見出し画像

”綴る救急医"と申します【自己紹介】

はじめまして。私は救急科専門医として日々救急の臨床現場で働きながら、自分の学びや想いを「手紙」に見立てて発信しています。

ボトルメールのようにそっと海に流す――そんなイメージで、アウトプットを通して誰かの助けになれたらと考えてきました。

もともと、研修医時代に先輩方の発信に助けられた経験があり、周囲に相談しても解決できなかった勉強法やキャリア選択のヒントをネットやSNSで見つけたことが大きなきっかけです。

そのときに感じた「恩」を少しでも返したいという思いが、私の執筆やSNSでの発信の原動力になっています。

実は、私は小学生の頃から感動や発見を誰かに伝えずにはいられない性格で、ゲームの攻略法や裏ルートを得意げに解説したりしていました。

社会人になってからは、カルテ作成の効率化テンプレートを同僚に教えたり、SNSでおすすめの医学書を紹介したり……。

そんなアウトプットを続けるうちに、SNSマーケティングやイラスト、文章作成など、医療の現場だけでは得られないスキルにも興味が広がっていきました。

そして、ここ数年は医学書の執筆や医学教育の講演、医療従事者向けのエッセイの連載などにも取り組んできました。以下のリンクにて、それぞれの活動をご紹介させていただきますので、よろしければご覧くださいね。

●医学書執筆

1単著『みんなの救命救急科』

2共著『研修医の羅針盤』

3編集・共著『みんなの集中治療科』


  • 医療従事者向けエッセイの連載

日経メディカル連載『綴る救急医~20代の私が残したかったこと

こちらのエッセイは、日本集中治療医学会50周年記念事業「集中治療モニュメント」エッセー部門ショートの部最優秀賞を受賞したことをきっかけに連載がスタートしています。もうすぐエッセイは50個を超えそうです。


そんな経験を積むうちに、新たに見えてきたのが「In medical designer」としての活動です。

イラストやロゴを制作する狭義のデザインだけでなく、「誰かの『〇〇をしたい』をわかりやすく伝えて、実現へと導くメディア活動全般」をデザインと捉えています。

医療を遠巻きに感じている方にはキャラクターやポップなイラストで病気を知っていただき、医療従事者にはわかりやすい説明資料や同意書を通じて、患者さんとのギャップを少しでも埋める。

そうすることで、不安や医療費の無駄を減らし、よりよい医療につなげられるのではないかと思っています。

そんな想いを込めた、私の夢を込めたnoteはこちらです▼

このnoteでは、救急の現場で日々感じることや悩み、そして日々のインプットでのちょっとした感動などを、もう少しゆるやかに綴っていきたいです。

医療従事者向けのブログで書く“エビデンス重視”の記事ほど厳密な内容ばかりではありませんが、逆に「心に伝わる文章」を目指していきます。

医師として、またひとりの人間として揺さぶられた瞬間を、そのままの温度で残したいのです。

もしこのnoteを読んで、「医療って意外と面白いかも」「こんなアプローチもあるんだな」と思っていただけたら、これほど嬉しいことはありません。

私自身も毎日が試行錯誤ですが、その道のりや気づきこそが次の学びやアイデアにつながると信じています。

興味を持っていただけましたら、ぜひフォローしていただけると励みになります。

「医療を、もっと近くに――」

そんな願いを抱きながら、これからもアウトプットを海へ流し続けていきたいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

三谷雄己|綴る救急医
救急の現場を少しずつ知ったうえで、一般の方々との感覚のズレが少ない今だからこそかける文章を心がけて。 皆様のサポートは、多くの方々に届くような想いが書けるよう、自己研鑽にあてさせていただき記事として還元できたらと考えています。 共感いただけた方は何卒よろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集