ハタチの体②〜産婦人科へ行く〜
前回、初診から2週間が経ち.
通院日がやってきました。
ずばり、誤診ではないのか?
本当に子宮腺筋症なのか?
をドクターにきくべく…
ではなく、今回は血液検査です
ついでに疑問をぶつけてきました。
診察室へ入るやいなや先生は「前回から気になる」といい内診室へ。
内診してもらいエコーをとられると
「きみねぇ、クラミジア。パートナーも治療しなきゃだめだよこりゃ。
ほら、こんなただれて。」
下半身のほうから棘のある言葉が…
え…クラミジア…?
人というのは、どんなに学校や普段から学んでいても自分の立場になると受け入れられなくなるのはなぜでしょうね…。
性交渉で感染してしまう性病。
すぐに感染源はピンときました。4か月前まで交際していた元恋人。
ですがショックで信じられませんでした。
わたし、性病なんだ…
診察室へ戻ると、すかさず尋ねました。
「えと、前回の腺筋症ていうのはちが…(うということですかと聞きたかった)」
「だからね、それはそれで別!クラミジアはクラミジア。腺筋症はそれだから」
さえぎるほどの強い口調で抑えられ、正直ひるみました。
なぜこの先生は話を最後まで聞かないのか(--;)
この病院あわない…
直感でそう思いました。
ドクターも看護婦さんも妊婦さんへの対応はとても柔らかく、
子宮腺筋症の私にはとても当たりが強い。
それは私が精神疾患だからそう感じるというわけではなく、色んな病院や福祉施設を見てきた実体験から基づく感覚です。
赤ちゃんが欲しいと思っても容易には妊娠出産できないという子宮腺筋症。
病院側からしたらよくある病気なのかもしれません。しかし、これから何十年と付き合っていかなければならない当事者の気持ちは尊重されないのだろうか?
そして
待合室で大事なお腹を抱える妊婦さんがちらほら。
その光景が私の胸を締め付けます。
20歳の私はまだ赤ちゃんのことは考えていませんでした。いずれ、本当に欲しくなった時や一緒に育てたいと思える人に出会えたら…頑張りたいなって思う程度でした。
しかしこの病になり、可能性が0じゃなくとも簡単でもないということ。本当に赤ちゃんを迎えたい時、もしかしたらもう諦めなければならない日がくるかもしれないということ。
苦しくて苦しくて逃げ出したい気分でした。そんな私にクラミジアと先生が追い打ちをかけます。
「またきてね」
その日はお薬を処方してもらい無事に終えることができました。
クラミジアに対して思うことがあるので後にまた綴りたいと思います(*^^)