カープに連勝 C-T12回戦(マツダ)
この3連戦の前で、首位広島とのゲーム差は4だった。ここで3タテを食らったら、もう今季は終戦だったよね。口には出していなかったが、先週の日曜日の試合内容が余りにも酷かったので、気にしてはいた。だが、連勝出来た。強いカープに連勝した事は嬉しかったですね。一つは何とか勝ちたいと思っていたが、予想を上回る連勝だった。本来の投手力で逃げ切る試合だった。
何せ、大竹が素晴らしい。広島には10試合に投げて8勝だ。一度も負けていない。相性が良いのは知っていたが、ここまでとは思っていなかった。相手チームも研究をして来るし、その中で勝ち続けるのは容易ではない。もしタイガースが逆に一人の投手を全く打てなかったら、それは非難が集中するだろう。大竹ー坂本のバッテリーが常に工夫して変化させているからこそ勝てるのだろう。グッジョブ!
佐藤輝が仕事をしましたね。123打席ぶりのホームランとなったこの日の1本目の4号は、見事に内角のストレートを弾き返した。2本目の5号は外角低めに沈むチェンジアップを逆方向へ放り込んだ。こちらはテクニックで打ち込んだ。逆方向への一本は良い兆候で、これからは量産体制に入って行くだろう。昨季も二軍落ちなどを経験しながら、夏から打ちまくった。まだ20本を諦める時期ではないから、ここからでも行けるよ。
よく捕球したんだけどね。菊池の放ったゴロは鋭かったし、バウンドを合わせ難かった打球だった。捕ったまでは良かったのに、送球がハーフバウンドになって大山も捕球出来なかった。あそこは直ぐに送球するのではなく、一呼吸置いて投げていれば、良い送球が行っていたと思う。菊池ももう足は速くない。態勢を整えてからでも遅くなかった。次のバッターに三塁打を打たれて、同点に追いつかれた。
3併殺では厳しいね。ヒットは出ているので、ランナーを進めるバッティングが出来れば全く違って来る。特に9回の併殺打は、小幡がバントで送れていたら、ゲッツーはなかった。
細かい点ではミスは多いが、勝利出来たのは大きいですね。大竹-ゲラー岩崎と継投して逃げ切った。今日は村上の好投に期待します。
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