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転職でやっちゃアカン!シリーズ~転職エージェント活用の落とし穴と上手に活用するコツ~その2

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

転職でやっちゃアカン!シリーズ~いつから入社できますか?への答え方を投稿しました。ぜひ、参考程度に気になる方は読んでいただけると嬉しいです。

「転職エージェントって?」「たくさんの転職エージェントがあるけど、とりあえず聞いた事あるエージェント会社に登録しとくか」となりがちな中で
前回から2本立てで「転職エージェント活用の落とし穴と上手に活用する」というテーマで書かせていただきました。
前回1作目は、転職エージェントを活用するメリットを中心に書かせていただきました。

こちらをお読みいただく前にまず、そちらを読んでいただくと分かりやすいかと思います。

今回の2作目では、効果的な転職エージェントを使う上でハマりやすい落とし穴と活用のコツを、実体験を交えご紹介させていただき、何か一つでも参考にしていただければ嬉しいです。


1.エージェントの登録は複数社がオススメ

まず、転職エージェントと聞くも真っ先に浮かぶのが、大手エージェントですよね。

・リクナビエージェント
・マイナビ
・DODA
・エン・ジャパン
etc.

国内に存在する転職エージェントの数はなんと2万社を超え、大規模な会社
から5〜10人ほどの小規模、もしくは個人事業でやっている方もいます。
結論、転職エージェントは複数社、登録しておきましょう。なぜなら、求人数と応募数を増やす事が重要だからです。
登録数は、3社以内がベストかと思います。それ以上登録してしまうと、あまりに膨大な求人情報が送られてきて、管理しきれなくなります。
そして最低1社は、大手エージェントを登録しておいた方がいいです。リクナビやマイナビなどの大手のメリットは、ネームバリューからくる安心感がある事と、扱っている求人数が多いからです。しかし、今ではAIによる自動送信システムで流している求人も多く、自分にマッチングしているかどうかはよく求人票を見て判断していく必要があります。担当者から直接紹介してもらう求人の方が、自分にオススメ(入社後、定着し活躍しやすい)の求人情報

2.親身に相談するエージェントは1社に絞れ

これは持論ですが、転職は自分のキャリアや方向性の部分に関わる人生の大きなイベントだと思っています。だからこそ、相談するアドバイザーは一人に絞った方がいいです。エージェントに登録すると、まず最初に30~60分ほどのヒアリング面談が設定される事が多いです。複数の担当者からの話を真に受けてしまうと、迷ってしまいやすいからです。ただ、どの担当者からも共通して言われた部分があるとしたら、それは自分の適性や特徴の可能性が高いので参考になるかもしれません。担当者の考えは、今まで培ってきたノウハウや情報だと思うので全て正解だと思いますが、アプローチや深い部分のプロセスは人それぞれ異なるので、取捨選択は難しいものです。求人の応募は増やしつつ、相談役は1人にするとスムーズに意思決定ができるのではないでしょうか。

3.エージェントに依存せず、活用しよう

そして一番注意したいのが、受け身の姿勢です。
「自分はどこが向いてますか?」「今の会社が不満で」「安定した会社であればどこでもいいです」というようなスタンスだとしたら、エージェントの担当者も士気が下がります。言い方は悪いかもしれませんが、エージェントから見たら求職者は企業に紹介する商品です。紹介したいと思われる、高値で売られる自分磨きや努力は必要だと思います。自分の価値を下げるような事、例えばメールの返事が遅い、文句ばかり言う、担当者への注文が多いわりに応募はしない、などは自分への印象や評価を下げてしまいますし、エージェントからのフォローも雑になります。やる気の見えない人に力を注ごうと思う人は、いないですよね。求職者は、エージェントから見たらお客様ではありますが、お客様気質は捨てていきましょう。エージェントは、企業目線でのマッチングしそうな人財かどうかを意識しながら企業に紹介をしています。
とは言っても、エージェントには当たり外れがあり、担当者、人で決まると言っていいと思います。どんな組織にもできる人とできない人がいるように、微妙な担当者に当たってしまう事もあるでしょう。その時は、思い切ってエージェント会社に担当を変えてもらうよう頼んでみましょう。また、あまり興味のない求人への応募のごり押しや内定後のやり取りに強引さが多かった場合、前回のブログにも書きましたがエージェントの年収の3割が報酬となるため、少しでもいい条件の求人で決めたいという自分本位な人も存在します。営業で例えるなら押し売りです。たしかにエージェントは無料とは言ってもボランティアではないため熱心な方ばかりかと思いますが、ミスマッチが生まれやすくハッピーではなくなるかもしれません。

4.まとめ

ここに色々と挙げましたが、何が言いたいかというと
転職エージェントは余計な作業は減らしてくれますし、企業目線での自分の志望動機が見えてくるようなアドバイスや気づき、転職の必勝パターンにつながる知識やエピソードを与えてくれるので、ぜひエージェントを使い倒しましょう。転職活動にかける時間もずいぶん削減できます。使う側(求職者)と使われるエージェント側の両方を経験してきた私としては、自分自身が誠実かつ熱心に転職活動に取り組んでいればエージェントからの援護射撃も受けやすいと思います。この人を何とか転職させたい!そう思わせる存在に自分がなれるかどうか。あなたに紹介したい企業がある、という特別感すら生まれたりします。両者の連携がかみ合った時、企業、求職者、エージェントが三方よしになると思います。それが本当のマッチングであり、良い転職と呼べると考えております。
私もその観点を守り、求職者から選ばれるプロの転職エージェントとしてとなるべく成長し続けていきます。

次回は「面接当日の心構え、準備が9割」というテーマで綴っていきます。お楽しみに。


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