時間管理をアップデートする~次世代の「しなやかなタイムマネジメント」~
こんにちは、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 日々の時間を豊かにイキイキと過ごすことはできていますでしょうか?
これまでの記事では、タイムマネジメントの重要性や課題、基本的な考え方についてお話してきました。
今回の記事では、前回最後に少しだけ紹介した弊社が実践する「しなやかなタイムマネジメント」に関して、その基本的な考え方と構成する5つの要素についてお話していけたらなと思います。
「日々業務に追われている感覚が強く、うまく時間を管理できていない。」
「より高い成果を出すために、自身の時間の使い方を見直したい。」
「そもそも今の時間の使い方が正しいか判断できない。」
と悩まれている方々にとって、ぴったりの内容となっております。
ぜひ最後まで楽しんでください!
「しなやかなタイムマネジメント」の基本的な考え方
一般的にタイムマネジメントに関しては、以下のようなノウハウがよく知られています。
タスクを重要度と緊急度の観点で評価し、優先順位を決定する
スケジュールを分単位で固定する
これをお読みの皆さんも書籍やセミナー等でこうしたテクニックを学んだことはあるのではないでしょうか?
しかし、実際にこのノウハウを実践し、高い成果を上げ続けることができる人は一握りです。
複雑に環境が変化する世の中では優先順位を明確に決めることは難しく、その順位も日々変動します。
また人間は機械ではないため、事前に決めた通りの時間の使い方通りに正確に行動し続けることも、ほとんどの人にとっては難しいと感じるのではないでしょうか?
そもそも、そういった働き方をすること自体が目的では無いと思います。
「しなやかなタイムマネジメント」は、この現実を深く受け止めた上で、新しい考え方を取り入れようと試みています。
まず1つ目に、目の前のタスクの優先度だけで判断するのではなく、自身の究極の目標が何なのかにも思考を巡らせること。
以前の記事でも解説したように、ミクロの視点だけで時間の使い方を捉えようとすると、目的意識を見失ってしまうことが往々にしてあります。
「目の前で何が優先度が高いのか?」
「何が緊急なのか?」
を考えるだけでなく
「自分の役割における究極の目的は何なのか?」
「目標を考えると、本来、どのような時間の使い方をしているべきなのか?」
を大局的に(=マクロに)捉えることが非常に重要だと私達は考えています。
2つ目に、事前のスケジューリングよりも振り返りの時間がより重要であるということ。想定していた時間の使い方を保てないことは当たり前のことだと認めた上で、
「何が想定外だったのか」
「次回同じことが起こる可能性をどうカバーするか」
と意識的に振り返りを行うことで、少しずつ改善していくことが重要だと考えております。
最後に3つ目は、誘惑が多い現代において高い集中力を保つことが難しいことを認識した上でいかに対処するか、ということです。
自身の気質や癖を入念に把握することで、どのような状況で高い集中力を保つことができるのかを考えることが重要です。
運動や睡眠、食事や余暇の過ごし方なども含めて、自身がよりよいパフォーマンスをする為の対応策を考えたり、スマホやSNS、チャットツールとの付き合い方を工夫することがより大事になってくると考えています。
例えば、 「30分に一度は席を立って、軽く身体を動かす」
「睡眠不足によるパフォーマンスの低下を防ぐために意識的に仮眠を取る」
「特定の時間帯はスマートフォンの通知をオフにする」
などです。
「しなやかなタイムマネジメント」の基本的な考え方をまとめると、
以下のようになります。
①優先順位をもとに時間配分を決めるのも大事だが、自己実現のためには、自身の目標や理想像を明らかにした上で、本来どのような時間の使い方をするべきなのか逆算して時間設計することが重要
②事前計画は重要だが、それ以上に事後の振り返りが大切。新しい発見や課題に直面したときに、入念な振り返りを行うことでその都度対応策を考えていくことが不可欠
③人間はロボットのように機械的に動けないという前提のもと、自身の癖や気質を理解して、ときには余白を設けながら柔軟に時間配分を決めることが大事
5つの構成要素
弊社が実践している「しなやかなタイムマネジメント」は大きく5つの要素で構成されております。
具体的には、
「前提となる考え方」「現状理解」「目標設定」「振り返り」「改善行為」
の5つとなります。
これらの質を1つ1つ向上させていくことが、なりたい姿に自分を近づけていく上で重要になります。
①前提となる考え方:時間の使い方を変容させていくうえで、重要となる前提を理解する
②現状理解:現状の自身の時間の使い方を、正しく理解すること
③目標設定:自身が目指すべき時間の使い方を、正しく設定すること
④振り返り:現状となりたい姿の差分を高頻度かつ客観的に把握する
⑤改善行為:なりたい姿に近づくために時間の使い方を変えていく
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
いかがだったでしょうか。弊社が実践する「しなやかなタイムマネジメント」についてざっくりと概観を理解することができたのではないかなと思います。
次回の記事では、今回紹介した5つの要素を1つずつ深く掘り下げて、紹介できればなと思います。
お楽しみに!
今日のまとめ
ヒトがヒトであるという前提のもと、振り返りベースで試行錯誤しながら、柔軟な時間設計をすることが重要
「しなやかなタイムマネジメント」は5つの基本要素からできている
自己変容のためには、①前提となる考え方⇒②現状理解⇒③目標設定⇒④振り返り⇒⑤改善行為、のサイクルが重要
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