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オーカーンをナメてたかもしれない話
さて、有料記事です。
12月28日両国国技館。
グレート-O-カーン戦が行われます。
大一番です。
もう、正直に言います。
私、オーカーンを私の世界観に引き込めば勝ちだ、と勝手に想定してました。
でも、勝利条件はそこには置かれなかった。
前の日曜日にDDT後楽園ホール大会があって、そこでオーカーン選手と初めて対峙したわけだけれども。
そこでのやり取りで、世界観とかそんなところに線引きされるような一戦じゃないってことが明らかになりました。
あれ、けっこうポップに見えてけっこうせめぎ合いがあったやり取りだったんですよ。
DDTだけではなく、プロレスには「お客さんには気づかれにくい見えないせめぎ合い」が数多く存在します。
今回もそうでした。
そこらへんの解説記事です。
まず、もう無効になったんでさらけ出しますね。
上記にもあるように、私の中で「この試合は世界観勝負だ」と勝手に思っていたところがありました。
そして、その勝負では負けない自信がありました。
ちょっと遡りますね。
昔、DDTに勢いがあった時。
DDTはメジャーになろうとしていた時期がありました。
その時期のDDTは、私は暗黒期だと思っています。
なんでDDTの強みを殺すのだろうか。
そう思っていました。
まあ、そもそもメジャーだとかインディだとかいうのも、定義によって変わるものではあるんですがね。
もうね、そんなもんどうでもいいんですよ。
面白けりゃ。
メジャーってわざわざ言う必要すらないし、逆にインディだという必要もない。
大きくなればメジャーってわけでもないし。
DDTがプロレスを代表するなんて考えなくてもいいと私は思ってましたし、なんなら今でも思っています。
それとは別に、チャンスがあるなら規模は大きくしていっていいと思います。
ちゃんとしたプロレスをやるのがメジャー、プロレスって言葉を拡大解釈して別の角度からも面白いものを提供するのがDDT。
それでいいじゃないか。
で、今回ですよ。
新日本プロレスの選手とシングルマッチをすることになりました。
これ、実は珍しいことなんです。
私、新日本プロレスには何度か出たことはあるんです。
ですが、DDTで新日本プロレスの選手と戦ったことって意外と少ないんです。
これは、たぶんDDTが「新日本プロレスの選手を私と当てるのはもったいない」と思っているからだと私は感じていました。
あくまで私の想像なので、当たっているかはわかりません。
が、どこかで「DDTのちゃんとした選手と当てた方がいい」と思っていた部分はあると思います。
今回、オーカーン選手とのシングルが決まりました。
新日本プロレスではできない試合に引きずり込んだら私の勝ち。
そう思ってました。
そして勝てると思ってました。
日曜日までは。
ですが、それは私の思い違いでした。
…ここからは私の内面と今回の一戦の核心を突くので有料にします。
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