アンジュルム 川村文乃の卒コンで見たものはなんだったのか、アイドル川村文乃の考察
2024年11月24日
アンジュルム 川村文乃卒業
無事に彼女の最後を見送ることができた
9月から始まったツアーも茨城山梨大阪神奈川、ついでにフェスのもてぎを含めてめぐることが出来た
前回彼女の美学について語り
今回は彼女は何を見せて残したかったのかを語る
卒コンはツアーの構成を壊し、川村文乃をぶつけてくる構成に代わっていた
愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間
アイノケダモノ
次々続々
愛されルート A or B?
愛さえあればなんにもいらない
初恋、花冷え
Uraha=Lover
愛・魔性
カクゴして!
○○ がんばらなくてもええねんで!!
明晩、ギャラクシー劇場で
有頂天LOVE(川村、上國料、橋迫、為永)
泳げないMermaid(川村、川名、松本、平山、後藤)
シューティング スター(川村、伊勢、橋迫、下井谷)
SHAKA SHAKA #2 LOVE カラフルライフ編(川村、川名、為永、松本)
エイティーン エモーション(川村、上國料、伊勢、平山、下井谷、後藤)
交差点
君だけじゃないさ…friends
悠々閑々 gonna be alright!!
大器晩成
上手く言えない
いとし いとしと Say My Heart
愛すべきべき Human Life
臥薪嘗胆
夢見た 15年 (川村)
友よ
スキちゃん
46億年LOVE
このセットリストだけで本当に川村文乃らしい
彼女の歌った曲で今でも思い出にあるのが、2018年のツアー十人十色+の中でメインボーカルとして歌っていた「エイティーンエモーション」
あの頃アンジュルムとしてデビューしたてだった彼女の全力で全てをぶつけていた、あのツアーで竹内朱莉の「大人の途中」と同じぐらい高パフォーマンスだったと思う
卒コンでのエイティーンエモーションの彼女はもちろんパフォーマンス力で高いレベルで見せてくれたが、やはりあの頃と変わらない全力を見れてよかった
彼女が最後にソロ曲として選択した曲は「夢見た15年」
元リーダー和田彩花が2019年に卒コンで歌った和田彩花の卒業曲である
この選曲は川村文乃が2009年に高知県おさかなPR大使としてCDデビューしてから15年で卒業の意味が込められている
2009年に10歳でCDデビュー、2011年にはちきんガールズに加入、2016年にハロプロ研修生に加入、2017年にアンジュルムに加入、2024年に卒業引退
普通のアイドルでは経験できないようなことをたくさん彼女は経験してきた
これはかなり個人的ではあるが佐々木莉佳子と川村文乃は朝ドラが作れるレベルで濃いアイドル生活を送っていたと思う
そんな川村文乃のアイドルの終演
15年アイドルをやっていく中でいろいろと葛藤はあったかと思う
はちきんガールズで活動していく中で単身上京し、グループを辞め17歳でハロプロ研修生に加入
はちきんガールズ時代があるとはいえ遅い加入だったこともあり、デビューの保証はできないと言われても彼女はこだわりの強さから「ハロープロジェクトでデビューしたい」という気持ちを捨てきれずにいたと思う
そんだけハロープロジェクトとしてデビューしたいという気持ちが強いのはファン冥利に尽きる
彼女の最後にはびっくりした
ダブルアンコールの後マイク無しで「ありがとう、みんな大好き!」
そのあと彼女は「ボン!」という小さな爆発音と同時に煙はあがり川村文乃は消えていった
アイドル川村文乃という今まで幻想を見ていたのではないか
確かにアイドルというのは考えれば幻想であると思う
あのキラキラした空間で暗いものを一切見せず、夢を見せる
それを表現したかったのか
幻想という言葉だけで片付けてしまうのは違うのかと思う
そこにアイドルの幻想があるとすれば儚さ、尊さ、煌びやか
いろいろなものが詰まったキラキラなのではないか
でも彼女は幻ではない
彼女が印した轍は残ったメンバーが自分たちなりに感じて表現していく
彼女のアイドルとしての終演は迎えたが、彼女の残したアイドルとしての意思は確実に受け継がれ生きていく
川村文乃がアイドルとして表現したかったのは「キラキラ」ではないか
夢を見せてくれてありがとう
ここからは駄文である
卒コン当日の朝は友人宅で意外とは早く目が覚めた
前日は2時ぐらいまでアンジュルムの映像を見ていたのに6時には目が覚めていた
やる気がバッチリあるわけではない、何かけだるさ的なものもあった
朝飯は友人とガストで朝食を食べ会場へ向かう
会場でグッズを買いトレーディング物を集め、気づいたらもう昼は過ぎていた
この段階でまだ卒コンの実感は無く、いつものツアーのライブとしか思えなかった
友人とカレーを食べて武道館敷地内のカフェでゆっくりしてから向かう
そこで見た武道館のキラキラ感
その場所で川村文乃の卒業を実感した
いつも見ている武道館とはなんだか違ったキラキラ感を感じた