1ヶ月走り抜けて考えた事(私見ですよ)
デッキ構成上大事にしている事
一ヶ月色々やってみました
ドリームオーダーが販売されて間もなく一ヶ月が経ちます。正直、野球大好きでこのカードゲームがリリースされたら、完全移行しようと思っていたのですが、事前のティーチング会が仙台で何回か行われていましたが参加者は少なく、事前の予約もあまりと聞いていました。不安しか無いし、ショップ大会に行っても開催無しになるんじゃないかという不安しかなかったです。
いつも伺うショップの店長さんが、がっつりやってくれていたのが救いでした。そんなこんなで、リリースされてじわじわとプレイヤーが増えていき、先週のショップ大会は定員マックスで開催されました。
この間、どういう考えでやってるんすか?と聞かれました。たまにきかれるので、頭の整理も兼ねて書いていきます。
ベンチデッキの構成について
野手編
現状、大会等が予定されているのが「球団限定構築」「オールスター構築」の2種類が発表されていて、私も構築は「横浜」「セ・リーグオールスター」の2つを構築しています。
ベンチデッキを構成するうえで、野手のコストが10というところをどういう構築にするのか。
球団限定構築の場合、第一弾までしか出ていない事もありカードプールが少ないので構築コストは自ずと絞られてきます。
3‐3‐2‐1-1構築
コスト3の選手を2枚採用することでAPの高い選手で攻撃を優位に進める構築になります。しかし、この構築だと選手の4人がコスト0となり、コスト0の選手にはAP4の選手が多い構成になります。AP4を打順の前に固めると序盤に点数が取れなくなることが多いです。打順の後半に固めると、DP7-8のクローザーが出てくると身動きが取れなくなります。となると、一気に攻めきる大胆さと戦略が必要となる野手構築になります。現状3-3-1-1-1が球団限定構築になりますかね
3−2−2−1−1−1構築
コスト3の選手を1枚採用に対して、準ずるパワーのコスト2の選手を二枚いれることで安定感を上げることが出来ます。コスト0の採用が3枚の為、しっかりパワーを上げながら、読みかつ事で打撃判定まで持ち込む事も出来ると思います。使用感はバランス型といった感じでした。コスト0の使い方が鍵になりました。
3−3−3−1
現状この構築が可能なのはオールスター構築のみですが、エスパーの方にはピッタリの構築だと思います。上位、中位、下位打戦を分割して考えて、3番、6番、9番にコスト3の選手を配置。値千金、覚醒でホームランしか狙わない。というエスパー、メンタリストの方々向きの玄人デッキに跳ね上がります。一回だけ使用しましたが疲れました。
というように野手の構築はこれからもカードソースが増える度に可能性は上がります。
今は3-2-2-1-1-1の構築でAP4の枚数を3枚以下にするのが戦いやすさを感じました。
投手編
現状、ベンチに5人登録が可能という事でチーム事情にもよりますが私は先発、中継ぎを各2、クローザーを1というベンチを作っています。
中継ぎが潤沢なチームであれば、先発、クローザー各1の中継ぎ3という構成でもいいかと思います。
横浜、福岡、中日のようにDP8のクローザーを使えるチームは、先発、中継ぎはコスト1、0で繋いでいく。阪神のように先発にDP8の選手を起用している場合、中継ぎ、クローザーをコスト1,0でしのいでいく形になるかと思います。
リリーフはこのゲームで大事なドローソースとなるために回数を最大限使いたい。
そうすると、コスト2→コスト0→コスト3の2回リリーフより、コスト1→コスト1→コスト0→コスト3のような3回リリーフをしたほうがドロー回数が増える訳です。でも、リリーフに必要なタイムカードは3枚しか使えない(大半のチームが)為に、4リリーフは現状ありません。
そこで着目するのが、DPです。DPは5~8までの設定があります。このDPの平均値を6を切らないように設定していく事が大事。
DP値が5のピッチャーだと覚醒しても10、打者のAPの最低値は野手で4だから、4が覚醒する場合2枚を相手に切らせる事が出来て、こちらは1枚でも勝つことが出来ます。しかし、AP5の打者とDP5のピッチャーが対戦した時は、両方覚醒でも打者が勝つため、ピッチャーは2枚切らないと勝てない数値になります。
そこでDP6のピッチャーと、AP5以下の打者との対戦を沢山作る事が大事になります。AP6の打者はコスト3と打線に1~2名しか入れる事が難しい為、DP6以上のピッチャーには有利対面になっていきます。
DP7-8のクローザーが3回からしか投入出来ないのはそこにあります。
なので出場コストを抑えながら、DPのアベレージを6以下に整えると、横浜だと
・東DP6(2)→伊勢DP6(1)→入江DP6(1)→山崎DP7(1)
というリレーだと、DPavが6.25となりだいたい有利な対面値になります。しかし、DP値8の選手がいるチームに関してはその選手を出して、さらに強い対面を作りたいのも事実です。その際には必ずDP5の選手を組み込まないと厳しいコストとなっています。
その際は、DP5のテキストの無い選手を引きずり過ぎない事が重要です。あくまでもカードを増やす為と割り切って、打者1人で変えるのはありだと思います。しかし、手札で覚醒条件を満たしてる場合は覚醒させて2人くらいまでは引っ張るのはありだと思いますが、1人目に覚醒を使用して2人目にも覚醒を使用する場合、相手に「勝負師」を切らせる可能性がAP5のカードなら可能ですが、相手の山札の枚数が極めて少ない場合、レストに「勝負師」を送っても山札切れで転生してしまうので、相手山札が少ない場合の覚醒は気を付けて。
横浜の場合は、山崎コスト3がDP8、打撃判定-1を持ってるクローザーがいるので、このカードは組み込みたいので、
大貫DP6(1)→伊勢DP5(0)→入江DP6(1)→山崎DP8(3)
という繋ぎ方になります。入江投手までを2回までで2継投を実行します。入江投手も打撃判定-1を持っているので、強振に牽制をかけられるので打撃判定-◯のカードは入れ得とも言えます。
打順決定編
この打順はかなり監督さん達の色が色濃く出てくるので正解はありません。頭からガンガン打つ打線。中盤から盛り上がる打線。色々ありますが、そんな時は自チームの選手の特性を観察してみるといいと思います。
ヤクルトなら、ビハインド時に能力が上がる選手が多いので、後攻を取って先制を最小に抑えて一気に逆転を狙う打線。
巨人、阪神はそもそもAP値の高い選手が多いのでパワー押し切りも可能。
中日は手札が3枚以下の時にパワーアップの選手が多く
日ハムは、戦術カードを使うと更にパワーアップ。
などなどの特徴があるので、そちらと監督の好みを見ながら組むのもいいでしょう。
リアル野球と同じ打線もよし、私ならリアルでこう組むな。
とか色々楽しめるポイントです。
メインデッキを組むぞ!
メインデッキとは、試合に出場している選手達をパワーアップさせたり、相手をパワーダウンさせるカード。このゲームの肝になるから大事に組んでいきたい。30枚のカードのせめぎ合いである。
覚醒の概念
同名のカードで選手をサポートした際に発生する「覚醒」という効果は単純にAP値を2倍にする強力な特殊効果であるのだが、AP値の低い選手が覚醒した場合は一概に得ではない事もあります。
AP4vsDP6の対戦だとAP4が覚醒した場合、8となり相手のDPが9を超えないとアウトにならないので一見覚醒が有利に見えるのですが、サポート値は最大4まであるので、サポート値3のカード1枚で守られる為に有利とは言えないのです。
覚醒が有効に機能するAP値は6。そりゃそうだ。
なんですが、実は絶対に覚醒得はAP5なんですね。
AP5の覚醒は、AP10なんですが覚醒カードにもう一枚足してあげるとサポート値にもよりますが、最大13までAPを上げてあげられるのでAP5のカードは積極的に覚醒させてあげるといいです。
投手の覚醒も同様の計算をしていくのですが、投手は先にサポートを決めなければならないので、打者のマックス、アンダーを考えて切る必要があります。
戦術カードの重要性
このゲームには横向きのカードが存在していて戦術カードと呼びます。一芸に特化していて、選手カードのサポートよりも強力なカードになるのですが、ディフェンス時のみ、オフェンス時のみというカードなのでディフェンス時にオフェンスのカードを引くと、手札が圧迫されます。諸刃の剣ですね。
しかし戦術カードには無駄に3枚入れなきゃいけないカードがあります。それが「勝負師」というカード。勝負師は「覚醒無効」という効果がありますが、勝負師の効果は最優先に処理されるため覚醒を封じる効果と、覚醒時効果も無効にしてしまうとても鬼のような戦術になります。
切りどころが難しいように見えますが、山札が転生するので、試合中は積極的に切りたいところもあります。だいたい1試合で少なくても1回、多いと3回ほどの転生タイムありますから。
テキスト効果「本領発揮」
選手をサポートする上で、テキスト効果も重要なのですが特にディフェンス時に効果を発揮する「本領発揮」と言われるテキストがあります。
本領発揮の効果はカードにより色々な効果があります。ゲッツー、打撃判定-◯、DP強化などありますが、横浜を例にあげると山本捕手の本領発揮は、打者がミートにDP+1、強振にDP+2になる。
という効果があります。選手カードは基本はミートか強振どちらかを+するのですが、本領発揮でもともとあるミートサポートが2+1でミートサポート値が+3、強振サポート値も+2という効果が付与されるのでミート、強振どちらも守れます。
というように、本領発揮はディフェンスサポートに強力な上に、オフェンスでは覚醒の種になります。本領発揮の発動条件が、試合に出場している事なので。という訳で本領発揮があるカードは無条件で3枚入れたいです。
メインデッキにいれるもの
という考え方から私はまず3枚必須のカードから入れていきます。
本領発揮3種×3
勝負師×3
この段階で12/30が固まりました。残り18枚。
まずはAP値の高い選手カードを2枚ずつ入れます。
打席は多くて2回から3回回ってきますが、山札転生もあるのでマックスまでは入れなくていいかな。そしてAP値の高い6は入れたいですね。DP値の高い投手も2枚は入ってもいいかと思います。
メインデッキは、基本的に同チームであれば入るのでディフェンスの値の高いカードも少しは入れてもいいかと思います。
優先順位としては
高い
・勝負師・本領発揮
↓
・AP高いカード(各2枚)・DP高いピッチャー(各2枚)
↓
・サポート値の高いカード、その他戦術カード
低い
って感じですかね。
最後に
今回はあくまでも私が1ヶ月、ショップ大会に出て出した考察で、他所様のnoteと被っていたりなんかもあるとは思います。
カードゲーム自体は素人なので、素人で考えてる事なんかはベテランさん達なんかは、わかっている事だと思います。
しかし、このドリームオーダーはカードゲームの勝ち負けもですがリアルのNPBの導入にもなり、NPB好きのコミュニケーションツールにもなりえるという側面もあると感じてます。
これからもエンジョイプレーをもっとうに、プレーしていきたいです。
ゲームセット⚾