見出し画像

4連勝 T-S13回戦(甲子園)

上位4チームが1ゲーム差にひしめく混戦だ。まさに混セですね。ここからどこが落ちて行くのか。それとも秋まで続くのか、誰も判らないと思う。徐々に打線が上向いているように見えるタイガースも、抜け出せるだけの力はない。9月に投打が嚙み合っているチームが優勝を掴むだろう。その為に今は、やるべき事をやっておきたい。

佐藤輝に躍動感が出て来ている。2回はライトへ大きな二塁打。一瞬入ったのかと思えるほど良い音がしていた。風に押し戻されたのは間違いないし、量産体制に入るのも時間の問題だと思う。特筆すべきは4回表のファインプレー。無死一塁から三遊間のちょうど間にゴロが飛ぶ。これを横向きに捕球すると間髪入れずにセカンドへ送球。二塁から一塁に転送され、ダブルプレーが完成された。あれが抜けていれば、大ピンチになっていただろう。素晴らしいプレーだった。

野口が大活躍だ。4回裏、二塁に大山を置いてセンター前にタイムリーを打った。6回裏は大きく跳ねたゴロを打ってこの日2打点目。1打席目は外に逃げるスライダーを振って三振だった。そこから修正できたのがいい。走者を置いたらとにかくバットに当てること。空振りでは何も起こらない。ずっと活躍出来るほど一軍は甘くないだろうが、自分の持ち味をしっかり発揮するのがいい。チャンスを逃さないで欲しい。

大竹と広島の相性が良いのは知っていた。実は大竹はヤクルトとも相性が良い。ここまで6勝無敗の成績だ。昨日も6回を投げ終えて被安打5だった。無四球なのが何より素晴らしい。初回に村上のタイムリーで先制されたが、2回以降は安定した投球で、味方の攻撃のテンポを作った。ナイスピッチだ。

やっぱり、ミスをした方が負ける。ワイルドピッチは失点に直結した。打球を通り越して二塁打にした小幡の一打があった。ヤクルトは守りでミスが続出した。それに助けられて、久しぶりに少し楽な試合展開だった。

7回からは石井大ーゲラー岩崎と投手を繋いだ。登板数が増えていた桐敷を休ませられたのが大きい。リリーフは登板過多にならにようにローテーションさせて使いたい。捕手の藤田が1軍に上がって来るそうなので、走られ放題の状況を変えたいですね。

いいなと思ったら応援しよう!