大下ゼミ3年生が日本郵船株式会社の課題解決に挑む!
2024年11月28日、千葉商科大学サービス創造学部の大下剛ゼミナールの3年生、18名が「日本郵船株式会社」から提示された課題に取り組み、最終報告会を行いました。
流通・物流とロジスティクス研究を行っている大下ゼミナールでは毎年、京都先端科学大学の神田正樹ゼミナール(マーケティング)と共同活動を行っています。本年度は外航海運大手の日本郵船株式会社より与えられた「国際海上輸送における廃材(木枠梱包ほか)を減らすにはどのような対策が考えられるか」という課題に対し、5チームに分かれてそれぞれの学びや経験を活かした提案を行いました。
提案作成に当たっては、大学を超えたメンバーでアイデアを出し合い、企業に問い合わせをして資料を集めたり、企業の方とオンラインミーティングを行ったりするなどして、提案の実現可能性を高めました。
10月10日にキックオフミーティングを行って以来、2か月かけて練り上げた提案を、日本郵船株式会社の方々に報告。竹やアルミニウム、強化ダンボール等の使用といった「木材に代わる素材」提案や、使用した木材をキャンプのウッドチップとして活用したり、宿泊施設の建築材としてSGDsコンセプトを前面に出した宿泊空間を作り出したりするという「廃材を利活用する」提案などが出されました。日本郵船株式会社の方からは実現に向け、多くの課題の指摘を頂く一方で、学生の視点で気づかされることも多く有意義な取り組みになったと評価して頂きました。学生にとっては、他大学の学生とオンラインでミーティングを重ねて提案と作り上げるという難しさもありましたが、SDGsの実践的な取り組みを学べる貴重な2か月間となりました。