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2024/7/13 京都日記 2日目 レッツゴーキョウト

7:39
暗闇の中で目が覚める。
相部屋の和室なので多少の寝苦しさは覚悟していたが、冷房がしっかりと効いていて、誰のいびきも聞こえなくて、驚くほどよく眠れた。

8:27
ゲストハウスを出て、30分ほど散歩。
お目当ては「小川珈琲 堺町錦店」のモーニング。
築100年以上の町家を改装した素敵な雰囲気の中で、シュガーバタートーストとホットコーヒーのセットをいただく。

9:35
今回の旅行の最大の目的、「ひつじ」というドーナツ屋さんへ。
(ペンネームにしているくらい羊は好きなのでね。)
並ぶと噂だったので、11時開店のところ9時半に行ってみると既に行列で整理券を配っていた。11時45分の回の整理券を無事ゲット。

少し時間が出来たから、京都御苑の中をうろちょろ。
京都御苑の中にテニスコートや野球場があった。小学生たちが野球をやっている。
ちょうど試合をやっていたのでバックネット裏の離れたところから観戦。

バッターがレフトオーバーの2ベースヒットを打った。
レフトの子は少し目測を誤ったみたい。
中学生の時、野球部でレフトを守っていた自分の記憶が蘇る。

当時自分は、なんにでも正解を求めていた。正しいとされるフォームで打球を待ち構え、捕球し、中継のグラブめがけて投げる。正解から外れる動きをしないように、しないように努める。それはそれは野球が楽しくなかった。
でも、監督の目は光っているし、友達との関係でも野球の巧さがあたかもその人間の価値みたいに思えちゃうもんな、小さい頃は。

なんてグダグダ考えた。目の前の子供達が楽しんで野球をやっているといいなと思うおじさんになっていた。

11:45
無事にひつじのドーナツを3種類購入。
次の予定のために京都市役所前駅までダッシュする。
なんとか電車に間に合って、ドーナツを頬張る。
感動する美味しさだった。

12:26
京阪京津線でびわ湖浜大津駅に到着。
「成瀬は天下を取りにいく」の聖地巡礼でミシガンクルーズに乗るために来たのだ。成瀬ちゃんが言っていた通りとってもいい船だった。

Googleマップで航路を見ていたが、90分のクルーズで琵琶湖のほんの下の方しか通らない。琵琶湖は対岸が見えないくらい大きかった。
船内放送で琵琶湖クイズが聞こえてきた。世界で129番目に大きいらしい。
終盤に行われた音楽ライブはシンガー二人がめちゃ上手で、ウキウキ盛り上がった。

せっかく滋賀に来たのだと思い、専門学校時代に滋賀に住んでいた姉にLINEしてみる。

「滋賀って面白い場所ある?」
「琵琶湖。笑」
「他にないんかい笑」
「ない!京都に行きよったし!遊ぶ時は」

京阪京津線で京都に戻った。

17:20
一度宿に戻り、「サウナの梅湯」に行く。
ここは本当に良い銭湯だった。
隣の大学生たちが「風呂もサウナも水風呂もレベルの高い合格点をオールウェイズ出してくれる」と言っていて、その通りだと思った。

20:14
立ち食い蕎麦屋さん「suba soba」に夜ごはんを食べに行く。
「名物!肉そば温泉玉子」を注文する。
思わずニヤケてしまう美味しさだった。美味しいね〜と感動を共有できないのが一人旅の唯一の弱点だと思った。

21:31
ゲストハウスに戻り、1階の共有スペースで村上春樹さんの短編集を読んでいたら、ゲストハウスの人が話しかけてくれた。

「日本人の方ですか?」
「はい!めっちゃ日本人です。」
「あ、そうなんですね。アジア系の方かと思いました。さっき戻られた時におかえりなさいって声かけたんですけど、ゴニョゴニョ仰られてたので笑」
「・・・(それは初めて会った人にただいま!って言うのが照れ臭かっただけですね。)」

とても気さくな方で、出身地の話や海外旅行の話、仕事の話をした。

22:23
夜更かしもしないで、すっと眠りについた。
いつもと違う敷布団が心地よい。


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