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【絵本感想】『ゆうきをだしてよ、ローガン!』

今回、紹介する絵本はニコラ・キニアさんが書いた『ゆうきをだしてよ、ローガン!』です。

あらすじ

おうちが大好きでこわがりやなウサギのローガンと、ぼうけんが大好きでこわいものしらずのルナ。
ある日ローガンは、ルナと仲直りするために生まれてはじめてのぼうけんに出かけることに。
おそるおそるふみ出したおうちの外は、ワクワクとドキドキがあふれていました。

ニコラ・キニアさん

ロンドン郊外で育ち、キングストン大学でイラストレーション・アニメショーンの学士号を取得。
英国のイラストレーション・コンペに入賞。
自然を描くのが好きで、郊外の風景、伝説、海からのインスペレーションを得ている。

久保美代子さん

大阪外国語大学卒業。
おもな訳書に『シルクロード』(早川書房)、『アメリカ自然史博物館 恐竜大図鑑』、絵本『サンキュー、ヒーロー』、『ぷるるのちょこっとちがう』、『ぷるるのちょこっとゆうき』(いずれも化学同人)などがある。
ネコと物語と甘いものが大好き。

最後に

ウサギのローガンは外へ冒険に出るのが怖い。
友だちのルナはローガンを冒険へ誘うけれど、怖がって一緒に行ってくれない。そのことに腹をたてたルナは一人で冒険へ。
ルナと仲直りするために勇気を出して外へ行ってみるが・・・。

一歩も外へ行ったことのないローガンにとって、冒険にでることがどんなに勇気がいることか想像がつかない。
恐怖よりもルナともう一緒に遊べなくなることが本当に嫌だったんだなと感じた。
初めての場所に行くことは大人だって怖いけれど、誰かを真似て試してみるのもいいと思う。
何もしないなんてもったいないと感じた。

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