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[古団地リノベ#24] 棚板に色をつけたい!

築60年超の団地の一室のスケルトンリフォーム記録です。現在50平米の古団地の一室に家族4人と1匹で住んでいます。子どもが成長するに従いだんだん手狭に、そんな中、隣室が開くという事で、購入しましてフルリノベをしています。建築家や工務店を介さず直接職人さんにお願いする方法で、ゆっくりやっていますが、どうなることやら。完成は2024年11月の予定!

このノートについて

50平米の狭い部屋ですが、でかい収納が欲しいので6mぐらいのウォークスルークローゼットを設けています。ここに棚を造り付けるととんでもない予算がかかるので、大工さんにダボ柱を付けてもらいました。

壁は前のノートで紹介したUTクリートというグレーのセメントボードです。これに合わす棚板を探さなければなりません。色はグレーが無難でしょうか

木の板に色のついた表面材を貼った化粧板が第一候補になりますが、あれ、様々なサイズの板が必要になるダボ柱のクローゼットには全く向いていません。

大きな化粧板から切り出して小さな棚板を作るのですが、その状態では小口は化粧されておらず、ベニアが丸見えなので、小口に化粧テープを貼らなければいけません。

ただ、なにせ棚板は50枚近くあります。これを材木屋にやってもらうとすごいコストがかかりますし、現場でのサイズ調整ができなくなってしまいます。大工さんにお願いするのも気が引けますし、自分でやるとしても、ものすごい時間がかかりそうです。

棚板に必要な要件は次の通り。

  • グレーの色の20mm厚程度の板

  • 丸鋸で簡単にサイズ調整できる

  • 切っても小口がグレー

  • ビスで固定できる

探してたどり着いたのがこれ。

カラーMDF

カラーMDFという素材です。MDFはMedium Density Fiberboardの略で、直訳すれば中密度繊維板です。木の粉をギュッと固めて作った板でホームセンターでも売っていてDIYでもよく使われる板だと思います。

カラーMDFは木の粉をあらかじめ染色してから固めたMDFで、当然、どこを切っても染色した色になっています。様々な色が展開されていまして、壁に似た濃灰色もあったので、それを棚板に採用しました。

設置してみた

こんな感じ。照明のせいで板がちょっと茶色っぽいですが、実際は濃灰色でセメントボードにもマッチしています。

小口

小口も全て同じ色です。切っても同じ色。テープ貼る手間がかかりません。ダボ柱クローゼットのために生まれてきたかのような素材ですね。今回は太閤というメーカーのを使いました。板取図を渡したら切って納品してくれます。現場でサイズ合わせが必要な板以外はプレカットでお願いしました。

https://www.taikoh.life/coloredmdf.html

この板2点だけ注意点があって、まず小口にビスは効かないそうです。また水に弱いそうです。ダボ柱クローゼットには関係なさそうな欠点です。

合わせたダボ柱もダークグレーをラインアップしているロイヤルのシューノ32を使っています。

フローリングを敷いて大工さんの仕事は殆ど終わったので、器具つけ等に五月雨式に来てもらっていますが、次回来るまでに、ある程度、自分で棚板をブラケットに付けてしまおうと思います。

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