めっちゃかっこいいおじさんいた
今日は体験で違う道場から茶帯のおじさんが来た
茶帯とは黒帯の前の帯でほぼ見たことがない。柔術は10年やっているらしく相当な実力者である。だが、このおじさんはとてつもなく腰が低くかった。
おじさんから見たら、白帯の俺なんてそこらへんにいるカマキリと戦闘力は変わらないように見えるだろう。いつでもやれる相手である。なのに低姿勢だったのである。
俺はどうであろうか。バイト先に来た老若男女問わず全ての客をタックルするイメトレをしていて、早くヤンキーぶん投げてえとか考えていた。
接客の態度も悪くなっていただろう。そうつまり
白帯のくせに強くなったと勘違いしていてイキリ散らしていたのである。
今日のおじさんに関わらず本当に強い人はみんな腰が低かった。強いから腰が低いのか、腰が低いから強いのかわからないが、おじさんのように強くて誰に対しても礼儀正しいカッコいい男になりたい。