打線を大幅変更 DーT9回戦(ナゴド)
オーダーを大幅に入れ替えましたね。大山をスタメンから外して原口を4番に置いた。何と原口は2022年以来のスタメンとか。岡田監督はあまりオーダーを変更しない監督だから、それも頷けます。固定オーダーで戦えるのが理想で、昨年は予想以上に選手が好調だった。特に木浪が100本以上もヒットを打ったのは嬉しい誤算だった。今年は普通の木浪に戻ってしまった。
常に刺激を与え続ける岡田監督。少しでも選手が安閑としていたら容赦しない。大山は状態が悪すぎたし、森下にはケツを叩く意味でのスタメンから外したのだろう。常に状況をよく考えてのプレーを求められる。トップバッターが、試合開始のよーいドンで初球を打ちあげたら使ってもらえない。
梅津の立ち上がりは不安定だった。球速は150キロは出ていたが、キレがなかったし、それほどバッターを押し込めていなかった。そこを突いたタイガースの得点が良かった。この日一番の井上が四球を選んだのが大きかったし、次の中野のライト前ヒットで無死・一三塁になった。ここで原口のゴロを内野手が弾いて点が入り、糸原がしぶとく三遊間を破って2点目。1点ではなく2点が入ったのが大きかった。
4回も先頭の糸原が四球を選ぶ。先頭打者への四球は確実に点になります。これを簡単に与えるチームは強くない。ここからバスターやら、バントヒットが出て繋がる。西勇のヒットも出て、中野の二塁打も加わって、この回4得点。これで試合の趨勢は、ほぼ決まりましたね。
やっと西勇に勝ち星が付いた。あれだけ初回から点を取ってくれたら楽ですね。今まで点を取ってくれなかった分を返してもらった感じですね。5回は中日に繋がれて2点を失ったが、6回を投げ終えてくれた。球数的にはもっと投げられたが、交代になった。まずは初勝利おめでとう。ここから勝利を積み上げて欲しい。
好守備が続出した。中野は一二塁間の一番深い場所でゴロをさばき。小幡は逆シングルで強い打球を好捕した。近本はフェンス際の大きな打球をスライディングキャッチ。守りで試合を引き締めるのがタイガースの野球です。
桐敷は久々の登板で2失点したが、これは慣らし運転ですから、ご愛敬ですね。また厳しい場面で頑張ってくれるだろう。
さあ、甲子園に帰って、落ち着いて野球をやりましょう。明日のスタメンは元に戻しそうですね。