dominATE 東京ドーム公演
Stray Kidsのワールドツアー、東京公演の思い出です。
東京公演2日目はライビュで、3日目は今回唯一当たった会場で参戦してきました。
以下、公演の中身に触れていますので、まだ知りたくない…という方はお気をつけください。
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36曲のセットリストはパワフルなダンスナンバーが多くて、スキズの代表作もたくさん入っていて、歌とダンスとラップを余すところなく魅せてくれる曲ばかり。
ワールドツアーなので、初めてスキズを見る人も世界にはたくさんいると思うけど、スキズがどんなグループなのか、何が魅力なのかが存分に伝わるセトリです!
生で見るとやはりダンスラチャの3人のダンスは際立ってパワフル。ライビュではヒョンジンの表情が際立ちますが、踊っているところを見るとリノのダンスは全体が安定していて、どこにいてもすぐにリノだってわかるし、フィリックスは華やかでありながらキレがあるし、ヒョンジンのしなやかさは誰にも真似できない。ソロではそんなそれぞれの華を魅せながら、群舞になればぴたっと揃ってスキズのダンスを引き締めてくれるのが本当に頼もしい。
ボーカルラチャは声の伸びが際立っていました。ずっと踊りながら歌っているのに声の伸びや声量が圧倒的で、曲によって違った声の表現も感じられて、スンミンとアイエンの歌にかけるひたむきな情熱が2人をどんどん成長させている感じ。
スリラチャは高速なのにキレが良くて声量もあって聞き取りやすいラップに圧倒されました。そして3人とも最後までパワフルでまさにスキズのエンジン。バンチャン、チャンビンと比べると小柄なハンも最後までパワー全開で走り回っていてほんとにSTAYの前でライブができることが嬉しくて楽しいというのが伝わってきました。
メンバーみんな、STAYの掛け声や、手を振る姿にもすごく喜んでくれて、中でも東京ドーム3日目にリノが自己紹介で突然歌い出した去年のソロに、STAYが「サランヘヨ、イリノ!」と掛け声を返した時にリノだけじゃなく、メンバー全員がすごく嬉しそうにしてくれて…。私たちの掛け声がほんとにスキズの力になるんだなって感じた瞬間でした。
そして、何より書きたかったスンミン&バンチャンのこと。
東京ドーム2日目、私は気がつかなかったけれど、スンミンのソロで音響トラブルがあって、冒頭部分の音が出ていなかったとか。途中のMCでソロの話になったとき、他のメンバーが話をしている間にスンミンが真剣な表情でバンチャンに話しかけたんですよね。バンチャンもすぐにスンミンの側に行って真剣な顔で話を聞いてあげてて、どうしたのかなって思っていたら、スンミンが自分のソロの話をする番になって、音響トラブルがあって申し訳ないという話をしてくれたのです。ライブは生モノなので、どんなに準備してもトラブルが絶対にないということはないのに、それでも来てくれたSTAYに申し訳ないという思いを韓国語でしっかりと話してくれたスンミンの誠実さ。
普段は突拍子もないことを始めてはメンバーを呆れさせるのに、ちゃんと自分はこうしたいとリーダーに説明してから行動したところに、スンミンの真面目さも見えました。
そして、スンミンの話を聞いて瞬時に話してよしとしたバンチャンの判断力もすごい。スンミンのSTAYに誠実に向き合おうという姿勢をちゃんとわかってあげて、その結果、何が起こっても何を言われても後は自分が責任を取るとあの一瞬で決めたはず。
そんなバンチャンにとって、メンバーがスンミンに「大丈夫!」と声をかけてフォローしたことは嬉しいことだったと思うし、その後のフィリックスの「Stray Kidsになってよかった」というコメントも大きなご褒美だったんじゃないかな。
現地参戦した3日目、見ているとメンバーがセンターステージに移動した後もリノとメインステージに残って何か話をしていたり、アンコールでメンバーがセンターステージで見せるパフォーマンスにSTAYが盛り上がっているところを後ろで見ていたり、常にメンバーとSTAYを見守りながら、締めるところはバチっと決めるリーダーの姿を見て、アンコールの「Stray Kids」を歌いながら涙が出てきました。
本当にこの8人で揃って走ってこられて良かった。これからも、この8人でいられて良かった。
お互いの良いところを認めて、お互いに成長し合えて、お互いに支え合える素敵なグループがStray Kidsで、スキズが大好きで大切で存在する理由だと言ってくれるSTAYでいられて良かった。そんな思いで胸がいっぱいになった東京公演でした。
スキズ、本当に日本に来てくれて、素敵なステージをたくさん見せてくれて、いっぱい手を振ってくれて、STAYを大事にしてくれてありがとう!