降雨コールドで引き分け TーG4回戦(甲子園)
大シャッフルの打線を元に戻した。一夜限りの限定オーダーだった。やっぱりこのオーダーがしっくり来るね。森下が2本のヒットを放ち、大山も1本打った。それ以外にもセンターへ大きな飛球を打って、状態はかなり上向いて来ている。もう、本当に底の底のどん底打線からは脱しつつあると言っていいだろう。
今の読売は強いね。キレイなヒットよりも、しぶとい一打が多い。こんな時のチームは本当に強い。貯金を持っているのだから当たり前だが、各打者が簡単にはアウトにならないし、粘って粘って嫌らしい場所に飛んでくる。山崎伊は素晴らしい投手になった。昨年二桁勝利をあげて、自信になったのだろう。今や戸郷と並ぶ投手の中心選手。
今は好調な讀賣だが、それが1年間続くかどうかは判らない。急激に伸びる選手もいれば、勢いがパタッと止まる選手もいる。まだ未知数な部分がかなり残されているし、阿部監督も1年目で、起用・采配もどれほど出来るか判らない。今は、防御率がリーグ1位で、それが良い感じでチームの牽引力になっている。
村上が昨年よりは球が力強くなっている。昨季は球のキレで勝負していたが、それにパワーが加わった感じだ。昨季と比べ四球は増えるかもしれないが、変化した村上は昨年以上も勝ち星をあげてくれそうだ。
同点の場面は植田のスペシャルな走塁が見られた。ホームに滑りこむ際に、捕手にタッチされ難いように左手を畳みながら右手でベースをタッチ。あれで飯を食っているのだから当たり前と言えばそうだが、それでも仕事をやり遂げるスペシャルランニング。貴重な戦力です。
緑のユニフォーム。今年は色んなバージョンが有りそうだね。どれくらい種類があるかは知らんけど。
9回に雨が急に強くなって、雨雲レーダーを見たら真っ赤になっていた。あれでは中止もやむ負えない。タイガースからしたらあそこで中止は助かった。
まずは一つ引き分けた。調子が良い時は幾らでも勝てそうに思えるけど、状態の悪い時は1勝が遠いんだよ。試合が成立して、なおかつ負けなかったのは大きい。