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【無料】11月4日ひがしんアリーナ大会私的振り返り

週刊男色ディーノです。
月曜日の祝日に大会、しかもビッグマッチがあったため記事が火曜にずれ込んだ挙句、やはり火曜日の用事をすべてこなした後に書くので結局は火曜深夜、正確には水曜日の明け方前に書くことになりました。
改めまして男色ディーノですこんばんわ。

さて、先に言っておくと今週金曜日から来週にかけてアメリカに行くので、来週の週刊男色ディーノは水曜日になる可能性大です。
もしくは木曜日になる可能性すら。
向こうで書けばいいじゃないか、という意見もありますが、正直今迷っています。
PCを持っていくのもなんだかなあと思いつつ、観光とかそういうことはしない気がするので、どうせ暇だろうしなとも思いつつ。
ギリギリまでもうちょい考えます。

で、今週は昨日のひがしんアリーナ大会について。
またしても無料版、有料版を分けて書きます。
無料だけで完ケツさせるつもりなので、無料だけでもぜひ。
その上で、より深く私の中で思ったこと…主にメインとKO-Dについてなんだけれども、それを有料版として語らせていただくいつもの感じで。
たぶん、今回のはおススメできる有料かと思われます。

では、まずは無料版から。
そもそも、昨日の大会が無料で行われました。
結果、めちゃくちゃ多くの人が会場に来てくれました。
毎回は難しいかもしれないけれど、こういうモデルの大会もあっていいのかなとは思いました。
まあ、最終的な収支はどうなってるかわからんのだけれども。
来年も開催されたならば、そういうことなんでしょうね。


○オープニングマッチ
中村圭吾&石田有輝 vs 夢虹&須見和馬

最近、私から見てこのあたりのキャリアの選手が伸び始めてます。
なぜかと言うと、考えているからです。
プロレスについて。

結局のところ「若手」というカテゴリからはみ出すには
「若手」という見られ方を超える武器を手に入れる必要があるんです。
例えば海青ちゃん。
キャリアだけで言えば若手と言ってしまえばそうなんだけど、若手と呼んじゃいけないほどの特別な武器を持ってるじゃないですか。
例は特殊過ぎますが、要はそういうことなんだと思います。
特別なものを今持っていないのであれば、やりながら手に入れるしかない。
そういう時期。
ちなみに「いい試合をする」というのは武器のようで武器ではありません。
それはある種の最低ライン。
ここを担保しつつ「自分の仕事をする」ための能力がいわゆる「武器」なんです。
自分でも引くほど先輩面した言い方だけども、そんなに間違ったことは言ってないと思います。


○第二試合
トウチ君&ポコたん vs おしなりくん&ひがぴょん

これ、何気に私の夢がかなった瞬間です。試合見てないけど。
というのも、ゆるキャラを集めて試合をさせたいがためにポコたんを生み出したわけですよ。
だって、夢あるじゃん。見た目で楽しいじゃん。
こういう肩ひじ張らずに楽しめるプロレスがあってもいいんじゃないか。
プロレスの在り方の、可能性のひとつだと思います。
子供が笑ってくれればそれでいいじゃん。
これが続けられるDDTであればいいなあと思います。


○第三試合
佐々木大輔&KANON&MJポー&デムース vs 遠藤哲哉&飯野雄貴&高梨将弘&高鹿佑也

ごめんなさい、この試合も見てないです。
っていうか、この大会は生で見たのはメインの途中からだけ。
珍しく私の試合がセミファイナルだったので。
ただ、このメンバーでこの位置の試合を構成できるのはDDTの層の厚さを感じますね。
…と、当たり障りのないことを言っておく。
本音だけどね。

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○第四試合
大鷲透&平田一喜 vs 大石真翔&高尾蒼馬

平田さんの持ち味一本で試合を成り立たせてしまうのは見事ですな。
DDTの中で、もはや平田一喜というジャンルになりつつありますね。
毎回違うカード、試合展開なのに飲み口は懐かしい感じがするという。
平田さんはさしずめカルピスです。
嫌いな人があまりいなくて、お酒にも混ぜられるし子供はもちろん大人も好きという。
この試合もカルピス全開の試合でした。


○第五試合
正田壮史 vs イルシオン

イルシオンが勝った、この結果だけがこの試合で重要なんだと思います。
もちろん、終わった今から考えての話ですが。
これって若い2人が選んだ、どちらの道が正しかったかって試合じゃないですか。
答えを言うと、どちらも間違いじゃないんですよ。
だけど、やはり負けたくない相手っているもんで。
人生だから、勝ったり負けたりします。
だけど、負けたくない相手には負けたくない。
現時点では、イルシオンが前に出た。
そういう試合です。
ただ、人生は長い。
でも、何があるかはわからないし、次は来ないかもしれない。
今は、イルシオンが勝った。
これからの2人に注目です。長い目で見ても。


○第六試合
秋山準&納谷幸男&川松真一朗 vs 小島聡&彰人&アントーニオ本多

ここにきてようやくビッグマッチらしいゲストの登場ですね。
小島選手の柔軟性には驚かされますね。

ときに、私が思うに川松先生ってけっこう過小評価されてると思うんです。
政治信条はさておき、政治家として働きつつプロレスをやるって、そんなに簡単な事じゃないと思うんです。
芸能人の場合だと、大なり小なり芸の肥やしになるじゃないですか。
でも、政治家の場合は政敵に揚げ足を取られる要素にもなり得る。
つまり、マイナス要素もあると思うんです。
そんな中でプロレスを続けるって、大変だと思います。
よく「政治家は誰でもできる」的な事を言われるじゃないですか。
私はやったことないのでその真偽はわかりません。
だけど、政治家をやりながらプロレスを続けることは難しいと思います。
そして政治家がプロレスを始めるのは、
プロレスラーから政治家になるよりも難しいです。
これは言い切ってもいいと思います。
その点で川松先生はすごいと思います。


○セミファイナル
上野勇希&勝俣瞬馬&To-y vs HARASHIMA&男色ディーノ&スーパー・ササダンゴ・マシン

令和の明治維新として行われました。要は3本勝負です。
で、2タテ喰らいました。
いわゆる完敗ってやつですね。
ただ、試合後ファンが撮ってくれた写真がいわゆるバズりました。
ありがとねみりちゃん。
インプレゾンビの筆頭格、髙木三四郎が喜んでいる姿が目に浮かびます。
おそらく何かしらで絡んでくることでしょう。

ただ、いわゆる「バズった」ところで、特に何かを成し遂げられたわけじゃないです。
本当の目標は、もっと根本的なところにありますから。
なので、これ自体は個人としては一喜一憂してないです。

でも、それとは別にこうやって続けること。
そうすれば、好きでずっと見てくれてる人がちょっとだけ誇らしく感じる瞬間を届けられる(可能性が上がる)。
それは嬉しいです。
だから、続けます。
私だけでなく、おそらく全プロレスラーが。
そして、プロレスが面白いことに気づいてもらう。


○メインイベント KO-D無差別級選手権試合
<王者>青木真也 vs クリス・ブルックス<挑戦者>

これ、詳しい感想は有料で書きますが、すごい試合でした。
間違いなく、この試合も色んな面を持つDDTの一面です。
青木真也が王者だった期間、DDTにもたらしたものはとてつもなく大きいです。
総合格闘家としてのイメージが強い分、プロレスラーとしての才能が隠れてしまっていただけで、プロレスラー青木真也は天才タイプなんだな、と思いました。
理由は有料版で書きます。
ここでは、私はそう思っているというケツ論だけ述べておきます。
そしてクリス。
今の青木真也に勝つことはそう簡単ではありません。
これまた有料版で書きますが、クリスは何かを成し遂げに日本に来たんです。
その何かが、昨日の試合で想像できたんですよ。
そういう話を書きます。

二人の人生が見えた、とてもDDTらしい試合でした。

ここまで書いて改めて思ったんですけども、
DDTの選手ってやっぱり無料でも有料でも関係ないんですよね。
ビッグマッチでも地方大会でも。
厳密に言うと、わかりやすい戦いを心がけるとか、大会によってそういう使い分けはしています。
ですが、組まれた試合に対しての手抜きはしてないですね。
どういうカードを組むか、に関しては会社が判断することなのでどういう意図で組んでいるかはわかりません。

ただ、試合に対して手は抜かない。
私の場合、地方や無料大会の方がチャレンジングな切り口で臨んでいる気がします。
…いや、関東でもそうだな…
まあ、手は抜きません。
これは今後も約束します。

無料のビッグマッチ、また来年もあればいいなあ。
今週は、そんな感じです。」

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