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あくねこイベスト『水龍の唄』読んだよ!


突然ですけど私には困った固定概念があるのです!
それはズバリ!ストーリーは1番最初から読みたい!最新ストーリーから読むとか邪道!
自分の読みたいところをちょいツマミなんてもってのほか!
なんていう、本当に損な性格をしているんですよね。融通が効かない、ゼロ100思考……。
でもいいんです!
困ってはいるけどこの読み進め方が好きだから!!

ということで、あくねこイベントストーリーで未読中1番古い話、『水龍の唄』読み終わったので感想共有させてください> ̫ <


⚠︎︎あくねこイベントストーリー『水龍の唄』のネタバレ含みます!

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と言っても大したことは書けないので、本当ここが心に来たんだよ〜とか、こういう言い回しが良かった〜とかそんな些細だけど心の揺れた場面をピックアップしました!

〜ハナマル水も滴るいい男シーン〜

ハナマルの背中には龍が大きく彫られている。

この世界で龍は子どもを守る神獣と言われているのに、その龍を背中に彫っている俺は天使からガキども(子どもたち)を守りきれなかった。
そんな自分の背中に龍が彫ってあることをハナマルは負い目に感じていて。

見越した主は「ハナマルの背中は、カッコイイよ」って言うんだけど、その言葉がハナマルにとってとっても嬉しかったんだろうなって感じた。
嬉しい気持ちがこそばゆいのか、茶化して冗談言うのがいかにもハナマルですごい良かったのだ〜!

〜ナックの「探し物」〜

「今日は少しばかり、『探し物』をしようかと。」

シャンロンに来て3日目。
観光に行こうとする主とハナマルに「行ってらっしゃいませ、主様。どうか楽しんできてくださいね。」とナックは言う。
「ナックは行かないの?」という主に対しての返しが、「今日は少しばかり、『探し物』をしようかと。」なの、

返し上手くないですか!!??

我々主一同はシノノメ・イーミンの情報を探りに来ていて、当の本人もその場にいる手前「イーミンさんの情報を探りに行ってきます!」なんて言えない中、「探し物をしてくる」と言うことで仲間たちにも意図が伝わるし、イーミンにも不審に思われない言葉選びで思わずスタンディングオベーションしちゃった。
こういうことサラッと出来るのなんなん?
ナック・シュタイン恐るべし。

〜ラトが尊重したい気持ち〜

だから、ミヤジ先生が子どもたちに優しくしてと言うのなら、私はその願いを守ります。

ラトは基本自分が興味のあることしかしない。
絵本好きなラトがハオユー(イーミンの子ども)の絵本に付き合ってあげるのには理解ができるが、鬼ごっこまで付き合ってあげている理由が分からない、とバスティンはラトに言う。

そんなバスティンにラトはフフフと笑って答える。
ミヤジ先生から子どもに優しくするように言われているからと。

よく、環境が人を作るといいますが、
『幼い頃から子どもたちにちゃんと寄り添い、誠実に向き合ってあげることで子どもたちは心を育み、少しずつ優しい大人になっていく。』

これは、いつもミヤジ先生が言っていることの一つで、私はそんな彼の考えを尊重したい。
ミヤジ先生は信頼出来る人だから。
だから、ミヤジ先生が子どもたちに優しくしてと言うのなら、私はその願いを守るんだとラトは言うのだ。

私たちも信頼していたり、尊敬している人の考えを尊重したい!と考えることありますよね。
ラトにとってはそれがミヤジ先生だし、
本音を言えば子どもなんてラトにとってどうでもいい相手。
だけど、自分が尊重したいと思う考えを落とし込んで、実行に移したという点がわたし的にはとてもいいなと思ったのです。

私もミヤジ先生の子どもたちにちゃんと寄り添って切実に向き合うという教え、忘れずに心においておきたいです。


〜読んでみての感想〜

・ボトルメッセージのくだりで悪ノシリーズのリグレットメッセージ思い出した。辛いよ、心が

・シノノメ・ユーハンのいとこはシノノメ・イーミンではなくてそこ奥さん(ユータオさん)だったのね!しかももう亡くなってるなんて……

・序盤でユーハンが唄っていた『水龍の唄』が真相解明のトリガーになっていた構造が良かったです〜〜〜

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