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47歳キャリア23年目にしてものすごく反省した話/武知ギャルズに捧ぐ

週刊男色ディーノがだいぶ遅れました。
いわゆる3連休で月曜日試合ってこともあったけれど、最近やらなきゃいけないことが多すぎて月曜日に書けないことが多くなってきてますね。
で、本来月曜にやらなきゃいけないことが火曜日に回ってきて、火曜日にやらなきゃいけないことも同時に片づける火曜日です。

今週というか先週のお話ですね。
プロレス界の話はあまりよくわかりません。
自分が忙しいとどうしてもアンテナが鈍るというか。
なので、今週も自分の身の回りで起こった事を報告します。
有料部分では、あるファンに言われてめちゃくちゃ反省したことについて。

まずは20日(金)の新宿FACE大会。
メインのタッグ選手権の後に、ブチ上げてきました。
大石さんと。
10月3日の新宿FACE大会でタッグ王座に挑戦します。
私は大石さんとのタッグでベルト獲ったことないんで。
貢献度はそこそこあると思うんですよ。
前座からメインまで、どこでもハマるタッグとしてやってきました。
それこそ大石さんがDDTに入団してから、ずっと。
そんなタッグチームが無冠のまま終わっていいはずがない。
大石さんがDDTに出続けるために、ベルト持っとくよ。
これからもDDTに出るんだろうけど、「ハイ終わり」って瞬間を作りたくないんですよ。
だから、ベルトを。
DDTを辞めたのに出てるって状態を作り出すためにも。
そんなに長く防衛できないかもしれないけど、ここで獲っておけばあとは何とでもなる。

明けた21日(土)に福島のJビレッジで路上プロレスをヤってきました。
Jビレッジとはサッカーを中心としたトレーニング施設です。
もうネタバレとか気にせず書いてしまいますが、その日は路上プロレスと言いながらサッカーを主にヤってきました。
私、小中高とサッカー部で、サッカーゲイムは今でもそれなりにたしなんでいる方なので、あんないい環境でサッカーできたのはとても楽しかったです。
よくテレビでのサッカー中継で
「今日のピッチはボールが走りますね」
っていう事を解説されたりしますが、意味が解りました。
土のグラウンドに比べてパスが伸びるんですよ。
パス出す際に「あの辺にボール止めたいな」って思った位置からさらに遠くの方までボールが転がるんですよ。
すごいなプロはって思いました。
またいい環境でサッカーができるよう頑張ります。

そして23日(月祝)にはレンブラントホテル東京町田で試合&ファンミーティングがありました。
ホテルでの試合では、なぜだかケツ出ちゃうんですよ。
なんでだろ。
で、私は謎にメインイベントだったんだけれども試合中に試合には参加していない勝俣さんにアイアンマン取られたり、その試合では負けたり、でも納得いかないのでもう一試合やったけどやっぱり負けたりしました。
つまり散々でした。
若い者のスピードについていこうと思えばできるんだけど、そうするとスタミナが無くなってしまう。
結果、スタミナ配分を考えるとスピードについていけないという現実を突きつけられた試合でした。
となると、スピード勝負しなきゃいいんだ。
10月3日のタッグ王座挑戦の前にやっといてよかった。
もちろん、負け惜しみですけどね。

とまあ、こんな感じの週末だったのですが。
今回は、タイトルの通り私が「反省した話」を書いてみます。

背景から説明しますと。
20日新宿FACE大会の終了後のサイン会に、ひとりのファンが来てくれて。

「武知ギャルズです」

と名乗るこの方は、私に「言いたいことがある」と。
ここからは要約しつつ文章にします。

9月10日のビアガーデンプロレスで、9月29日後楽園で大石さんとのシングルをやるって事が決まった後に私マイクで言ったんです。
「この日来る武知ギャルズにプロレスを教えてやる」的な事を。
で、その時の言い方がちょっと武知ギャルズ的には嫌な気分になった、と。
それを先日新宿FACEのサイン会の時に私に言ってきてくれたんです。

いや、これね。
確かに、私の言い方が悪かった。
↑の言い方だと簡潔にしているんで伝わらないかもしれない。
けど、確かに自分が武知ギャルズだったら、なんか「武知ギャルなのが悪いこと」のように聞こえる言い方だったかもしれん。

私、基本的には誰になんと思われてもいい、というか嫌われることには別に抵抗ないんです。
ただ、私が思っている事、主張したい事が正しく伝わらない状況はちょいと抵抗があるんですね。
なので、この場を借りて釈明します。
その上で嫌ってもらう分には全然かまわない。

私、今までの自分のプロレスへのスタンスが伝わっている前提でしゃべってた。
まずこれがひとつ反省すべきこと。

私は、新しくプロレスやDDTを見てくれる人に対しては常にウェルカムです。
新規がないとジャンルとしての発展はないと思っている方なので。

なので、あの時のマイクの真意…というか、私がいつも思っていることを今ここで改めて言語化してみますね。
めちゃくちゃ簡単に言うと、

「初めてプロレスを見るであろう武知ギャルズに、プロレスがヤバくて面白いもんだと教えてやる!」

なんです。
で、以下があの時説明でききれなかったニュアンスで、

「今までずっとプロレスやDDTを見ていた人も、なんなら前の海青ちゃん参戦の時からDDTを見始めている武知ギャルも、まとめて『もうプロレスの面白さに気づいてたぞ』って胸張らせてやるよ」

という意味で言ったんです。
ただ、あの時は圧倒的に言葉が足らなかったかもしれない。
なぜなら時間軸関係なくすべて「武知ギャルズ」でまとめてしまったから。

私としては、元々興味がなかった層が武知海青ちゃんをきっかけにプロレスを見る層を「武知ギャルズ」と表現したつもりだけど、もうすでにプロレスを見始めてる武知ギャルもいるんですよね。

私は基本「ご新規さんいらっしゃい」のスタンスです。
それは私を長年見てくれる人には伝わってるとは思います。
ただそんな私のスタンスなんて、私がウェルカムとしているご新規層は知らんわな。

だから、ちょっと反省してるんですよ。

自分のことを知ってもらってる前提で話をしちゃいけない。
せっかくプロレス面白いって思って見始めてる人に意味のない誤解を与えるような表現方法だったなっていう反省。

ご新規さんは、基本的には「昔のことを知らない」ことや「この界隈のルール違反してしまったらどうしよう」っていう不安があると思うんです。

だけど、私は「ただ見に来てくれればそれでいい」と思っています。
私としてはそれだけで楽しませなきゃいけないし、お金と時間使ってくれた甲斐があったと思ってもらいたい。

一応これまた誤解のないように説明しとかなきゃなんだけど、これは年季の入ったファンや熱心なファンがどうこうって話じゃありません。

身も蓋もない言い方をすれば、具体的に団体や選手を支えてくれているのは実際にお金と時間を費やしてくれているファンです。
そこをないがしろにするって話でもない。
どちらもバランスよく大切にしなきゃいけないんです。我々としては。
熱烈に応援してくれる人に対する感謝は、各選手なりに表さなきゃいけない。
その感謝の形は選手によってまちまちです。
リング上の戦いで表現する人もいれば、直接触れ合えるタイミングで伝える人もいる。
それは選手によって違います。

その中で、私は
「自分の特殊な戦い方を貫く」
ことで感謝を伝えようとしています。
まあ、最近はnoteという手段を手に入れてしまいましたが。

ただ基本はリング上でバカバカしいことをすること、ですね。
そしてその私が行ったバカバカしいことで多くの人が喜んだり場合によっては怒られたりするのを見て、「好きで良かった」と思ってもらいたい。
そう思っているんです。

なので、「武知ギャルズであることを悪いように言った」ように聞こえたのであれば、それは私の表現方法がまずかった。申し訳ない。

私の真意は上記のとおりです。

今回、言ってくれてありがたくは思っています。
自分では気づいてなかったからね。

想像するに、私に直接言うのって勇気が必要だったと思うんですよ。
そのために、ちゃんとポートレートも買ってくれてて。
その人は悪意をぶつけるために言いに来たんじゃない。
たぶん、真意を知りたくて聞きに来てくれたんだと思う。

全然別の話だけど、売店にまで来てその選手にダメ出しやアドバイスするっていう、そういったファンがいるって事が主に女子選手の界隈で問題視されています。

その問題の是非はここでは語りません。
ですが、今回に関しては該当しません。

他の選手はさておき、私には何を言ってくれてもいいです。

今回は、「確かに!」と思うところがあったので反省しました。
私に響かない場合は、たぶん受け流します。
あまりにも腹立った場合は言い返します。あんまりないだろうけど。

申し訳ないですが、こと私に関しては。
お客さんとしてであればお客さんとして接するつもりですし、
いち人間としてぶつかって来てくれるのであればいち人間として返します。
リング上もリング下も、人間性を切り売りする商売だと思っているので。
私のことを好きでも嫌いでも、気にしてくれてありがとう、とは思ってます。
あくまで私はね。
他の選手は知らんよ。

というわけで、今週は改めて言葉は丁寧に使わなきゃ伝わるもんも伝わらんよって反省しましたというお話でした。
マイクアピールって過不足が生まれるんで難しい。

で、ここから有料部分なのですが、この流れでついでにってわけじゃないけど。
またしても大雑把にまとめるところの武知ギャルに捧げます。

ここで言う武知ギャルズとは、最近プロレス見始めた人、誰かを好きでプロレス見てるんだけど周りが思うほどそういう見方はしてないんだけどなーって人を指します。
もちろん海青ちゃんきっかけでプロレス見始めた人も。

要は、「大丈夫だよそのままで」って話です。

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