
転職活動のギモン~転職活動は働きながらがいい?辞めてからがいい?
こんにちは!良平こと良ちゃんです。
現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。
前回は、ハローワークで利用できる「失業保険」「再就職手当」について書かせていただきました。
ぜひ、読んでいただき参考になったら嬉しいです。
さて今回から、転職活動にまつわるトピックについて
転職経験6回の転職エージェントの実体験を踏まえながら書いていきます。
今回は、よくある疑問として挙がる「転職活動は働きながら?辞めてから?」について書かせていただきます。
1.働きながら(在職中)の場合
結論から言いますと、転職活動は働きながらでも辞めてからでも、どちらもOKです。私自身、両方とも経験をしています。
実際に、在職中に行うか退職後に行うかは五分五分というデータもあります。
<参考資料>
転職活動を始めるのは在職中?退職後?どれほどの期間で転職できた?転職経験者1685人に調査!
ここからは具体的に、働きながら転職活動をする場合、辞めてから働く場合のメリットとデメリットを書かせていただきます。
(1)メリット
2点あり、「収入がストップせずに金銭的な負担が少なくて済む」そして「職務経歴のブランクが生まれずに済む」になります。私たちは当然、生きている限り生活費が必ずかかります。食費、光熱費、家賃、通信費(PCやスマホ代)などです。貯金が十分でないのであれば、こちらのやり方をお勧めします。実際、無職のまま生活を送る期間は、アルバイトなどせずに過ごした場合長くても半年後には貯金が底をつくでしょう。
(自己都合退職の場合、3か月で失業保険の給付手続きは可能です)
しかしこの場合は、段取りが大事になってきます。現職との退職交渉です。自分にプレッシャーをかけるため、決まってないうちに退職の意思を示す方法もありますが、リスクが少ないのはこの方法かと思います。
ちなみに退職交渉については、過去に投稿し好評だった下記の記事をぜひご覧いただければと思います。
(2)デメリット
一番のデメリットは「転職活動に使う時間の確保」です。仕事をしながらなので、土日休みの会社に勤務中の場合、平日の日中は面接スケジュールを組むのが難しいでしょう。有給休暇を活用しながら行うのも手ですが、最終面接などのここぞの時以外は使わずに済ませたいものです。
ただ、今はコロナ禍の影響からオンライン面接も増えていますので、退勤後に面接を受けるハードルが少し下がったかと思います。
転職活動を始めるきっかけなどをまとめた記事も過去に投稿してますので、ぜひご覧ください。
また、長期化すると、在職中なだけに「生活には困ってない」「急いでない」という状況であるので、ズルズルといってしまい転職活動の応募も止まる、下手をしたらフェードアウトという事も有り得ます。
上記の投稿記事にも書かせていただいていますが、転職は最初の一歩が一番エネルギーが要ります。そして選考通過、面接突破という結果・成果が伴うかでモチベーションは大きく左右します。
在職中ではあっても、自分の中で「いつまでに転職先を決める」「いつまでに辞める」と期限を設けて取り組むことをお勧めします。
2.辞めてから(退職後)の場合
(1)メリット
これは分かりやすく「転職活動の時間を確保しやすい」そして捉え方次第では「様々なアルバイトや短期の仕事を経験できる」事が挙げられます。
先ほどの在職中と逆で、企業が面接日程を組みやすい平日の日中に面接対応ができるので、応募数を増やしやすいです。また、私自身の経験ですが、2年前は4か月半の離職期間がありましたが、ウーバーイーツや短期バイトといったものを経験できたので、ネタ作りにはなったかと思います。
(2)長期化すると、生活難や転職の成功率ダウンが待っている
辞めてからはスピード勝負と思った方がいいです。貯金も減る一方ですし、
実際には離職期間が長いほど正社員雇用の確率が1割以上ダウンするというデータもあります。
フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合(出典:厚生労働省「若者雇用の現状と対策」より)
個人的に一番厄介なのは、長期化すると「早く転職決めなければ」「転職決まらないんじゃないだろうか」という不安や精神的なプレッシャーが日増しに大きくなってくる事です。焦って企業選びをし仮に内定をもらえても、見極めができないまま転職しても「こんなはずじゃなかった」とミスマッチで再び転職活動をする事態になっては元も子もありません。
いつまでに転職をすると期限を決め、そこから逆算して内定、退職交渉、面接、書類応募、企業研究を進めていく事が大切になってきます。
3.まとめ
まとめると
・在職中でも退職後でも、転職活動はできる。
・在職中の転職活動は、ブランクがなく収入のストップも回避できてリスクが少ないが、困ってないがために長期化する事もある。
・退職後は時間が確保でき転職活動に集中しやすく自分の自由な時間を有効利用すれば様々な経験に充てる事もできるが、長期化すると精神的なプレッシャーや自信喪失の恐れがある。
私は、在籍中の転職活動より退職後の転職活動、退職日を決めての転職活動と、期限を決めて自分を追い込む形で行う事が多かったです。
良い悪いはありませんが、期限を設けるという事はどちらにしても効果的であるかと思います。
ぜひ転職を考えている皆さんも、貯金や現職のスケジュールも見ながら、オンライン面接なども活用してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
次回は、「転職活動を始めるにあたり知っておくべきことシリーズ」で綴っていきます。お楽しみに。