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2024/10/22 高架下から見るアパート

昨日まで、出張で福岡にいた。
そのまま地元の広島に帰りたかったけれど、東京で仕事があったから飛行機で戻った。

「東京は秋が深まってまいりました。」
とキャビンアテンダントさんがアナウンスしていた。

羽田空港を使う時に乗るモノレールがとても好きだ。
天王洲アイル辺りから見える東京の夜景。
未だに東京に住んでいる実感は湧かない。


森見登美彦さんの『四畳半タイムマシンブルース』を読んだ。

「成就した恋ほど語るに値しないものはない」
という最後の一文がとても心に残った。

過去も現在も未来も、全て決まっていて、時間の流れに沿ってただそれを体験しているだけという捉え方もある。
だけど、限定された数ある可能性の中から、自分がたくさん考えて選んだ結果として現在があり、未来があると考えたいなと思った。
恋が成就すること自体、奇跡のようなものなのだから。


涼しくなったので、夜によく散歩をする。
NOT MET LANGUAGEというバンドの「夜と擬態」という曲を今日も聴く。

高校生の時に出会ったバンドで、同級生のバンドだ。
出会って6年以上経つけれど、色褪せることなくかっこいい。
高校生の時よりは知識や経験が増えて言葉の意味をちゃんと考えるようになった今、この曲を高校生の時に作っていたのかと考えるとあの3人は恐ろしい。


一番会いたい人に会いに行くことが出来る人でありたい。


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