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機動戦士ガンダムGQuuuuuuXの登場人物アンキーについての考察
公式サイトで登場人物紹介がアップデートされましたね。0085に登場するクランバトルチームポメラニアンズの女ボス、アンキーについて非常に重要な役割を果たす人物だと思われますので公開された情報をもとに、考察していこうと思います。
公式設定:ジャンク屋・カネバン有限公司の社長。クランバトルをはじめ、さまざまな非合法ビジネスにも手を出している
まず最初に気になったのは有限公司という言葉です。これは日本では使われない運営形態名で、香港・台湾で使われる言葉です。ガンダムの世界観ですからピンとくるのが正史で出てくるウォン・リー(娘:ステファニー・ルオ)です。ウォン・リーはアナハイムエレクトロニクス(AE)社の重鎮でエゥーゴの出資者という設定でした。のちに娘のステファニーがルオ商会へ嫁入りするのですが、ウォン・リー氏に近い人間を新しく設定してアンキーという登場人物を生み出した可能性が高いと思います。ジークアックスの世界線でAE社はどうなったのか?
ガンダムを奪われた世界線においてもガンダムの開発に関わっていたのはAE社のMS開発部長だったテム・レイです。もし仮にアンキーがAE社の重鎮だったと仮定するとテム・レイとの繋がりが出てきます。ジオンの勝利で終わった一年戦争の後、当然、ジオンはAE社を解体し、軍事部門はジオニック社が吸収することになるでしょう。アンキーは身を隠し、ジャンク屋を装ったMS開発・運用企業を立ち上げ、カネバン有限公司としてクラバチームを動かしていると思われます。AE社でMS開発のリーダーだったテム・レイもアンキー配下の非合法組織の中で囲まれている可能性があると思います。シャリア・ブルとアンキー
終戦後の混乱の中で、サイド6には戦争難民が溢れています。これは作中でジオンの統治が失敗していることを表現しています。キシリアとギレンの間で派閥闘争が起きているのでコロニーの統治が上手くいかないのでしょう。シャリア・ブルはダイクンの血統であるシャアを指導者に据えたいようですが、ゼクノバで消えてしまったのでシャアを探すのに手一杯です。加えて教本を書いたり、スラナガンスクールで生徒を指導したり、結構忙しい立場にあるようです。現時点でアンキーとシャリア・ブルに強い繋がりがあるようには思えません。当然、話が進むうちに協力関係を結ぶことはあるでしょう。
一方、アンキーについていえばシャアにさほど執着は無さそうです。むしろ、ジオンによる統治を否定している立場ですから、連邦サイドの反撃に加担していくキャラのように思います。利害はザビ家打倒までは重なるでしょうが、その後は違う道です。
赤いガンダムの整備・補給はどの勢力が担当しているのか?
当然、アンキー配下の組織がこれを担当しているでしょう。私は元の設計者のテム・レイがメンテナンスを行なっていると思います。アンキーがAE社サイドの人間であれば強奪されたガンダムを取り戻して旗頭に据えることでジオンの反抗勢力として切り札になります。
アンキーとマチュの関係について
アンキーはパイロットでもないし、軍属でも無さそうです。ウォン・リー的なポジションだとすると連邦の反抗勢力の協力者になっていく人でしょう。ブライトはジオンへの反抗勢力として活躍しそうです。そこへアンキーが戦う意味を教えてシュウジやマチュを戦力として送り込む流れになるのではと思います。アンキーの考え方や生き方にマチュが大きな影響を受けるのだろうと思いますが、マチュの成長の過程で死ぬキャラになりそうで怖いです。まとめ
アンキーが重要な役割を持つ人物だと想定している人が結構いますが、シャリア・ブルと最初から繋がっているとなると物語に深みがなくなってしまう気がします。AE社の重鎮と仮定してテム・レイとの繋がりがあるキャラだとすると赤いガンダムの運用に真実味が出てくる気がします。公式設定上の非合法ビジネスの部分が気になりますね。マチュの成長する方向性を大きく左右すると思いますのでアンキーの何気ない一言なんかにも要注目です。