【絵本感想】『三びきのコブタのほんとうの話』
今回、紹介する絵本はジョン・シェスカさんが書いた『三びきのコブタのほんとうの話』です。
アレクサンダー・T・ウルフと名乗るオオカミ。
このオオカミは『三びきのコブタ』に登場したオオカミ。
このオオカミがなぜ悪者になってしまったのか、オオカミ視点で描かれている。
オオカミがコブタの家に訪れたのは、砂糖を分けてほしかっただけ。
しかも、ひどい鼻風邪をひいていたから特大のくしゃみも出てしまう。
さて真実は?
三びきのコブタの話
みなさん、『三びきのコブタ』のお話を知っていますか。
おそらく知っている人が多いと思います。
コブタの視点で描かれているオオカミは明らかに悪者。
しかし、『三びきのコブタのほんとうの話』で登場するオオカミ側の言い分が書かれています。
ジョン・シェスカさん
1954年、アメリカ・ミシガン州に生まれます。
児童文学作家であり、小学校教師の経験を持つ。
大胆な作風で、グリムやアンデルセン童話のパロディ化やブラックユーモア作品を創作。
レイン・スミスとコンビを組んで多くの作品を発表する。
最後に
どうしても被害者側でしか、物事を見ることが多く、加害者の理由というのはあまり受け入れられるものでもない。
いろんな人に意見を聞いてもいいかもしれない。
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