ってます。

コンペティタープレイマットで記念撮影
ショットガンシャッフルに日和り本番はレアリティを下げました!笑




構築やプレイングに関して偉そうな事を書くつもりはありません🙇‍♂️準優勝されたトドロクツキが一番強いトドロクツキですので、そちらを参考にしてください!
元々使えるデッキも少なく、JCSの成功体験があったので迷わずトドロクツキを選択しました。ナイトワンダラー環境になってほとんど練習できていなかったので、PTCGLにナイトワンダラーが実装されるまではJCSの60枚で出場する気満々でした。PTCGLでキチキギス、夜のタンカを試してこのカード強いじゃん!となってから組み直し始めました(大分遅いですね)。
キチキギスはネオラント、ハバカミ、トレッキングシューズと交代し試しました。ネオラントさえいれば動けたのに、という事が多々あり、タンカのおかげでネオラントも起動させやすくなったのでネオラントは抜けませんでした。ハバカミとも交代しましたが、WCS前のPTCGLでイバラ単へのマッチアップが多くなりハバカミも外せなくなりました。トレッキングシューズは後述しますが何度も自分を救ってくれたカードでどうしても4枚採用したくて抜けませんでした。夜のタンカはポケストップの相性が良すぎて、何よりタンカのおかげでスターアビスの成功率が上がり、1枚では心もとなく、ハイパーボールと悪エネ1枚をタンカ1枚で代用し、空いた1枠にキチキギスを採用しました。ベンチ枠が足りないのでネオラントをポケギアにした方がいいかを前日の夜まで迷いましたが、JCSで何度もネオラントに助けてもらっており、ネオラントだけ仲間外れにするのも可哀そうで最終の60枚を決めました。
最終的にはJCSのリストから釣竿→タンカ、あくエネ1枚+ハイパーボール1枚→タンカ1枚で代用、余った1枠にキチキギスを採用し60枚を決めました。
キャッチャーやモモワロウ、ジャッジマンの採用は自分では考えもしなかったので、構築を生み出す方々に本当にリスペクトです!!

JCSの時のダークライツキ
WCSの時のダークライツキ

WCS2024 Day1

day1マッチング

以下も長くなりますが、自分の思い出としてダラダラ記載していますのでご了承ください。また当時の事を思い出しながら記載しており、事実と異なる脚色が多少あるかもしれません、多めに見てやってください。
※以下丁寧語を省略している箇所がありますが、日記感覚で書いているのでご容赦ください※

Round1 不戦勝


1byeを頂いていたのでRound1は不戦勝でした。
がっつり開会式を見て気持ちを高めたので、開会式が終わりTCGエリアに移動したらみんな席に着いていてむちゃくちゃ焦りました。親切なジャッジの方に1byeの人はブラブラしていいよ、と言われ一安心しましたが、1bye持ってなかったら遅刻ペナルティがあった気がします。待機中に何をすればいいのか分からず、同じ1bye持つ有名プレイヤーさんを多数お見かけしテンション上がるミーハーぶりを発揮。札幌CLの決勝戦を拝見し、アグロ最強!と感じターボツキを組むきっかけになった、くらぽんさんを始めとした何名かの方に御挨拶をさせて頂き、皆さんに優しく御対応頂きました。今考えると皆さんR2に向けて集中されてたであろうから話しかけない方がよかったかもしれません、申し訳ないです。Azulさんを探しましたが見当たらず確認すると1byeで、そりゃそーだ、今日のどこかでお会いできたらいいなと考えながら過ごしました。

Round2 vsドラゴ/日本✖〇ー


まさかの初戦が日本の方と、健闘を讃えあいスタート
第1ゲーム 後
イキリンコサイド落ちのきつい後1、10回中の1回が最初に来たから残りの試合は大丈夫と自分に言い聞かせる。お相手もスロースタートだったので粘りましたがサイドを先行されそのままサイド取り切られ負け。後から考えるとサイドを先行された時点で諦めて2戦目に行くべきでした。初戦で無駄に時間を使ってしまい、BO3慣れしてない事がモロに出ました。後に書きますが会場に時計がなく、腕時計をしてましたが緊張で終了時間を忘れてしまい時間感覚が全く分かりませんでした。
第2ゲーム 後
2戦目は後攻を選び後1からサイドを先行し2-2-2で勝利し割と理不尽ムーブできた気がします(焦っていたのであまり覚えてなくて間違ってるかも)。
第3ゲーム 先
1戦目に自分が時間をかけすぎたため2戦目終了時点で残り7分。2戦目の途中で自分のシャッフルが甘いとのジャッジ注意も入り更に無駄に時間を使ってしまい、お相手にも申し訳ない事をしました。3戦目はお相手が後攻を選択し、お互い勝ち筋を模索するも自分の先2でサイド2取ったところでタイムアップ、残り3ターン後3までやってもどうやっても自分は勝てないので、せめて引分け狙いでプレイ続行。先4までプレイできれば勝ち切ることができる手札でしたが、自分のせいでお相手の時間も消費してしまい、恐らくもっと時間があればお相手にも勝ち筋があったと思われるので反省。優しい方でお互いここから全部勝ちましょうと健闘を讃えあい引分で終了。

Round3 vsサーナイト/香港〇〇


第1ゲーム 後
相手の初手がそんなによくなく、後1で裏のラルトスをツツミで呼びコツキで攻撃、以降も裏のキルリアを狩り続け勝利。
第2ゲーム 後
相手バトル場クレッフィ、裏にラルトス2体構えてエンドされる一番嫌な盤面。後1で裏呼びもキャンコロも引けず渋めの後1でしたが、ダークライは立ててエンド。後2から動き出せて、途中ハバカミでキルリアとダメカン乗ったシッポの2面を取ったり、手裏剣を決めたりしながらペースを掴み勝利し、嬉しい初勝利。
サナは元々苦手でJCSでもコテンパンにされたので、PTCGLでサナデッキを組んで練習していた成果がでました。

Round4 vsリザードン/アメリカ✖✖


第1ゲーム 後
先1でポフィン2とネストを使われ、ヒトカゲ2、ポッポ1、ヨマワル1、ロトムを展開するお相手激強な先1。後1手裏剣か裏のポッポ退治を目標に設定。後1大分無理をして手裏剣完成を目指し展開するも完成せず、前に差し出せるサイド1のポケモンすらなく、イキリンコの気合いを入れるで後1エンド(このデッキを握って初めて使った気がします)。後2でキャンコロ手裏剣するもサイドは先攻されており負け。
第2ゲーム 後
こちもら1ゲーム目と同じ展開で早々に負け。もっとやりようがあった気がするが記念となる初敗北。3戦目にして勝負分全てを経験し、ここから4戦勝ち続けないといけない後がない展開に。日本のお菓子が喜ばれると聞いていたので、負けたお相手にコアラのマーチをプレゼントしRound5へ。

Round5 vsリザードン/メキシコ✖〇〇


試合開始になってもお相手現れず、ジャッジからあと5分で来なかったら自分の勝ちと言われる。少し待つと焦りまくった相手が走って到着、トイレが壊れていたからかもしれない。ジャッジより引分けはなく、3戦目で決着がつかない場合は自分の勝利といわれスタート。
第1ゲーム 先
ここでトラブル発生。相手がダイスを振り、自分が勝ち先攻後攻選んでいいよと言われ後攻を選択した後に、相手からダイスロールで勝ったのは自分だ、自分は後攻を選ぶよと言われる。その時点ではダイスも片づけており証明のしようがなかったので、ジャッジを呼ばずに先攻でスタート(ジャッジを呼ぶべきだった)。先1でつけかえを見せざるを得ない初手で、盤面は展開できたが後2にマナフィを置かれ、カガリザで殴られながら敗北し後がない状態に。ここまでリザ3連敗、やっぱりボムリザはきつい。
第2ゲーム 後
先1ヒトカゲエンドされ、JCS/WCS通して初めて後1種切れ勝ちし運を味方に。ただたっぷり時間が余ったので3戦目で決着がつかないことはあり得ないまま第3ゲームへ。
第3ゲーム 先
相手は後攻を選択。先1で展開するも後1でマナフィは構えられる。マナフィを優先されたのでヨマワルが立たなかったのでまだチャンスはあるか。先2で裏のロトムをカラミティストームで退治し、先3でスターアビスからキャンコロプライム手裏剣を決めサイド4枚先取。相手がポケストップでカガリザを落としており、ナンジャモされながらリザで裏のキチキギスを退治されエンド。ツキはベンチに残っていなかったので、スターアビス、逆手に取るなしでツキを立てて、くるいえぐれれば勝ちの先4。先4のハンドがカート、つけかえ、オーリムの3枚。バトル場のミュウをカートで逃がし、雑に出していたツツミをバトル場に出し、つけかえで逃げエネを供給しハンド1からお祈りリスタート。オーリム、シューズを引き、ハンドはオーリム2、シューズ1の3枚。ここで本日1回目の魂のトレッキングシューズ!タンカを引き、タンカでツキを回収しオーリムを使い手張りまではでき、後はダークパッチかつけかえを引ければ勝ち。最後本日2回目の魂のトレッキングシューズ!ダークパッチを引き込み思わずガッツポーズ。前のリザをくるいえぐって勝利。トレッキングシューズ、何回救ってくれるんだ、4枚入れて本当によかった!
振り返るととても実力とは言い難い運ゲーで何とか勝利。ダイスロールの事はあったが陽気な方で勝利を祝福してもらい6戦目へ、コアラのマーチをプレゼント。

Round6 vsライコポン/カナダ〇✖〇


子供と何回も対戦した一番やりたかった大怪獣バトル。
第1ゲーム 後
ダイスロールで勝ち、後攻を選択しスタート、後1から2-2-2プランを通して勝ち。ダークライがMVP。トドロクツキを3回立てて、スターアビスでプライムを2回使い、裏のオーガポンにカラミティストームを打って最後までくるいえぐるを温存できた理想的なゲーム展開。
第2ゲーム 先
相手が後攻を選択。こちらはバトル場イキリンコスタート。イキリンコに逃げエネをつけて、ベンチにハバカミとキチキギスを展開し、ハバカミを前に出して相手のバトル場のオーガポンの特性を止めて、後1をやり過ごせる事をお祈りするつもりだったが、まさかのイキリンコを逃がす前にパスを宣言する痛恨のミス。緊張と疲れからか番を終える前に盤面を確認する当たり前の作業ができず。1ゲームと真逆に相手に2-2-2を通され負け。
第3ゲーム 後
後攻でスタート、後1でイキリンコ、ゲッコウガ、ダークライは展開できたがミュウ、キジは痛いサイド落ち。手帳とボスはトラッシュに。ツツミもケアされ後1で裏のオーガポンを呼べず、泣く泣く前のライコをくるいえぐって終了。先2で200乗ったトドロクツキを非エクケガワに落とされ後2へ。オーリムを使いつつどこかでプライムを引ける事をお祈りするが残り数枚まで山札を掘り進めてもプライムにたどり着かず、裏を呼べない展開に。何としてもプライムを引き込んで裏を退治し後3に備えたい。スターアビスでシューズ2枚回収してプライムを引きに行こうとも思ったが、ボスと手帳もトラッシュのため後3の裏呼びがなく、山も残り数枚まで薄くなっていたので前に非エクを構えられつつダークライを2回縛られると最悪山切れ負けしかねない。悩んだ末にスターアビスでシューズと手帳を回収し、本日3回目の魂のトレッキングシューズ!何とかプライムにたどり着くことができ裏のオーガポンを呼び、ボスを山に戻しカラミティストームでエンド。先3で前のツキをライコに落とされたが、山を引き切りながらツキを立て直しライコをくるいえぐって勝利。サイド残り2枚にミュウとキチキギスを残しつつ勝ち切れたWCS通して自分的には一番熱かった対戦。
山の作り方含めて、とてもWCSに出場していいレベルのプレイヤーの実力とはいえず、そんなの運ゲーじゃんと言われたら、『その通り!』としか言えないが、ハラハラしながら楽しくプレイできたので自分としては大満足。何よりこれまで何度も自分を救ってくれたダークライとシューズに救ってもらえたことがうれしくて感謝。WCSのMVPはダークライとシューズ、Fレギュ終了が今から悲しい。

Round7 vsピジョコン/イタリア✖✖

ここまでくると何としても残り2勝してday2に進みたい気持ちになってくる7戦目。相手は最終top32に入賞されていたイタリアの有名なコントロール使いの方だったのですが、無知で知りませんでした。
第1ゲーム 後
マリガン5回ぐらいもらえて何となくコントロール系とは分かるも、その全容が分からず経験の少なさが出ました。相手のカードをその都度メモすればよかったと今更後悔。イキリンコを初手にかかえるもマリガンで引いた分を巻き込んでトラッシュする勇気が出ず、後1で相手のバトル場のレントラーVすら退治できずに番を返すことに。エースキャンセラーのゲノセクトという初めて見るカードに翻弄されつつ、ピジョット、ガチグマそれぞれにミストをつけられサイドを取り切れる見込みがなくなり投了。この時ほど改造ハンマーを欲した時はありませんでした。後から思い返すと普段通りイキリンコを使ってスピードで圧倒した方がまだ勝てたかも。
第2ゲーム
第1ゲームの反省を生かしガンガン展開し後1カラミティスト―ム、後2手裏剣を通してサイド4をとるも、妨害されつつミストヒーローマントガチグマが出現し、しばき倒されサイド取り切られ負け。
10回対戦しても1回も勝てる気がしない完全なる敗北、記念に写真を撮っていただき、コアラのマーチをプレゼントし終了。近くで応援してくれていた妻に慰められ、子供には叱られday1敗退。せっかくなら最後までやっていけばと言ってもらいRound8へ。

Round8 vs古代バレット/デンマーク✖✖

最後勝って5-2-1の成績にしたい最終戦。
第1ゲーム 後
バトル場ミュウでスタート、相手のバトル場に見覚えがあるコツキがいて嫌な予感。悪い予感は的中し最終戦は一番当たりたくなかった古代バレットと判明。古代バレットって分かっていればミュウは絶対に出さなかったが後の祭り。後1からコツキを刈り続けるもすぐに相手のトラッシュに古代カードが溜りタコ殴りにされ負け。
第2ゲーム 後
古代バレットへの唯一の対抗策としてオヤツキ、コツキ、ゲコ、ダークライのみに展開を抑え後1から攻め続けるも、早々に相手が230アダウチヤバネを完成されなすすべなし。相手のプレイングをみて諦めて以降は笑顔でプレイ。相手トラッシュの古代カードが1枚少なくカウントされているのを指摘してあげる謎な紳士ぶりを発揮し華麗に敗北、4-3-1で敗退。ゲームだけでみるとむちゃくちゃ負け越してます。

after Round8


悔しくない、楽しくできた、自分の様な弱小プレイヤーは参加できただけで満足しないといけないと自分に言い聞かせる。家族に慰めてもらい感謝。Round8は早々に敗退したので、せめてAzulさんに御挨拶をと思いAzulさんのテーブルを見に行くもまだ対戦中。今日の御挨拶は諦め、会場で家族と記念撮影をし帰路へ。
夕飯を買いに近くのスーパーまで歩いていると、横断歩道で見覚えがある顔をお見かけしAzulGGを発見!テンション爆上がり、用意していたAzulさんのYoutubeチャンネルの写真を見せて、このトドロクツキは僕のなんだ、紹介してくれありがとう、紹介してくれたからホノルルまで来ました!とお伝え。テンパり過ぎてちゃんと文法が成立していたかは怪しいが、笑顔で握手して頂き、写真も一緒に撮っていただき一生の宝に。後から分かりましたがAzulさんは最終Round8で負けてDay1敗退となっており、敗戦直後の絶対に話しかけられたくないタイミングだったはずなのに笑顔でファンサービスをして頂きました。空気を読めないぐらい興奮してしまった。一生の推し。
Day1敗退の悔しさはAzulさんにお礼を言えて写真を撮って頂いた喜びに変わりホテルに着く。ベッドに入ったところで改めて悔しさがこみあげてくる。楽しめれば満足と思っていたが、本当はもっと勝ち進みたかった。仕方ない、本当に参加できただけで奇跡すぎる、次なんてきっと来ないけど、あり得ないと思っていたことが意外と起きる事を身を持って体験したので来シーズンも楽しもうと思い就寝。

以上がday1の記録となります、長々すみませんでした。忘れない内に書き留めたかったのですが、見返すと完全にただの日記です。
残り少しだけWCSの本戦に関して自分が感じた注意点と、WCS対戦以外の楽しみ方を書いて終わりにします。

その他

試合に関する注意点


会場は日本のシティやJCSと異なりデジタル時計がなく、時間がよく分かりませんでした。スタートも日本みたいに一斉に始まる訳ではなく、ぬるっとスタートします。きっちりみんなに公平に50分が与えられている訳ではありません。スマートウォッチの着用は許可されておりますが、操作は禁じられているためストップウォッチ機能は使えません。自分は早めのデッキだったのでまだよかったですが、時間管理は練習していないと非常に難しいと思います。練習段階で腕時計だけで時間を管理しbo3を対戦する練習をする事をお勧めします。
シャッフルに関しては厳しく回数だけでなく、その質も指摘されました。
海外の方はカードを引くときに日本の方のように何枚引いたよ、と見せてくれるわけではなく、数えながら山を引くので相手の手元に注意を払う必要があると感じました。
コミニケーションは事前にプレイに必要な英単語を最低限は覚えたので何とかなりました。採用が珍しいカード(自分でいうとダークライ)だけは相手に説明できるように練習しておきました。英語の技名は覚えきれませんでしたが、1st attackと2nd attackで何とかなりました。ただダイスロールの時の様な予期せぬ事が起こった時に対応する英語力がありませんでした。

トレード

トレードでゲットしたプレマ


トレードに関しては事前に海外では日本のスリーブが人気と伺っていたので、近所のカドショに500円でワゴンセールされているスリーブを大量購入しました。トレードエリアはDay2の朝一に行き、欲しかったゲンガープレマとスリーブを交換できました。相手からこのプレマは人気だからスリーブ8個とだねと言われるも、ごねてみて何とか7個と交換、8個でも嬉しすぎるトレードだったのですがポーカーフェイスで乗り切りました。横にいた妻は両方の価値を知らないので、何で1対1の交換じゃないんだ、日本人だからって夫が舐められていると心配していたようです。朝はまだトレードエリアに日本のスリーブが満ちていなかったからか、かなりいいトレードができましたが、午後になるとスリーブに見向きもしない人もちらほらいてトレードは早い時間に行き交換しきってしまう方がいいと感じました(day2に進めているのが一番いいに決まってますが)。スリーブはキャラとポケモンが写ってるタイプが人気で、メロコ・ヘルガーのスリーブ1つとレジドラゴプレマを交換できました。日本のカードも人気で、ツツジSRとトドロクツキのプレマを交換できました(レギュ落ちまでツツジは使えない)。逆に日本のプレイマットはあまり需要がありませんでした。

WCSポケモンセンター

ポケセンは戦争でした。皆さんおっしゃってますが、WCS限定グッズは本当に買えず、ホノルルまで行ったのに帰国後に限定グッズをプレ値で買う事になりました(記念に飾りたくてどうしても欲しかったので仕方ない)。以前、ロンドンか横浜のWCSポケセン紹介動画でポケセンに入ったら迷った商品は速攻買い物袋に入れろ!とおっしゃっているのを見ましたが本当にその通りでした。買うか迷ったものは次見に行った時には大抵なくなっており後悔が残る買い物でした。御世話になった方にお土産を準備したかったのですが敗退、これもいい記念となりました。何よりアメリカ時間で開始となったポケセン入場予約を1日勘違いしていたのでその時点で敗退していました。

記念に部屋に飾りニヤニヤしてます

サイドイベント


自分自身はサイドイベントに参加しませんでしたが、子供を参加させることができました。子供は参加費は無料で4人のトーナメントを行い、参加時と勝った度に海外のパックをくれました。海外のプレイヤーと対戦する機会なんてなかったのでいい記念になりました。英語を話せないのですが身振り手振りで対戦を成立させ、最後は肩を組んで仲良く写真を撮る姿をみて逞しく感じました。是非いつの日か子供にWCS権利を取って欲しいものです。

最後に

これまでは急な仕事の都合で急遽参加できなくなる事もあるので大型大会は応募自体控えていました(JCSが初応募かも)。今回この様なチャンスを頂き、大型大会をきっかけにお知り合いになれた全国各地のプレイヤーの方と交流させて頂く楽しさを知りました。JCS前は親子で楽しむソロプレイヤーだったのですが、JCS/WCSきっかけで初めてポケカ仲間ができ、得られた繋がりが本当にありがたく、自分にとってはトロフィーより価値があるものだと思っています。今後は何とか調整をつけて積極的に大型大会に出たいと考えております。デッキは多分レギュ落ちまでダークライツキを使い倒す気がします。JCS後はビクビクしてできていなかったのですが、最近はオフィシャルリモートポケカに復帰し楽しませて頂いております。来シーズンはシティでの初トナメ・優勝、JCS2025権利獲得を目指して自分なりに楽しもうと思っています。
ダラダラと書いてしまい申し訳ありません、最初にお伝えしました通り完全な自己満足の文章です。自分から最後にお伝えしたいことは、決して強豪・競技勢のプレイヤーだけでなく、自分みたいな弱小・エンジョイ勢のプレイヤーにも思ってもいないチャンスが舞い降りてくることがあります。これを読んで頂いたどなたが来年の世界大会の切符を手にする事を願っております!
皆さんがこれからもポケモン/ポケカを楽しめることを願って締めさせて頂きます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!!

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