ブースターとともにアメフトで“あつ”くなろう!オービックシーガルズ2024×千葉商科大学 第3節
2024年9月29日、千葉県習志野市にある第一カッターフィールド(秋津サッカー場)で開催されたアメリカンフットボールの公式戦「X1 Superリーグ」の第3節 オービックシーガルズ対IBM BIG BLUEにて、サービス創造学部のスポーツビジネス・プロジェクト(※)の学生たちが、学部の公式サポーター企業である「オービックシーガルズ」と連携しながらイベントの企画・運営を行いました。
スポーツビジネス・プロジェクトのメンバーたちは、今回の目的を、「気軽に試合会場に足を運んでもらい、観戦を楽しむことはもちろん、アメフトや選手、そしてクラブハウスに親しみを感じてもらうこと」とし、「アメあつ」をテーマに掲げました。「アメあつ」とは、アメフトに「熱い、圧倒、集まる」の3つの意味を込めて作られた造語。地域の方々にアメリカンフットボールの魅力を伝えたり、ブースター(オービックシーガルズのファンの名称)がより一層盛り上がったりできるようなブース出展や企画の提案を行いました。
当日は、試合会場までの道中に設置したQRコードを活用し、観戦者が選手のインタビュー動画を事前に視聴できる限定動画の配信を行ったり、試合当日の臨場感を共有できるようなSNSを活用した企画を提案したり、8月に完成したクラブハウスのお披露目ツアーを学生たちが案内役となって紹介したりしました。とくにクラブハウスのお披露目ツアーは、参加者の方々から「学生の丁寧な対応が印象的だった」「アメフトの魅力を身近に感じられた」というコメントをいただき、好評の企画となりました。
本企画の統括を担当したサービス創造学部2年の神谷彩乃さんは、「今回の企画は新たな取り組みが多く、従来の段取りでは対応できない場面もありましたが、お客様の視点を大切にし、記憶に残る付加価値の提供に努めました。企画当日の試合は惜しくも敗戦となりましたが、私たちの取り組みが観戦者の満足に繋がったと実感しています。改めて、スポーツビジネスにおける付加価値の大切さを学んだ瞬間でした」とコメント。また、同じくサービス創造学部3年の齋藤花菜さんは、「企画を進行していく中で、実際に提供される側に立ち、何が求められているのか考えながら行うことの難しさを学びました。また、試合後の企画運営では、スポーツビジネス特有の経験を得ることができ、大変貴重な体験となりました」と振り返りました。
※「スポーツビジネス・プロジェクト」……プロ野球のパシフィックリーグに所属する「千葉ロッテマリーンズ」、プロバスケットボールBリーグに所属する「千葉ジェッツふなばし」、プロサッカーJリーグに所属する「ジェフユナイテッド市原・千葉」、アメリカンフットボールXリーグに所属する「オービックシーガルズ」と公式に連携し、公式戦の中でのイベント企画・運営のほか、営業活動や広報活動を行っています。