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東京お笑いライブまとめ(※作成途中)
まえがき
M-1が毎年大反響を呼び、バラエティ番組も徐々に活気を取り戻す、お笑いブームが再来しつつある現在。
そんな中、東京の劇場でお笑いライブもかつてない盛り上がりを見せており、ライブ制作団体の数やお笑いライブの公演数も年々増加している。
そんなお笑いライブ戦国時代の全貌を見られるような何かが欲しいと思い、今回この記事を作成するに至った。
お笑いライブに行ったことが無い人の入門書が欲しいという思いと、お笑いライブファンの好きなものをまとめたいという願望。
その両方の需要を満たせるような記事になれば本望である。
【※注意!!】
※全てのお笑いライブを筆者自身が観覧できているわけでなく、インターネットからの情報や、知人やフォロワーからの知識で補填している箇所も一部存在します…!
※また最新の情報を反映しきれていない場合もあるため、「最新かつ正確な情報を得る目的」というよりは「東京のライブシーンのざっくりとした概観を知る目的」で使用していただけると幸いです!!
※この記事は作成途中となっております…!!随時更新していく予定なので、気長にお待ちいただけますとありがたいです!!
ライブ制作団体編
まずは各ライブ制作団体について書いていく。
ちなみにここでのライブ制作団体とは、お笑いライブを企画・運営する組織である。企業のような形態というよりは一人の主宰の作家がいて、その人物を中心に運営されている少数精鋭の組織であるケースも多い。
ここでは各団体ごとの概要や特徴、代表的なライブなどを述べていきたい。
K-PRO
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K-PRO公式Xより引用
【名称】株式会社K-PRO(略称:K-PRO)
【代表】児島気奈
【主な使用劇場】西新宿ナルゲキ
お笑いライブ制作団体と言えばこのK-PROを思い浮かべる人が多いだろう。2004年の旗揚げから規模を拡大していき、現在まで主に東京他事務所芸人のライブシーンを支え続けている。
シンプルで分かりやすいコンセプトのネタライブを多く開催しており、お笑いライブ初心者でも楽しみやすいものが多い印象である。その他ナルロクのようなユニットライブもいくつか開催している。
また、K-PROはライブ制作に加えて若手芸人のマネジメントもしている。アルバカーキやねじれネジ、フライドポテトなど実力のある芸人が多く所属している。
さらに自社劇場である「西新宿ナルゲキ(関交協ハーモニックホール)」があり、月に40〜50本ほど若手芸人が出演するライブを開催している。
開催ライブのほとんどをZAIKOにて有料配信しており、劇場に行かなくてもライブを楽しむことが出来る。
代表の児島気奈氏はゴッドタンの「この若手知ってんのか!」や「全日ちなみに本アマチュア芸人No.1決定戦」などで審査員を務める一面もある。
【主な開催ライブ】
『行列の先頭』
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K-PRO公式Xより引用
都内で行われている数多くのお笑いライブの中でも最大級の規模で開催される、K-PROの看板的ライブ。 TOKYO DOME CITY HALLやLINE CUBE SHIBUYA、東京国際フォーラムホールCなどで過去開催されたことがある。
ネタとMCというシンプルなライブではあるが、特徴はやはりその豪華な出演者である。K-PROのライブに多く出演するおなじみのメンバーから、賞レースやテレビで活躍する芸人まで出演しており、初めてお笑いライブを観る方でも楽しめることは間違いない。出演組数も15~16組で、大ボリュームのライブと言えよう。
バトルライブ『トッパレ(A)』『若武者』『いぶき』
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K-PRO公式Xより引用
K-PROを代表する3つのランキングバトルライブ。毎回西新宿ナルゲキで開催される。
東京他事務所ライブシーンの中でも最も威厳のあるバトルライブの一つと言えるだろう。ランキングの概要は以下の通り。
『いぶき』の上位3組が次回の『若武者』に出演できる。
『若武者』の上位7組が次回の『若武者』に引き続き出演(残留)でき、優勝した組が次回の『トッパレ(A)』に出演できる。
『トッパレ(A)』で優勝した組は賞金がもらえ、さらに次回トッパレのビジュアルに起用される。
(それぞれ何連続か出演ができれば、次から上のランクのライブで初めからオファーされるようになる)
現在これらのライブで好成績を残して残留や昇格することが、ネタに力を入れている芸人にとっては大きな目標になっている。毎月熾烈な争いを繰り広げている一方で、全ネタ終了後の集計中の時間はコーナーも楽しめる。
『ULTRA JET JAM』
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K-PRO公式Xより引用
行列の先頭と並ぶ、K-PRO2大ブランドの一つ。過去、後楽園ホールや品川ステラボールで開催されており、ホール規模の会場で行われるネタライブである。より若手の芸人にフォーカスした『ULTRA JET JAM Young Bloods』もある。
『ナルゲキロックス』
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K-PRO公式Xより引用
ナルゲキ精鋭メンバーによるネタ&企画のライブ。【ナルゲキといえばこのライブ】と呼べるようなナルゲキの中心的ライブである。
『K-PROプレミアムLIVE』
世代を問わない芸人が出演する、ネタとMCのライブ。
『エクストリームス』
ネタとMCのライブ。プレミアムLIVEと比べると、こっちの方が比較的芸歴が若い芸人が多い印象。
『漫才工房』(制作協力)
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K-PRO公式Xから引用
ウエストランド・ストレッチーズ・さすらいラビー・ママタルト・ひつじねいりの5組の漫才師によるユニットライブ。各コンビ毎回新ネタを披露する。
『ナルロク』
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K-PRO公式Xより引用
ストレッチーズ・さすらいラビー・ママタルト・サツマカワRPG・ひつじねいり・ゼンモンキーによるユニットライブ
『ラブロク』
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K-PRO公式Xより引用
まんじゅう大帝国・さんだる・オンリー2・オッパショ石・ジャンクによるユニットライブ
『ロクブル』
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K-PRO公式Xより引用
レインマンズ・群青団地・十九人・ねじれネジ・惹女香花によるユニットライブ
『レジスタリーグ!』
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K-PRO公式Xより引用
16~22歳によるバトルライブであり、プロアマ問わず22歳以下の芸人がしのぎを削っている(主に大学お笑いの芸人が出場している)。AリーグとBリーグがあり、Aリーグは6位までが残留、Bリーグは3位までがAリーグに昇格できる。また『レジスタC』もあり、上位6組が次回のBリーグに出演できる。
【関連リンク】
・K-PRO公式X
・西新宿ナルゲキ(K-PROライブ広報)X
・K-PROこじまX
・K-PRO公式TIGET
・K-PRO公式ZAIKO
・K-PRO公式サイト
ザクセス
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ザクセス公式Xより引用
【名称】ザクセス
【主催】栗原
【主な使用劇場】野方区民ホール、座・高円寺2、中野ZERO小ホール、中野シアターかざあな、としま区民センター多目的ホールなど
フライヤーのデザイン性の高さやキャスティングのソリッドさが特徴的な新進気鋭のライブ制作団体、ザクセス。
東京ライブシーンの中でアングラともオーバーグラウンドともつかないオルタナティブな輝きを放っている。
2018年の立ち上げから公演規模を拡大し続けている、お笑いライブファンなら今絶対に知っておきたい団体である。
ネタライブが主ではあるが、コンセプトが変わっているネタライブやトークライブを開催することもある。
ちなみに主宰の栗原氏は元々高橋鉄太郎(現マタンゴ)と「シャララ」というコンビを組んでいた芸人である。現在はエアコンぶんぶんお姉さんと「ユーのカー」、永田敬介氏と「コーツ」というユニットをそれぞれ組んでいる。(コーツはM-1の時期のみ活動)
【主な開催ライブ】
『グレイモヤ』
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ザクセス公式Xより引用
ザクセスを代表するライブブランドであり、「オープニングもエンディングもない「ネタのみ」のお笑いライブ」がキャッチコピーである。
毎公演信じられないほどの爆笑が起きており、東京で最もウケているライブの一つであることは間違いないだろう。
事務所も芸風もバラバラながら、お笑いファンなら知らない人はいないと言えるほどの豪華なメンバーが毎回出演している。
また、MCが無い代わりに、公演の最初と最後に都トムの髙木払いによく似たストーリーテラーである「Mr.ドーナツ伝説 咳暁夫」なる人物が登場し、ミスタードーナツに関する都市伝説を披露する。
組数は15組と比較的多めであり、公演時間は2時間超が多い。そのためネタのみのライブながら大ボリュームであり、満足度は非常に高い。
出囃子には「熱き決闘者(デュエリスト)たち」というアニメ『遊戯王デュエルモンスターズ』にて使用された楽曲が採用されており、グレイモヤを特徴づける要素の一つになっている。
派生ライブもいくつかあり、より若手の芸人が出演する『グレイモヤβ』や学生芸人と元学生芸人のみが出演する『グレイモヤG』などが存在する。
(筆者が過去『グレイモヤ』について語ったnoteがあるため、さらに知りたい方はそちらも読んでいただければ幸いである。)
『魔の巣』
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ザクセス公式Xより引用
先ほど述べた『グレイモヤ』と同じ構成のライブであり、グレイモヤよりもいわゆる”地下ライブっぽい”出演者が多い印象。
魔の巣の若手バージョンである『魔太郎』や大阪で行われる『魔の巣 OSAKA』もある。
ちなみに「魔の巣」は漫画『笑ゥせぇるすまん』に出てくるバーの名前であり、そのためもあってかストーリーテラーは、都トムの髙木払いによく似た喪黒 福造のような人物が毎回務めている。
会場は、新宿バティオスや武蔵野芸能劇場などで過去開催されている。
出囃子には『殺し屋危機一髪』(SOIL&"PIMP"SESSIONSと椎名林檎)が使用されている。
『煉瓦』
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ザクセス公式Xより引用
90分のネタライブであり、OP・中MC・EDがある。MCは写真撮影OK。
出演者は先述のグレイモヤシリーズにも出演しているメンバーも多く、中堅から若手まで幅広く名を連ねている。
ちなみにフライヤーの煉瓦の数は、公演のvol.と同じ数積まれている。
『鉄人シュタイナー』
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ザクセス公式Xより引用
煉瓦と同じような構成のネタライブ。
ザクセスの中では比較的ポップな印象の芸人が出演しており、世代や所属事務所も幅広い。
出演組数は約20組であり、大ボリュームのライブである。
(下記二つはザクセス名義で開催はしていないものの、同じ主催者が制作を行っているライブ。)
『ハッキリ言って相当面白いトークライブ』
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栗原氏のXより引用
ハキ面メンバー(栗原・早乙女零・牛女しらす・大久保八億・高木払い・可児正・イッペー)によって毎月開催されているユニットトークライブ。
(現在はザクセスではなく、栗原名義で開催。)
毎回トークライブ前には企画ライブも開催され、メンバーの中の一人が交代でその企画を担当している。
会場は高円寺ジュンジョ―や阿佐ヶ谷アートスペースプロットで過去開催されているほか、2023年12月には『ハキ面フェス』を座・高円寺2にて開催した。
『万博』
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万博公式Xより引用
ネタとトークのひみつお笑いライブ。出演者は毎回7組程度であり、全組シークレットなのが特徴。
(ザクセスではなく「万博委員会」が主催をしている。)
元々は「オリンピック」という出演者がシークレット、会場や料金が詳細不明のライブがあり、それの後継として開催された。
2024年3月10日には座・高円寺2で「大東京万博」を開催し、会場規模も拡大しつつある。また、同じ万博委員会主催のライブとして、出演者がエントリー制の『パビリオン』というライブもある。
来場すると特典として「光りすぎ万博ホログラムシール」が貰える。
【関連リンク】
・ザクセス公式X
・栗原X
・万博X
・ザクセス公式TIGET
・栗原公式TIGET
・ザクセス公式サイト
ライブマン
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ライブマン公式サイトより引用
【名称】ライブマン
【主催】山田ボールペン
【主な使用劇場】しもきたドーン、新宿バティオス、阿佐ヶ谷アートスペースプロット、高円寺ジュンジョ―、シアターマーキュリー新宿など
企画ライブ・ネタライブ・ユニットライブなど、多種多様なライブを数多く開催しているライブマン。
週に制作協力も含めて1~4回ほどライブを主催しており、ライブ制作団体の中でも公演数や頻度はかなり高いと言える。ネタライブはネタ内容ではなく、出演者の世代でまとまっているものもあるのが特徴的。
また、2020年から「お笑いライブ主催代行」というサービスを開始。キャスティング・出囃子・企画・フライヤーまで、依頼者の要望に合わせたお笑いライブを代わりに開催してくれる。サービスの詳細や料金プランについては公式ホームページで確認できる。
主催は構成作家の山田ボールペン氏である。作家として、オダウエダやバキ童チャンネルなどのYouTubeチャンネル、Gパンパンダ・10億円・春とヒコーキのGERAも担当している。
フライヤーやホームページ、ライブ中の映像など、デザイン面は長良鮎武(mos)氏が担っている。フライヤー画像など毎回遊び心があり、ビジュアル面でも公演を楽しめる。
ちなみに先述のザクセスとは姉妹団体という位置づけであり、毎年『ザクセス&ライブマン』という共同主催ライブを開催している。
【主な開催ライブ】
『オトナのすべて』
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ライブマン公式Xより引用
円熟味を増した『オトナ』な芸人たちによるネタライブ(明確な芸歴の区切りなどはない)。
会場は角筈区民ホールや座•高円寺2などで過去開催されている。
吉本と他事務所がどちらも多く出演しているのが特徴的で、組数も約16組と大満足のネタライブである。
『若者のすべて』
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ライブマン公式Xより引用
芸歴5年目以下の若手芸人によるネタとコーナーのライブ。
吉本と他事務所の両方がバランスよくキャスティングされており、加えて実力のある学生芸人も多く出演している。組数は17組、公演時間も3時間と大ボリュームのライブである。またコーナーの盛り上がりにも定評がある。
前述の『オトナのすべて』と併せて、ライブマンの看板的ライブになっている。
『ヴァリアシオン』
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ライブマン公式Xより引用
ピン芸人によるネタとトークのライブ。
会場はしもきたドーンや高円寺ジュンジョ―で過去開催されている。
ピンネタを見るならここというくらい、ピンネタライブとしてライブシーンで確固たる地位を築いている。
2023年11月25日には高円寺ジュンジョ―にて、『ヴァリアシオン』を丸一日かけて第1部から第4部まで全四公演開催した。開催に際して専用のサイトページも開設された。
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ライブマン公式Xより引用
『お笑いインファイト』
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ライブマン公式Xより引用
制限時間なしの新ネタバトルライブ。
大仰天・豆鉄砲・ぎょねこ・ファイヤーサンダー・サツマカワRPG・ママタルト・ストレッチーズ・さすらいラビ―・フランスピアノ・レインマンズ・ツンツクツン万博・TCクラクション・忘れる。・金の国・素敵じゃないか のメンバーの中から、毎回数組が出演する。
会場はしもきたドーンやシアターマーキュリー新宿で過去開催されている。
『雨に打たれたら口紅』
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ライブマン公式Xより引用
オダウエダ・河邑ミク・にぼしいわし・ヨネダ2000・高田ぽる子・梵天・さとなかほがらか の女性芸人7組が2本ずつネタを披露するネタライブ。
毎月これらのメンバーの他、主に女性芸人のゲストが数組出演することもある。
会場は新宿バティオスやシアターマーキュリー新宿で過去開催されているほか、神保町よしもと漫才劇場で開催されることもある。
『OWARIVAL』
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ライブマン公式Xより引用
ゼンモンキー・10億円・キャプテンバイソン3組のユニットライブ。ネタ2本ずつに加え、コーナーも楽しめる。
『MANZAI GROOVE』
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ライブマン公式Xより引用
プノまろ・車海老のダンス・マタンゴ・春組織・あくびぼうや・都トム・ムームー大陸・人間横丁・十九人など、同じグルーヴを感じる漫才師によるネタライブ。
『ケミカルX』
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ライブマン公式Xより引用
笹川ともき・徳原旅行・春とヒコーキ・堀川ランプ・おミルク・春組織・リップグリップ・マタンゴの8組によるネタと企画の実験的ユニットライブ。
『笑神籤対策ライブ』
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ライブマン公式Xより引用
毎年恒例で行われている、M-1でお馴染みの『笑神籤』を対策する漫才ライブ。出順が全て直前のくじによって決定する。
また、このライブの前日には『笑神籤予選会』も開催され、お客さんによる投票で上位3組になった芸人はこちらの『笑神籤対策ライブ』に出演することが出来る。
『リップグリップの設問』
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ライブマン公式Xより引用
リップグリッププレゼンツの大喜利ライブ。
YouTubeチャンネル「リップグリップの別解」にて定期的にアップロードされている、Zoom大喜利『リップグリップの設問』のライブ版。
ハリーポッターをオマージュしたフライヤーが目を引く。
公演全体のワイワイとした楽しい雰囲気が好評であり、2023年11月までに計17回も行われている。
【関連リンク】
・ライブマン公式X
・山田ボールペンX
・長良 鮎武(mos)X
・ライブマン公式TIGET
・ライブマン公式サイト
スラッシュパイル
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スラッシュパイル公式Xより引用
【名称】株式会社スラッシュパイル(SLUSH-PILE.)
【代表】片山勝三
【主な使用劇場】草月ホール、駅前劇場、北沢タウンホール、シアターマーキュリー新宿
売れっ子芸人の単独ライブやツアーから、トークライブ・企画ネタライブ・若手芸人のライブ・演劇公演まで幅広く制作しているのがスラッシュパイルである。
特徴としては、他のお笑いライブ制作団体とは異なり、既にテレビなどで売れている中堅~ベテラン芸人の単独ライブやツアーの制作協力を行っている点である。
2023年現在、スラッシュパイルが単独ライブの制作を担当している芸人が以下の一覧である。
・バカリズム
・さらば青春の光
・ナイツ
・かが屋
・山里亮太(トークライブ「山里亮太の140」)
・ラランド
・内村光良(「内村文化祭」)
・怪奇!YesどんぐりRPG
・ニューヨーク
ほか
このラインナップを見るだけでも、スラッシュパイルが多くの芸人の単独ライブ制作に携わっていることはお分かりいただけるだろう。
またユニットライブや企画ライブなど、スラッシュパイル発のユニークなライブも数多くある。
芸名のめくりやOP映像、フライヤー画像などビジュアル面も力を入れており、公演一つ一つの完成度が非常に高い。
2021年のコロナ禍による自粛期間には「劇場にいつ行こう。」というキャンペーンを開催。芸人が劇場について語るポスターを掲載し、話題になった。(「劇場にいつ行こう。」noteはこちら。)
また、2023年の4月からは、新宿マルイ本館8階に新しく開業した「シアターマーキュリー新宿」という劇場の運営を担当している。
ここでは従来のような単独公演や演劇公演のほか、若手芸人が出演するライブを重点的に開催している。
主催の片山勝三氏は元々吉本興業にて、南海キャンディーズや今田耕司、極楽とんぼといった芸人のマネージャーを務めていた。
吉本興業を退社後、2009年にスラッシュパイルを設立した。
座右の銘は「オモロイ!とウマイ!は最高!」、そしてもう一つ「結局世話になる」が追加された。
ちなみにスラッシュパイルはライブ制作のほか、エッセイストの犬山紙子氏やマジシャンの新子景視氏、スーパー・ササダンゴ・マシン氏などのマネジメント業も行っている。
【主な開催ライブ】
『共感百景』
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2011年から行われている、テレビ東京にてテレビ番組にもなったライブ。
日常のあるある(感情に即したものが多い)を短い詩にして、その場で色紙に書き、紹介するという企画ライブ。
現在は司会は劇団ひとりが務め、詠み人として能町みね子・トリプルファイヤー吉田・その他芸人が出演する。また特別顧問として歌人の東直子が出演し、毎回審査によって優秀賞やオリジナルの賞を授与する。
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『東名阪漫才興行』
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片山勝三氏Xより引用
カナメストーン・真空ジェシカ・ママタルトの3組の漫才師による全国3都市を回るツアー。
各組漫才二本ずつとコーナーを一本行う。
『風薫る東名阪漫才興行』『天高く馬肥ゆる東名阪漫才興行』『若鮎おどる東名阪漫才興行』『菊薫る東名横漫才興行』を2023年までに半年に一度のペースで開催している。
配信が無いため、それぞれ賞レースで披露するネタをかけることも多い。また、毎回限定のグッズ販売も行われる。
『風穴』
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片山勝三氏Xより引用
さすらいラビー・ストレッチーズ・ひつじねいり・ママタルトによるユニットライブ。毎年12月に開催され、1年を振り返るコーナーや各組のネタを観ることが出来る。
同名のLINEのグループチャットも存在し、参加することで年末のライブの先行チケット抽選に申し込むことが出来る。
毎年8月ごろに始動し、メンバー同士の会話やM-1に挑戦する様子をリアルタイムで楽しめる。
『スペシャル6』
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スラッシュパイルLivepocketより引用
カナメストーン・ダイヤモンド・キュウによるユニットライブ。
『東野幸治VS山里亮太』
毎年草月ホールにて12月に行われる、2人によるトークライブ。
その一年に起きた出来事を交互にぶつけ合う。
『さらば青春の光寄席』
MCとトリがさらば青春の光で、その他はさらばの二人が選んだ芸人のみが出演する寄席。
『HIKIGANE』
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HIKIGANE公式Xより引用
学生お笑いのバトルライブ。毎月上位5組にはポイントが与えられる。(1位:20P 2位:15P 3位:10P 4位:5P 5位:3P)
毎月通算ポイント上位5組は、プロと同じ舞台に立てるライブに出演する機会が与えられる。下位5組はネタ見せであるHIKIGANEチャレンジに降格になる。
『ガチプロ』
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HIKIGANE公式Xより引用
学生お笑いNo.1決定戦。毎年一次予選、準決勝、決勝が行われる。大学お笑いにおける個人戦の大会であり、審査をすべてプロが行うのが特徴。
『BOUNTY LIVE』
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BOUNTY LIVE公式サイトより引用
2023年4月に開業した劇場「シアターマーキュリー新宿」にて行われるランキングバトルライブ。
プロアマフリー問わず、芸歴10年目以下の芸人が参加可能。ピラミッドはレギュラークラス・サブクラス・待合室(ネタ見せ会)と3つのクラスで構成されており、月末に入れ替え戦とランキングライブが行われる。
レギュラークラスのランキングライブで優勝すると5万円を獲得でき、2~4位にランクインした芸人には残りの5万円が獲得票の%に応じて分配される。
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BOUNTY LIVE公式サイトより引用
公式サイトには所属芸人やライブ情報のほか、共同運営会社の事務所ライブも掲載されている。
【関連リンク】
・スラッシュパイル公式X
・片山勝三X
・シアターマーキュリー新宿公式X
・HIKIGANE公式X
・スラッシュパイルLivepocket
・スラッシュパイル公式サイト
・シアターマーキュリー新宿公式サイト
・BOUNTY LIVE公式サイト
チーノプロダクション
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【名称】チーノプロダクション
【主宰】ヒガシヤマ
【主な使用劇場】ハイジアV-1、新宿バッシュ、新宿バティオス、新宿ブリーカー
さまざまなネタライブを数多く開催しているチーノプロダクション。
出演者の特徴としては、お笑いライブ制作団体の中では吉本興業所属の芸人が(恐らく)最も多く出演しているという点である。
普段は吉本の劇場でしか見ることが出来ない芸人たちを、比較的小さめの劇場で間近で見ることができるのはチーノのライブの魅力の一つである。
もちろん吉本以外の芸人や学生芸人も多く出演するため、それらの芸人と吉本芸人との共演も楽しむことができる。
また、終演時間の目安を明記する、足元のロープで整理番号を分けて整列をしやすくする、スケッチブックで案内の言葉を見せるなど、お客さん目線に立ったサービスも特徴的。
アンケートで積極的に意見を取り入れてすぐに改善する、SNSでの発信に力を入れるなど、お客さんと一緒にライブを作っていく姿勢を随所でみることができる。
チケット販売をPassMarketで全て行っているのも唯一であるなど、他の制作団体とは差別化を行っている点が多くある。
主催は構成作家のヒガシヤマ氏で、チーノプロダクションのライブの他、大宮ラクーンよしもと劇場などの吉本のライブの構成なども担当している。
自作のゲームコーナーに定評があり、「ガキの使いやあらへんで!」や「ラヴィット!!」で紹介されたこともある。
【主な開催ライブ】
『マンザイチーノ』
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漫才のみのネタライブ。
基本的には芸歴10年以下の若手芸人が出演する。
ネタのほか、OPED中MCでのトークも楽しむことができる。
『#チーノフェス』
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チーノプロダクションが定期的に主催している、豪華メンバーによるネタライブのシリーズ。
毎回音楽フェスの名前をもじったライブタイトルや、ロゴをオマージュしたフライヤー画像が作られる。
公演時間は約90分~100分であり、満足度も高い。
『ラジオチーノ』
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芸人2組によるラジオ風の30分トークライブ。
事前にGoogleフォームでのメール募集もあり、そのメールを元にトークする企画もある。
【関連リンク】
・チーノプロダクション公式X
・ヒガシヤマX
・チーノプロダクション公式PassMarket
・ヒガシヤマnote
アーク
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アーク公式TIGETより引用
【名称】アーク
【主宰】田南全斗
【主な使用劇場】高円寺ジュンジョ―、しもきたドーン、新宿バッシュ‼、武蔵野芸能劇場、新宿バティオス
ネタ内容に縛りがあるネタライブや賞レース対策ライブ、ユニットライブや仕事帰りにふらっといけるようなコンパクトなライブなど、多種多様なネタライブを多く製作しているのがアークである。
ちょうどよい規模感で、ネタとMCを楽しめるライブが多い。出演者は吉本が1~2割で、他事務所の若手芸人が中心。ちなみにアークは元々「BANGs」という名前の団体だった。
主宰は構成作家の田南全斗氏で元々は神保町漫才劇場の舞台進行だった。アークでお笑いライブ制作をするほか、小虎のりょうのYouTubeチャンネルである『サシバナシ!』の作家も担当している。
その他田南氏以外にも、主にYCAなどを出身にした若手作家が企画するライブも「アーク」名義で行うことがある。
【主な開催ライブ】
『極立漫才都市』
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アーク公式Xより引用
事務所関係なしの漫才ライブ。
アークの主催ライブの中では最も大きい規模で開催されている。
漫才とMCでのトークを楽しむことが出来る。
『YOIYOSE』
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アーク公式Xより引用
高円寺ジュンジョ―にて開催されている、夜仕事帰りにふらっと見に来れるお笑いライブ。
開演が21:30と遅めで、公演時間も1時間でとても見やすいライブである。
『傾向と対策』
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アーク公式Xより引用
アークの賞レース対策ライブのシリーズ。
毎回M-1やTHE W、KOCやR-1など大会が盛り上がるシーズンに合わせて開催される。
『そうゆうカルチャ~』
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アーク公式Xより引用
個性的な若手芸人が出演するネタライブ。
フライヤー画像が毎回とてもかわいい。
過去新宿バティオスや野方区民ホールで開催されている。
『ロッキョクイチバン!』
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アーク公式Xより引用
えびしゃ・コイオドリ・小虎・サービスエリア・十九人・みたらし祭り・ジュウロッカイ(ハチカイ)の7組による、お笑いの未来を担う超若手芸人のユニットライブ。
各賞レースに向けて切磋琢磨することが目的として掲げられている。
『エボルブ』
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アーク公式Xより引用
ネタ&コーナーのライブ。
事務所の違う芸人たちのわちゃわちゃを楽しめる。
『キモ・クレッシェンド寄席』
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アーク公式Xより引用
出演する順番によって"キモい"が加速していく禁断のお笑いライブ。通称 #キモクレ。
香盤がネタがキモい順に並んでいるのが特徴。今までの二回の公演はどちらもめぞんがトリを務めている。
『漫才大陸』『コント海洋』
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2024年1月27日『漫才大陸』フライヤー画像
アーク公式Xより引用
アークが開催している、漫才のみのネタライブとコントのみのネタライブ。
WALIVE
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WALIVE公式TIGETより引用
【名称】WALIVE(ワライブ)
【主な使用劇場】中野シアターかざあな、池袋ムーブメントスタジオ、なかの芸能小劇場、新宿ハイジアV-1、新宿Fu-
独特なメンバー縛りのネタライブやフライヤー画像の奇抜さが特徴的なのが、WALIVEである。
芸名やその芸人の芸風など、とある共通点を持った芸人を集めたネタライブが多く、それ以外にもエントリーライブやユニットライブやバトルライブなども開催している。
出演者は超若手から中堅まで幅広い。
また、フライヤー画像の強烈な絵柄のイラストも特徴的である。
【主な開催ライブ】
『お名前ちゃんシリーズ』
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WALIVE公式Xより引用
あるテーマにまつわる名前を持った芸人が集結するネタとトークのライブ。毎回少々こじつけと思われる芸人も数組呼ばれている。
過去『理科数学ちゃん』のほかに『生き物ちゃん』も開催されている。
『ツィゴイネルワイゼン』
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WALIVE公式Xより引用
若手から中堅まで幅広く出演するネタライブ。
フライヤーの西洋画のようなイラストが特徴的。
ちなみにライブタイトルの『ツィゴイネルワイゼン』とは、サラサーテ作曲のヴァイオリン独奏曲の名前である。
『明るいユニットライブ』
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WALIVE公式Xより引用
明るい炎・うちまつげ・加藤ミリガン・マイアミバスケットボールクラブ・マリーマリー によるユニットライブ。
ネタ2本と企画で楽しむことが出来る。
毎月MCと企画の担当が変わる。
『ラジオラジオラジオ!』
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WALIVE公式Xより引用
ラジオが面白い芸人が出演する、夏のラジオ天国お笑いパーティーネタライブ。2023年に初めて開催された。
『お笑い紅白対抗ネタ合戦』
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WALIVE公式Xより引用
赤組 VS 白組 でネタと企画で勝負するお笑い合戦。お客さんの投票により勝敗を決める。
こちらも2023年に初めて開催された。
【関連リンク】
・WALIVE公式X
・WALIVE TIGET
・WALIVE PassMarket
ラクシュミ
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【名称】企画ライブ集団「ラクシュミ」(略称:ラクシュミ)
【代表】矢野号
【主な使用劇場】高円寺ジュンジョー、座・高円寺2、中野シアターかざあな、ハイジアV-1、新宿バティオス
どこかミステリアスで魅力的な雰囲気のあるネタライブや、とある代表的企画ライブを主として開催しているのがラクシュミである。
ネタライブや後述する「紹介王決定戦」を開催している。ライブによってフライヤーの雰囲気がガラっと変わるのが特徴的。
代表は元々大阪吉本でピン芸人をしていた矢野号氏である。そのため、芸人をしていた時代から付き合いのある芸人が出演することも多い。現在も「ラクシュミ」主催で定期的に単独ライブを行っている。
【主な開催ライブ】
『紹介王決定戦』
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ラクシュミ公式Xより引用
その場で即興で対戦相手の「嘘の」紹介をし合い、優勝者を決める企画バトルライブ。ラクシュミを代表するコンテンツであり、ルー
ルやセットの改良を重ねながら定期的に開催している。
詳細なルールは以下の通り。
一対一で相手に対しての嘘の紹介をし合い面白さに応じて1~3ポイントを獲得でき、一定時間内により多くのポイントを獲得した人の勝利。
なお半分ほど時間が過ぎると、MCから追加で二人の間の架空の関係性が発表されるため、それに対応した紹介も求められる。(例:「二人は同じ店でホストとして働いていたそうですね?」)
最近では出演者が赤色を基調にした衣装を着ていたり、豪華なセットが建てられたり、ビジュアル面でも非常にこだわりが見られる。
また、各出演者が登場するときに読み上げられるキャッチコピーも見どころの一つである。(例:「父にありがとう、母にさようなら、そしてすべてのまーちゃんにごめんね」真空ジェシカ川北)
ネタライブも兼ねた「ネタやって紹介王やろうぜ」や、より若手の芸人が出演する「紹介王決定戦 New True Liars」など派生ライブも多く存在している。
紹介王のライブ動画をアップするYouTubeもあるため、実際の様子が見たい方は是非チェックしていただきたい。
『最重要案件』
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ラクシュミ公式Xより引用
何かが起こるかも…?という独特な雰囲気が魅力的な、ネタとコーナーのライブ。コーナーでは新規の企画の他、出演者による紹介王決定戦が行われることもある。
最近は頻繁には開催されてはいないものの、かつてはラクシュミの中では最大規模のライブであった。
会場は新宿バティオスで開催されることが多い。
『色シリーズライブ』
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ラクシュミ公式Xより引用
色の名前がタイトルに付けられたライブシリーズ。若手から中堅まで5組の芸人が出演し、ネタとトークとコーナーを行う。
これまでに「赤い木刀のワルツ」「青い衝動のジャイブ」「白い情報のキノコ」が開催されている。三公演ともに西洋風のフライヤー画像が印象的である。また、三公演とも会場は高円寺ジュンジョーである。
『高円寺ネタ純情』
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ラクシュミ公式Xより引用
高円寺ジュンジョーで開催されるネタライブ。ピン芸人のみ出演する「高円寺ピンネタ純情」もある。
出演する芸人は「純情」という名前にふさわしいような、比較的芸歴を重ねた組が多い印象。
【関連リンク】
・ラクシュミ公式X
・ラクシュミスタッフX
・矢野号X
・ラクシュミ(矢野号)TIGET
・ラクシュミLivepocket
・紹介王決定戦Youtube
ニンバス

ニンバス公式Xより引用
【名称】ニンバス(英表記:nimbus)
【主催】仲村ルイ
【主な使用劇場】高円寺ジュンジョー、座・高円寺2、野方区民ホール
個性的な企画ライブやコンセプトネタライブなどを多く開催しているのがニンバスである。複数回開催されシリーズになっているライブもあるが、単発で開催されるライブも多い。
これらのライブのほか、元学生芸人を中心とした若手芸人の新ネタライブやユニットライブ、ツーマンライブ等も主催しており、全体としても出演芸人の芸歴が比較浅い印象である。
主催は作家の仲村ルイ氏であり、ニンバスでのライブ主催のほか、大喜利マイティマスク杯を始めとしたアマチュア大喜利の大会の主催や各種ライブの手伝いなども行っている。
【主な開催ライブ】
『シャッターチャンス』
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ニンバス公式Xより引用
芸人の指定したタイミングのみ、ネタ中の写真撮影がOKになる企画ネタライブ。これまでに3回開催されており、毎回ライブ後にはXで魅力的な写真が多数投稿される。
出演者には事務所や世代など、幅広い芸人が名を連ねている。
方南会館や座・高円寺2で過去開催されており、ニンバスの中では最大規模のライブと言える。
『Gluttony グラトニー』
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ニンバス公式Xより引用
賞レース決勝進出者から今見ておくべき注目の若手まで一気に見られる強欲ネタライブ。野方区民ホールで初回が開催された。
漫才・コント・ピン、プロ・学生芸人、若手・中堅など、枠に縛られないまさにニンバスらしいとも言える出演芸人の幅の広さが魅力的。
またフライヤー画像や公演の出囃子など、ダークな雰囲気も特徴的である。
『別天地』
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ニンバス公式Xより引用
元学生芸人超若手VS先輩芸人の対決ライブ。毎月開催されており、ニンバスの中では最多で開催されているライブである。
清水駿平、美魔女、現代仏具、坊屋、えびしゃ、タータンライナー スリーメン、 青御膳、鉄雄のレギュラーメンバーに加え、先輩ゲスト2組が出演しネタで対決をする。
観客が面白いと思った3組に投票し、1位になった組がいるチームが勝利。ネタのほか、集計中はコーナーも楽しむことが出来る。
主に高円寺ジュンジョーで開催されている。
『清水駿平VSユビッジャ・ポポポー』シリーズ
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ニンバス公式Xより引用
清水駿平とユビッジャ・ポポポーが対決をする企画ライブシリーズ。
これまでに『ユビッジャ空手道場vsグーフィー空手道場』と『清水駿平とユビッジャ・ポポポーの新ネタを見て、 みんなでブラッシュアップした後そのネタで対決して 勝った方のネタをみんなでやるライブ』の2公演が開催されており、毎回異様な盛り上がりを見せている。
先述の2人のほか、サノライブ、ヒガ2000、群青団地 横の3人もなぜかレギュラーメンバーとなっている。
【関連リンク】
・ニンバス公式X
・仲村ルイX
・ニンバス TIGET
・ニンバス PassMarket
・ニンバスフリーカレンダー
nicorn
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nicorn公式TIGETより引用
【名称】nicorn(読み:二コーン)
【主催】いしだみのり
【主な使用劇場】新宿バッシュ‼、新宿ブリーカー、ハイジアV-1
シンプルなコンセプトのネタライブやエントリーライブなどを多く制作しているのがnicornである。一カ月に複数回開催されるなど、シリーズ化というよりレギュラー化しているライブが多い。
出演者は毎回刷新しているというより、nicornおなじみと言えるような固定のメンバーも多い。好きな芸人やメンバーの組み合わせを継続して観続けることが出来るのは一つの魅力である。
ほぼすべてのライブが、新宿バッシュ‼か新宿ブリーカーのいずれかで開催されている。
主催はいしだみのり氏である。nicorn名義のライブ主催のほか、その他さまざまな団体のライブのスタッフも務めている。
【主な開催ライブ】
『SUN』
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nicorn公式TIGETより引用
nicornの看板とも言えるようなネタライブ。一カ月に2回ほど開催されている。nicornの中では比較的芸歴を重ねた芸人が多く出演している。
またSUNにはほぼ毎回出演している、レギュラーメンバーと呼べるような芸人も多い。特にあおいちゃん、うちまつげ、おべんとばこ、加藤ミリガン、コデラ戯言、ヒガ2000、ペンた丸、ボートヨットカヌー、みたらし祭り、源川、みのり等の芸人は高い頻度で出演している。
主に新宿バッシュ‼で開催されている。
『SKY』
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nicorn公式TIGETより引用
SUNの若手バージョンのようなイメージのネタライブ。
SUNとSKYのメンバーはある程度しっかりと区別されており、SKYのMCは毎回SUNからのメンバーが務める。またSKYからSUNに(昇格のような形で)出演するライブが変わることもある。
新宿バッシュ‼や新宿ブリーカーで開催されている。
『R』
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nicorn公式TIGETより引用
ピンネタのみのネタライブ。
オファーされた芸人のほか、バトルライブ『MOON』にてエントリーライブ勝ち上がり組の中で上位3位に入った芸人が出演権を獲得する。
『MAN MAN ZAI』
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nicorn公式TIGETより引用
漫才のみのネタライブ。
オファーされた芸人のほか、バトルライブ『MOON』にてエントリーライブ勝ち上がり組の中で上位3位に入った芸人が出演権を獲得する。
『Conte Conte』
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nicorn公式TIGETより引用
コントのみのネタライブ。
オファーされた芸人のほか、バトルライブ『MOON』にてエントリーライブ勝ち上がり組の中で上位3位に入った芸人が出演権を獲得する。
『MOON』
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nicorn公式TIGETより引用
エントリーライブ(「N 2, 3 minutes」)の勝ち上がり組によるバトルライブ。
エントリーライブ勝ち上がり組の中で上位3組に入った芸人はMAN MAN ZAI/Conte Conte/Rへの出演権を、全体で1位を獲得した芸人はSKYへの出演権を獲得することが出来る。
また、全体で5位以内に入った芸人は次回の『MOON』も出演することが出来る。
21時以降の比較的遅めの時間帯に開催されている。
『N 2, 3 minutes』
フリーエントリーライブであり、お客さん投票で1位を獲得した芸人は上位ライブ『MOON』に出演することが出来る。
ネタ時間は2分または3分を選ぶことが出来る。エントリー費は1人1000円。
『漫談家の雄』
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nicorn公式TIGETより引用
漫談のみのユニットライブ。
レギュラーメンバーは、おべんとばこ 、コデラ戯言、ぬらぬら、バニーぴょん吉郎、街裏ぴんくの5組。これらに加えて毎回ゲストが2組出演する。
【関連リンク】
・nicorn公式X
・いしだみのりX
・nicornTIGET
phantom
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phantom公式TIGETより引用
【名称】phantom(読み:ファントム)
【主な使用劇場】新宿バッシュ‼、高円寺ジュンジョー
ユニットライブやネタライブ、特定の芸人にフォーカスしたライブなどを主催しているのがphantomである。
出演しているのは比較的若手の芸人が多く、特にプロダクション人力舎所属の芸人が中心となったライブが多い印象である。
ライブ映像は配信も行っており、ZAIKOからアーカイブを視聴することが出来る。
【主な開催ライブ】
『にんにく道場』
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phantom公式TIGETより引用
人力舎所属の芸人によるユニットライブ。
ユニットメンバーは、あそび、海を売る男、ジャンク、スパイシーガーリック、バローズ、まぐろ兄弟、ゆむらの7組。これらの芸人のほかに毎回ゲストが2組出演する。
ユニットメンバーは各組新ネタを2本披露し、ゲストはネタを1本披露する。
『チョモランマ』
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phantom公式TIGETより引用
漫才やコントなど、多種多様なネタを楽しめるphantomの看板ライブ。事務所や世代など幅広い芸人が出演する。
高円寺ジュンジョーで開催されている。
『あおいちゃん×いろはラムネ 新ネタライブ『蒼色波』』
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フライヤー画像 phantom公式TIGETより引用
あおいちゃんといろはラムネの2組による新ネタライブ。それぞれ新ネタを3本披露する。また2~3組ゲスト芸人が毎回出演する。ゲストはネタを1本披露する。
終演後には『ラムネーちゃん』という2組によるトークライブも開催している。
『ファントムチャレンジライブ』
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phantom公式TIGETより引用
phantomによるエントリーライブ。出演者は3分ネタに加えて、トークコーナーにも登場する。
2023年の年末を最後に開催されていない。(2024年6月10日現在)
【関連リンク】
・phantom公式X
・phantomTIGET
・phantomZAIKO
U&Cエンタプライズ
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U&Cエンタプライズ公式TIGETより引用
【名称】U&Cエンタプライズ
【主な使用劇場】なかの芸能小劇場、新宿バッシュ‼、新宿ハイジアV-1、下北沢シアターミネルヴァ
2012年からお笑いライブの主催をしている、歴史のあるライブ制作団体がU&Cエンタプライズである。
主に新宿バッシュ‼やなかの芸能小劇場を拠点にして、若手/中堅やコント/漫才といったシンプルなコンセプトのネタライブを開催している。
ツイキャスにてライブの生配信も行っており、バトルライブの場合配信からも投票を行うことが出来る。
【主な開催ライブ】
『ベストエンタ!』
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U&Cエンタプライズ公式Xより引用
(今のところここまでしか書けていません…!!!すみません!今後更新していく予定なので、お待ちいただけますと幸いです!!)
ヒカトクレ
ライブ制作まによん
WLUCK
コミナミプロ
ばばとあおき
ビビプロ
ユノス
落GO!企画
ライブシリーズ編
モータースLIVE!
#ワイガヤ
おもしろフィロソフィー
TEPPEN・トンガリ
ぶちぬき魂(魂シリーズ)
首領猿ライブ・疾風迅雷舞・肉食ライブ
おじさんライブ
謎のユーモア
M-SMILE お笑いグランプリ
shooow time!
主催作家編
河谷忍
小川悠介
かーしゃ
キャモン西本
ふかまちはじめ
田村健(七転びヤモリ)
主催芸人編
サノライブ
右手でグーパンチ
マリオネットブラザーズ井上
デンコーセッカ生田いく
最後に、この記事を読んでのご意見や、この項目を追加して欲しい!というご要望がもしあれば、下記のフォームに是非送ってほしい。