目の前の忙しさに疲弊しないための「マクロ」なタイムマネジメント
みなさん、こんにちは。
今回の記事ではタイムマネジメントに必要な「マクロ」の観点についてお話をしつつ、弊社が考える次世代の「しなやかなタイムマネジメント」を紹介させていただけたらなと思います。
⇧前回の記事の内容です。ぜひご覧ください。
よくあるタイムマネジメント観
たとえば、一般的には、タイムマネジメントの目的は「目の前に降りかかる大量の仕事を高速でこなすために、限られた時間を有効に使うこと」だと考えられていて、タスクの管理方法や時短術のスキルやコツが多数紹介されている本や教材も多いです。
こうした考え方は重要ではありますが、愚直に実践したとしても
目の前の仕事を毎日こなすだけで、目標に近づいているのだろうか…?
何のために仕事をしているのかがわからない
気付いたら朝から晩まで、タスクを詰め込んでいる毎日に疲弊する、、
という疑問点・課題点に直面される方も多いのではないでしょうか?
マクロな視点で時間を見つめ直す
以上の一般的なタイムマネジメント観を弊社では「ミクロのタイムマネジメント」と呼んでいます。
かつてのバブル期、高度経済成長期であれば、目の前の仕事を頑張って取り組めば、事業・経済が成長し、毎年豊かさが増えていくことを実感できていました。
製造業の大量生産モデルに代表されるようにカリスマ経営者が定めた方向性に対して、勤勉に愚直に「カイゼン」を進めていければ、事業が大きく成長していた時代です。
しかし、今はVUCA時代。
超高齢化により労働人口が減少し、従来のような一律成長が見込めない環境の中で付加価値を創出するには、より多角的な視点での試行錯誤が求められます。
単純労働は徐々にテクノロジーに代替され、目の前の作業に精を出すだけでは立ち行かない時代になりました。
そこで重要となってくるのは、タイムマネジメントをよりマクロな観点で捉えることです。
弊社が定義する「マクロなタイムマネジメント」とは、
なりたい姿に向かうために、望ましい時間の使い方をゴールから逆算して設計し、徐々に近づけていく
アプローチとなります。
会社や個人として掲げている理念(ミッション・ビジョン・目的など)をもとに、それらを実現するためのアクションを想起、適切な配分を設計する。
現実との差分を絶えず認識し、それを埋めるための思考錯誤を続ける。
この長期的で地道なプロセスが弊社が定義するマクロなタイムマネジメントです。
これからの時代では、理想の将来・自分像を実現するために必要なのは、目の前の仕事を素早く的確に処理する技術だけではなく、今何にどれだけ時間を割く必要があるか、未来志向・目的志向で考える視点。
その意味で、マクロな視点はこれからの複雑な社会でイキイキと生活していく上で必要不可欠なものだと考えております。
dandanが考える「しなやかなタイムマネジメント」
この記事では「マクロなタイムマネジメント」を中心にお話してきましたが、当然ミクロな視点も変わらず重要なものとなります。
目標をもとに課題を定めおおまかな時間配分を戦略的に設計する能力、目の前の課題解決を迅速化するための戦術。
両輪が合わさって初めて、高い生産性を実現すると弊社は考えており、これらの観点から「ミクロなタイムマネジメント」「マクロなタイムマネジメント」を統合した、次世代の「しなやかなタイムマネジメント」を前提として、お客様をご支援させていただいております。
今後の記事で、具体的な構成要素や効用、アクションプランなどを紹介していきますので、楽しみにお待ちください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の記事では、次世代の「しなやかなタイムマネジメント」が意識/行動の変容にいかに影響を与えるか、詳しくお話していきます。
乞うご期待を!
今回のまとめ
目の前の与えられたタスクをこなす戦術だけでは、理想の姿には近づくことはできない
なりたい姿に向かうために、望ましい時間の使い方をゴールから逆算して設計し、徐々に近づけていくための、マクロな枠組みが必要
dandanはミクロとマクロを統合し、なりたい姿に向けて自己を変容させるための次世代の「しなやかなタイムマネジメント」を実践中
株式会社dandanでは、「自分らしさを受け入れ、だんだん自己変容する社会」の創造に向けて、共に活動したり、学び合ったりする方々を募集しております。
「だんだん自己変容」や「しなやかなタイムマネジメント」にご興味のあるかたは、是非コンタクトください!※正社員・パートタイム・業務委託・学生インターン・プロジェクトメンバーと、これまでも幅広い関係性で参画いただいております。
問い合わせ先:info@dandan-inc.jp
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