時間ないのは諦める理由にならない ♯24

宅地建物取引士試験に合格した。
昨年は1点足りなくて落ちた試験であり、自身にとっては2回目の挑戦。
ぶっちゃけ最低のコンディションで、8月からはほぼ月に1-2回ある水野塾でしか勉強していないという極限の状況にあった。

俺勉強してなくってさあwとか、あたしなんもやってないやばい笑とか言っておきながら実は死ぬほどやっていました、みたいなオチはない。
それでも僕はやってない。威張ることじゃないがマジだ。

実生活でいろんなことがあり、9月に関しては周囲が精神崩壊を起こしかかるという恐ろしい状況の中、どうやって自分を維持するかに必死だったからだ。一応近しい人々の話だったので、無関係を決め込むわけにもいかず、毎日毎日人との対話をし、その度に人の醜いところを知ることになり、かなりきつい状況だった。詳細は省略するが。

書いても読んでも何の得にもならない話はどうでもいい。3か月間勉強最低限でもどうにかなる事例があるという話をしたい。時間がない、生活が大崩壊して勉強どころじゃない人は多少の希望をもってほしい。


水野塾

都内某所で開催は月1-2回だ。1回は講義、もう1回は演習形式。通信もあるがそもそも時間がないと言っている人は絶対に現地に行くことをお勧めする。余計なノイズが入らない環境に身を置かない限り、通信は途中でいろんな言い訳を付けて視聴を辞めてしまえるからだ。
水野先生を御存知の方はわかると思うが、あの独特の毒舌かつユーモラスな語り口は眠気に強い。夢の世界に旅立とうが連れ戻してくれる。
そして経験も豊富なので、限られた時間での取捨選択も巧い。全部やれという無茶なことは言わない。ただし語呂合わせで覚えたい人は他を当たろう。

棚田行政書士こざりえ先生のYouTube

更新頻度が高い方々なので全部追おうとすると時間がない人は大変なことになる。
ある程度未視聴動画がたまってきたら、自分が不得手そうな分野に絞るなど切り捨ては大事。
入眠前の時間にここだけは理解しよう、と覚悟を決める。自分はだいたい1日2本くらいか。見られない日も結構あった。
決めたらどれだけLINEがこようか着信がこようが1本見終わるまでは外界を遮断する。
不動産の幅広い雑学を知りたいという気持ちになれる時は棚田行政書士、疲れすぎていてもはや考えられない時はこざりえ先生と使い分けていた。
ゲーム要素もあり楽しくできるのは前者だし、癒しと活をもらいながらわかりやすく教えてもらえるのは後者。宮國さん合格おめでとうございます。

吉野先生のブログ、保坂先生のX

通勤時間も勉強どころではない、という状況の人におすすめ。
ネットサーフィンの合間の数分、吉野先生は毎朝一問一答をブログで出してくれるし、保坂先生は投票機能を活用した穴埋め問題をたくさん出題してくれる。
5分でも10分でもいい。
まとまった時間がとれなかったとしても、宅建独特の用語や考え方を生活の中で数回目に入れるということが重要だと思う。とりあえず正答できなくてもいいから目に入れる。慣れる。日常に宅建要素を入れることで試験から逃げないという再確認にもなる。

試験直前

試験直前に関してはモチベーションが上がる動画(後述の方の動画です)を見て、自己暗示に全振りしたため、直前の見直しは35条・37条の記載事項を確認した10分程度だった。
どれだけ勉強しようがどれだけ勉強せずに臨もうが試験中に平常心でいるのは難しい話である。何しろ1年に1回の試験だ。合格率が多少上がったとはいえ20%に満たないということは5-6人に1人しか受からない。ここで決められなければ1年が無駄になってしまうのは事実である。

一番大事なこと

Xでもnoteでも別タグつけてかなり書かせていただいているが、勝負所で自分を見失わないための人物だったり団体だったりを見つけることがおそらく最も効果的である。自分はこれがパブリックエネミーだったという話。動画見てるとものすごく前向きで楽しくなれる。実生活でもモチベになったため本当に存在に感謝している。スタンスとしてはメンバーのOnchanさんのプロ思考なところは実は相当参考にした。練習過程を楽しみ、本番を楽しむ姿勢大事。

ここは家族や友人でもいいと思うが「こ、ここで合格しないと…!!合格報告できなかったらどうしよう…」などと自分を追い詰めたりすることもあるので、あまり自分のリアルと関わらない方がいいような気がする。
かつ、ある程度同世代っぽいと更に効果高めかもしれない。

今年に関して、夏からやったことはこんな感じである。おそらく勉強時間としてはお話にならないだろう。模試も問題演習も全くできていなくて、テキストも問題集もあんなに買ったのにもったいないとは思っている。
だが、1年目にだいたい30点以上得点できている方であれば、2年目試験前に時間が取れなかったとしてもどうにかなる事例があることはお伝えしたかった。

あと、人を攻撃したり否定したりしてる暇があったら人を褒めて肯定して感謝を伝える。きっと運が向く。ちょっと何言ってんのかわかんない権利とか解く時は特に、運を味方につけるのも大事です。








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