僕が医学書レビューを書き続ける理由ときっかけについて【共感すること・されることは大切です】
今回は、僕がなぜ医学書のレビューを書き続けているのかという事について記事にまとめていきたいと思います。
巷にはAmazonのレビューや、多くの医学書レビューをまとめたサイトなど、たくさんの医学書レビューにあふれています。
そんな中、僕が医学書レビューを書く理由は何でしょう?
・アウトプットの練習になるから?
・何度も読むことで知識の定着をめざすため?
・たくさん医学書を読んでいることを自慢するため?笑
・アフィリエイト収益のため?笑笑
どれも少しずつ自分にとってのモチベーションとなってはいますが、残念ながらその割合は小さいです。
毎日医学書のレビューを書く最大の理由は、
自分の書いた記事に共感してもらい、読んでくれる方々の明日からの生活をより良いものにしたい
からなんです。少し抽象的なのでもう少し具体的に言い換えると、
自分と似た境遇であったり考え方を持つ方々全員の、明日からの勉強の指針として役立ってほしい
ということです。
1.僕の思う共感とは
僕は共感という言葉が好きです。
ここでの共感というのは、
ある人が発した言葉や起こした行動について、その人と同じような感動やメリットなどプラスの感情を感じること
と定義させてください。
ポイントは誰がその言葉を話したり、行動に移したかという事です。
たとえその言葉や行動に独創性がなく、ありふれたものであったとしても、
発信した人が読み手側の環境や境遇、考え方に近ければ近いほど共感は得やすくなり、より心を揺さぶることが出来るでしょう。
例えば自分達日本人にとって、アフリカに住む料理研究家の豚キムチの作り方よりも、日本在住の料理研究家Youtuberリュウジのそれの方が共感し、興味を持つはずです(わかりにくいでしょうか…最近ハマっているのでご容赦ください笑)。
言い換えると、
似た境遇や思考を持つ人物の言葉や行動は聞き手に取って刺さりやすく、より感情を動かされるため聞き手にいい影響を与えやすい
ということです。
2.僕が記事を届けたい方々とは
では、僕が書いた医学書レビューに共感してほしい(読んで心に響いてほしい)と思っている読者層はどんな方々でしょう?
それは、僕自身の境遇や興味の方向、考え方に近い方々です。
具体的に説明するために少しだけ僕自身の話をしますと、自分は地方国立医学部卒の成績は平均的な医学生でした。
勉強については興味のあることはトコトン頑張れるけど、義務的な勉強は効率重視で必要最低限でいいやと思ってしまいます。
ストリートダンスなど、やりたいことや趣味の時間が何より大切で、その時間を確保するために時間効率を常に意識しています。
留学志向はありますが、実際に留学したことや海外在住経験のない純ジャパニーズです。
すなわち、
●自分の時間を大事にしたいけど、必要な勉強は頑張りたい方々
●留学や医学英語(USMLE)に興味はあるけど、学力は平均的で海外留学・在住経験のない方々
●効率的な勉強に向いた医学書、そしてその具体的な使い方を知りたい方々
●救急科や総合診療科など、各診療科の知識を横断的に学べて患者さんの全身管理や診断に関わっていける科に興味がある方々
●将来何かに進むとしても、医学全体を体系的かつ横断的に学んでおきたいジェネラリストの考えを持った方々
に少しでも共感できるものを届けられたらなと思いながら記事発信を日々行っています。
3.医学書レビューを書き始めたきっかけ
医学書レビューなどの記事発信活動をなぜ始めたのか?
それは
僕自身の人生が、様々な医学生・研修医の発信する情報や記事のおかげで明らかに好転したから
です。
様々な人が発信した情報を読んで、共感することで勇気をもらったり、頑張る原動力をもらうことが出来ました。
目標を立てて挑戦することの楽しさ、すばらしさを感じることが出来ました。
あるときはその情報のおかげで、目標達成に向けた具体的な道筋を立てることが出来ました。
研修医からUSMLE(アメリカ医師国家試験)の勉強をスタートしてSTEP1/2CKの合格するなどの、自分で設計した難しい目標を達成することもできました。
また、その情報のおかげで自分の将来について考えるきっかけをもらい、自分の将来を決める専門科選択も納得してすることが出来ました。
それらの経験は、なんといってもその情報を発信してくれた方々の費やした貴重な時間や努力の上で成り立っているものです。
「これだけ多くのものを与えてもらったのだから、
自分自身も少しずつ恩返しがしたい!」
「過去の自分同様、悩んだり迷ったりしていた医学生や研修医に向けて、
よりよい行動の指針が示せる人になりたい!」
そう強く思ったのがきっかけであり、その恩返しをしたい気持ちこそが現在のような発信活動の原動力となっています。
4.著者の目指す医学書レビュー
では、著者の目指す医学書レビューとは何か。
また、著者自身がどのような書き手になりたいのか。
読み手の皆さんが、
「この人がおすすめしている医学書なんだったら、この記事に書いてあるような使い方をすればきっと有益なのだろう。」
「今、○○の勉強法や参考書を悩んでいたけど、この人の勉強法を参考にしてみようかな。」
と思ってくださることが著者の理想です。
読んでくださった明日からの勉強ライフがより充実して効率的になることで、人生全体が豊かになる…
そんな記事を今後も作っていける書き手となれるよう、努力していきたいと思います。
5.まとめ
本記事のまとめです。
●著者が医学書レビューを書き続ける理由は、読み手の方々に共感してもらい、皆さんの日々の勉強や生活をよりよくするため
●発信された情報に共感し心を動かすことが出来るかどうかは、その発信者の境遇や考え方にかかっている
●何かに共感し、感動することは自分自身の行動や考え方にプラスに作用することも多い
●著者のレビューに共感してもらうことで、明日からの勉強ライフがより良いものになり、人生全体が豊かになるよう願いを込めて発信している
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救急の現場を少しずつ知ったうえで、一般の方々との感覚のズレが少ない今だからこそかける文章を心がけて。 皆様のサポートは、多くの方々に届くような想いが書けるよう、自己研鑽にあてさせていただき記事として還元できたらと考えています。 共感いただけた方は何卒よろしくお願いいたします。