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忘れがち!救急外来での心房細動の原因検索はできていますか?
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心房細動は、心臓の上室系でたくさんの信号が不規則に出現したときに
出現する不整脈です。
それらの信号のうち、房室結節が数回に1回の割合で心室に伝達することで
心室は不規則に収縮します。
心房細動の基本について学びたい方はこちら👇
![](https://assets.st-note.com/img/1659443978240-9faVd59qtU.png)
このように、心房細動の波形を読む時のキーワードは、
RR不整、narrow QRS、f波(細動波)の3つでしたね。
まずは速やかに十二誘導心電図をとってAfであることを診断しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1659444005987-TkhGPriE53.png)
心房細動を救急外来で見た時の対応のポイントはいくつかあります。
具体的には、この5つを思い浮かべながら対応を進めていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1659444024201-Ba3NnWJPB0.png)
もし、入院歴や通院歴があるならば、過去の心電図や心エコーと
比較してみましょう。具体的には、危険な心電図の既往がないか、
左心機能の低下が無いかの2点に着目しながら情報収集を進めていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1659444049151-p3V8OaC7X3.png)
心房細動を確認したら常に原因検索のアクションプランを考えまし
ょう。ここのステップは意外と忘れがちですが大切です。
診断に満足して、すぐに不整脈治療のみを開始してはいけないということです。
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