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緑単オービーメイカーの教科書

はじめに

note2冊目です。
今回は緑単オービーメイカーの魅力やその弱点について考察します。
参考にした動画がありますのでリンクを共有させて頂きます。

デッキレシピ解説

こちらはメインデッキ内の重要度分布図です。中心に近いほどより重要なカードになります。参考にしてください。

以下、採用枚数と役割や簡単な解説を書き記します。

十番龍 オービーメイカー Par100

4枚。今回のメインです。
このデッキでは3ターン目に3体の自然のクリーチャーを展開し1コストでこのカードをプレイ、合計5体のクリーチャーを並べて"シビルカウント5"を達成し相手を縛ります。

原始 サンナップ

4枚。マナ武装達成で実質無料召喚が可能です。《オービーメイカー》の軽減条件をクリアしつつ後続に繋げます。

応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」

4枚。基本的な役割は《サンナップ》と同じです。
要求値は高いですが、先攻でこのカード3枚と《オービーメイカー》がある場合、2ターン目にこのカードを連続でプレイし《オービーメイカー》を召喚する事で手札を無くし、《手札の義》を達成することでターンの終わりに自然のクリーチャーを5体並べて"シビルカウント5"を達成できます。

ベイB セガーレ

4枚。1コストのメタクリーチャーで、相手の踏み倒し等を抑制します。3ターン目に《サンナップ》や《エール》と一緒にプレイして《オービーメイカー》の軽減を満たします。

とこしえの超人

4枚。1コストのメタクリーチャーで、相手の墓地やデッキ、マナからの展開を防ぎます。
基本的な役割は《セガーレ》と同じです。

陰陽の舞

1枚。殿堂カードです。
"マナ爆誕0"でマナから限定ですが自身を無料召喚できます。登場時にマナから自然を墓地へ送るか自身を破壊するかの2択がありますが、使用済みのマナを墓地へおけば問題ありません。手札にきた時はとりあえずマナにおいておけば後の展開に役立ちます。

ダンディ・ナスオ

1枚。殿堂カードです。
このデッキの縁の下の力持ちです。
効果でマナにいると便利カードを埋めておけます。上で紹介している《ヒッポ》との相性も抜群です。処理結果としてマナの枚数は変わりませんが、効果で単色を埋め使い終わったマナを墓地へ送ることで実質1コストで召喚できる点も魅力的です。

最強虫 ナゾまる

2枚。マナから召喚できる低コストクリーチャーです。
"ミノまじかる"でターンのはじめにマナにタップインしたあと、マナの枚数以下のクリーチャーをマナから出せます。2ターン目に召喚していた場合は3ターン目のはじめに自身をマナに埋め、自身の効果でそのまま場に出すと《オービーメイカー》の軽減を1つ進める事ができます。

ソイソイミー

4枚。条件達成でGR召喚ができるクリーチャー。2コストで2度美味しい。
パワー4000以上が条件なので、《セガーレ》や《とこしえ》を事前に展開しておく必要があります。1、2ターン目に《とこしえ》や《セガーレ》を展開し、3ターン目に《サンナップ》や《エール》と共に展開すると《オービーメイカー》の軽減を満たしつつ、"シビルカウント5"の達成にも貢献してくれます。

トレジャー・マップ

4枚。1、2ターン目に使いたいカード。自然のカードしか入っていないのでハズレなしです。基本は《オービーメイカー》を探す役割ですが、初手に《オービーメイカー》が見えている場合は《サンナップ》等の展開補助をピックします。
優秀なサーチカードなので初手にあれば積極的にプレイしていきましょう。

ガガガン・ジョーカーズ

2枚。このデッキにおいては《トレジャー・マップ》の4、5枚目です。

未来設計図

4枚。
6枚みてクリーチャーを回収できるサーチカード。"S・トリガー"がついている分少し重くなりましたがめくれる枚数が増え、さらに回収対象の制限が緩くなった《トレジャー・マップ》という印象。めくれる枚数が多いので2ターン目にプレイしたい。ただ、2ターン目に《トレジャー・マップ》《ガガガン・ジョーカーズ》から合計2枚手札にある場合はそちらを使った方がめくれる枚数が多くなるので、その場合はそちらをプレイした方が良いです。

式神シシマイ

2枚。タップ状態だと相手にクリーチャーの"S・トリガー"を使わせない効果を持つ。役割としては《オービーメイカー》で防ぎきれない自分のターンでの展開や妨害=相手の"S・トリガー"を防ぐストッパー。必要になるまでマナで暖めて置いて、必要なタイミングで《ナゾまる》の"ミノまじかる"で展開すると良いでしょう。
こちら非採用の場合は《ガガガン・ジョーカーズ》を2→4枚にしておくと良いです。

GRクリーチャー

必ず自然を含むクリーチャーを12枚採用してください。お好みですが、相手に殴れないデメリット持ちの採用はあまりオススメしません。理由としては、それ自体が打点にならないことで相手のガードストライク等で攻撃できないキャラが増えた時にギリギリ打点が足りなくて負ける事を避ける為です。

追記:改造候補カード

こちらの記事を拝見し、緑単オービーメイカーの新しい可能性に触れましたので追記致します。

S級原始 サンマッド

殿堂カードです。
メインデッキのコスト3クリーチャーは少なめですが、GRをコスト3で統一する事で使いやすくなるとおもいます。
オービーメイカーの立ち回り上、自分のクリーチャーが3体以上並ぶので"T・ブレイカー"を得やすく、更にマナ送りの条件も達成しやすいので相手のクリーチャーを除去しやすくデッキのスタイルと能力が噛み合っている印象です。

S級原始 サンマックス

上記、《サンマッド》の調整版です。
自分の場に3体以上のクリーチャーが並ぶと"T・ブレイカー"に加えてパワー+9000のパンプアップが付きます。マナ送りの条件は撤廃されてターン終わりに変更なり、マナ送りは自身と相手のクリーチャーの2体になりました。しかもこの効果の発動は任意なので、必要なければ発動をしなくても良いです。

この2枚は《オービーメイカー》を引けなかった時のサブプランとしても、追い込みの1枚としても輝けるスペックを持っており、優勝者のデッキレシピを見て感動致しましたのでここに紹介させて頂きます。

立ち回りについて

基本の動き。

1ターン目と2ターン目はサーチ等で準備
3ターン目に《オービーメイカー》召喚を目指します。
先攻の場合は手札に余裕がなく、3ターン目にすべて出しきっても4体しかクリーチャーを並べられませんが、"手札の義"を達成することで《オービーメイカー》の"シビルカウント5"を達成します。
後攻の場合は手札に1枚余裕があるので、サーチカードと共にメタクリーチャーを展開できるとゲームを有利に進めていける場合があります。

追記(2022/10/21 00:30:39)
実際にこのデッキを回してみて、その強み等をより詳しく書き記します。

1ターン目
サーチカードをプレイしてください。1コスクリーチャーは《オービーメイカー》を出すときにコスト軽減も兼ねて使用したいです。相手の2ターン目以降に除去されると"シビルカウント"を達成しにくくなるので、サーチカードがない場合は焦らずそのままターンを返しても問題ないです。

2ターン目
前の番に既に《オービーメイカー》を手に入れていたとしてもサーチカードをプレイすること推奨です。理由は、3ターン目に《オービーメイカー》の軽減に使用するカードを探しておきたいからです。
手札にサーチカードがない場合は、《ナゾまる》はプレイしてもOKです。理由は、次のターンの始めに《ナゾまる》をタップでマナに置き、そのまま《ナゾまる》を出し直す事で"自然のクリーチャーが出た扱い"になるので《オービーメイカー》の軽減をノーコストで1回分賄う事ができます。

3ターン目
《オービーメイカー》を召喚したいターンです。
2ターン連続でサーチカードを使えてるなら
初期手札+2,3ターン目のドロー+サーチ×2=
5+2+5×2=17
17枚ほどデッキを捲っている計算になるので、《オービーメイカー》を引けている可能性が高く安心です。仮に引けてない場合でも、1コストのサーチカードがまだ手札にある場合は諦めないでください。要求値は少し高いですが、下記のコンボで展開とサーチを行い《オービーメイカー》に繋げれる可能性があります。

コンボ使用カード:
《サンナップ》《エール》計2枚
1コストクリーチャー 1枚
《ガガガン》《トレジャーマップ》計1枚

コンボルート:
《サンナップ》▶︎《サンナップ》▶︎サーチカード(オービーメイカーを手札に)▶︎1コストクリーチャー▶︎《オービーメイカー》

このコンボは使用カードを変えて様々な応用が可能です。具体的には、1コストクリーチャーの代わりに《ナスオ》があれば《サンナップ》《ナスオ》サーチカードの3枚で《オービーメイカー》まで行くことが可能です。

コンボルート:
《サンナップ》▶︎《ナスオ》(効果で山札から《ヒッポ》をマナに置き、使用済マナを1枚墓地へ)▶︎サーチカード(《オービーメイカー》を手札に)▶︎使用済マナから《ヒッポ》を場に出す。(効果で使用済マナを1枚墓地へ)▶︎《オービーメイカー》を召喚。

《ナスオ》《ヒッポ》共に殿堂カードでシールドに埋まっていると使えませんが、こういう動き方もあるんだよ〜、という感じで頭に入れておくと柔軟に対応できると思います。

慣れてきたらいろんなコンボを試してみましょう!

弱点

ハンデス

特に相手の後攻2ターン目のハンデスや、相手の先攻で3ターン目までに計2枚のハンデスをされると《オービーメイカー》を3ターン目に召喚するのは難しくなります。

DG-パルテノン〜龍の創り出される地〜

展開上限を設けられてしまい《オービーメイカー》の軽減を充分に満たすことが出来ず、3ターン目召喚の難易度が跳ね上がります。は不可能です。
1コスト×2+《オービーメイカー》だと計6コスト必要になります。
剥がす手段もないので大人しく4ターン目以降の召喚を目指しましょう。

コスト軽減メタ/コスト踏み倒しメタ

《ダイヤモン星》は《オービーメイカー》の天敵です。運良くパワーが低いので、《ソイソイミー》から《スカップ》が捲れたら"マッハファイター"で相手を除去することが可能です。

そういったGRによる展開やマナゾーンからの展開を視野にいれているデッキ故に、相手の《とこしえの超人》も厄介です。
その場合はGRやマナ召喚に頼らずに展開する必要があります。

飛ベル津バサ「曲通風」

サーチ封じです。
ジャストダイバーも持っているのでこのカードをプレイされた返しのターンではこのカードを退かす手段がこのデッキにはありません。
1番上のカードが目当てのカードだと祈ってゲームを進めていきましょう。

S・トリガー/ニンジャ・ストライク

自分のターン中は《オービーメイカー》のメタが効かないので厳しいです。
ただ、これらは自分の攻撃に対して反応するので、不安だと感じたら《セガーレ》や《シシマイ》を引くまで少し待つのもプレイとしてはアリだと思います。
ターンを跨げば跨ぐほど、相手の準備も進んでしまいますが早期決着を意識しすぎるのも良くないです。
状況に応じて、1点ずつ刻んでいく。《オービーメイカー》でのみ攻撃を行いトドメを刺す、などの工夫を凝らして乗り越えて下さい。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。
これから「緑単オービーメイカー」を作る方の参考になれれば嬉しいです。

追記:一部、より詳しい情報を追加しました。
10スキ突破ありがとうございます。
モチベーションに繋がります。
(2022/10/21 01:22:00)

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