学生プロレス&アマチュアプロレスの存在意義

今回もコメントで要望があった「アマチュアプロレスについて」語ってみようと思います。
コメントに書いて欲しい事気楽に書いてええんやで。

たぶん、アマチュアプロレスについて書いてもあまり売れない気はするんだけど、それはそれ。私のルーツというかバックボーンだから、売れる売れない関係なく熱くならざるを得ないんです。アマチュアってそういう事だから。
ま、プロレスでなくとも
「プロではないあなた」への応援になってるんで、日本中のアマチュアでやってる人が買ってくれたらお金にはなるかなと期待して頑張って書いてみます。

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昔はよく聞かれたが、プロレスとアマレス何が違うの?と質問される事は今となってはあまりない。もう、ルールから構造から、何もかもが違うと言っていい。

そもそもで言うと、プロレスそのものを知らない若い世代がいるわけで、そうなるとアマレスもプロレスも関係ない。
一応言葉の分別で言うと、
プロレスはプロフェッショナルレスリングの略で、アマレスはアマチュアレスリングの略。

とはいえ、もうルールが違う。身も蓋もない事を言ってしまうと、目的が違う。アマチュアは競技が目的で、プロは営利目的なのだ。ということは、アマチュアは競技しやすいように進化していき、プロレスは金が稼ぎやすいように進化していく。結果、今ではもはや全然違うものになっている。私はアマレス未経験だからそちらについては語れないが、プロに関していえば金を稼げないと意味はない。そう言った違いは確実にある。

…と、ここまでがプロレスとアマレスの違い。要は、全然違うって事。パッと見で印象が近いサッカーとフットサルの違いのようなもので、ひょっとしたらそれよりも違いは大きいかもしれない。

そしてここからが本題になるが、プロレス、アマレスの分類の他に、プロレスの中にもプロとアマチュアが存在する。こちらに関しては、プロはその名の通りプロ、営利目的で行われている。一方のアマチュアプロレスは趣味として行われている。

私は、学生プロレスをやっていた。
もう30年近く前の話。
リングネーム「男色ディーノ」として。
自分で言うのもアレだけど、そこそこ頑張っていたと思う。
大学の学園祭に限って言えば、学生プロレスは花形の存在だった。
小さい大学ということもあり、とにかく目立つ。
さほど目を引く出し物がない中、1番注目を浴びていたのがプロレスだった。
その中でも、私は目立つ存在だったと思う。
なぜなら、6年間も大学生だったから。

学生プロレスとは文字通り大学生がサークル活動として行うプロレスの事で、大学在籍の間しか活動できない。
超厳密に言うと、卒業してからも参加できるのだが、一応形としては現役学生を軸に活動している。
だから、4年間しか活動できない。基本的にはね。
その中でも自分たちが主に活躍できる学年というものがある。だいたい3年次のことが多い。4年次は就職活動等があるので、3年次が中心となってサークル活動を回すケースが多い。ま、各学プロ団体によって違いはあるだろうが。
つまりは有限の時間の中の1ページなのである。
甲子園と一緒。
今学生である故に与えられた時間。
その時間を使ってリングで輝く。
それが学生プロレスなのだ。

そして、社会人プロレス。
私は、所属したことがないから社会人プロレスがどんなところかはわからない。
だから、私は立ち上げた。
くすぶった気持ちをぶつけられる場所を。
それが、アマチュアプロレス「成り上がり」だ。
社会人になって仕事をしながら自分が輝ける場所を探し、プロレスに辿り着いた者たち。

ところで、アマチュアプロレスとプロのプロレスの差は何なのか?
実は、アマチュアとプロの差はかなり大きい。
やはり、何もかも差はある。
だが、アマチュアがプロに対して勝負できるモノもある。

それが、

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